『パール金属』の「キャプテンスタッグ」ブランド、ハンディタイプのコーヒーミルを購入しました。
ハンドミルの使い方や使った感想などを書いています。
目次
ドリップコーヒーを始めた
2018年8月30日の当ブログの記事にドリップコーヒーを始めたことを書いています。
上に貼った記事リンクがそれです。
リサイクルショップで偶然に『月兎印』のスリムポットを見つけて衝動買いしたことがコーヒーを始めたきっかけです。
100円ショップ『Seria(セリア)』で、ドリッパーやペーパーフィルター、スプーンといった基本的な道具を購入しました。
豆は 『業務スーパー』で「ラグジュアリッチ」というコーヒー豆のレギュラーコーヒー「ブラジル&コロンビア」を購入しました。
せっかくだから自分で豆を挽きたいと粉ではなく豆のままのを買っています。
コーヒー豆からコーヒーを淹れるためには、豆を挽くための器具「ミル」が必要になります。
私は『ニトリ』で1,000円ほどの安いコーヒーミルを購入して、それを数ヶ月使っていました。
ところが使っているうちにミルの金属部分に青錆のようなものが発生してしまいました。
上にリンクを貼った記事にそのことを書いています。
それ以前に使いづらさを感じてもいたので、代わりのコーヒーミルが欲しい、具体的には『ポーレックス』のセラミックコーヒーミルを購入したい。
そういうことも上の記事には書いています。
キャプテンスタッグ「ステンレスハンディーコーヒーミルS」
結局、私が購入したコーヒーミルは『パール金属』の「ステンレスハンディーコーヒーミルS(セラミック刃)」でした。
私自身よくわかっていないのですが、おそらく『パール金属』のうちキャンプなどアウトドア系のブランドが「キャプテンスタッグ」です。
その「キャプテンスタッグ」ブランドから販売されているコーヒーミルがこれから紹介する品になります。
認識が違っていたら申し訳ありません。
こちらが「18-8ステンレスハンディーコーヒーミルS(セラミック刃)UW-3501」です。
多分。
多分と書いた理由は、説明書もろともパッケージの箱を紛失してしまいまして、購入したミルの正確な品番がわからないからです。
キャプテンスタッグの公式webサイトの「18-8ステンレスハンディーコーヒーミルS(セラミック刃) UW-3501」の商品ページのリンクを張ります。
実は、ニトリのミルがどうこう書いている記事を先ほど紹介しましたが、あの記事を書いた直後に「ステンレスハンディーコーヒーミルS」を購入しています。
我慢できず。
我慢できなかったことと、Amazonでタイミング良く年始のセールが開催されていて、そこに「ステンレスハンディーコーヒーミルS」がセール対象商品になっていたことがあって買いました。
あの記事は2019年に入って間もない1月7日に書いていますから、記事作成日が2019年5月3日のため既に4ヶ月近く使用していることになります。
Amazonの販売価格は記事作成現在、3,323円です。
購入したときの価格を忘れましたが、セールだったので3,000円しなかったはずです。
2,500円とか2,700円とか、その辺りだったと思います。
デザインの酷似している『ポー○レッ○クス』のコーヒーミル セラミック・ミニは、Amazonで6,264円ですから、半額以下で購入できました。
どちらが元かというとポーl(ry... ですかね。
「ステンレスハンディーコーヒーミルS」の特徴
キャプテンスタッグ「18-8ステンレスハンディーコーヒーミルS(セラミック刃) UW-3501」の特徴はどのようなものでしょうか。
サイズ
サイズです。
- 容器容量:約120ml
- 豆容量:約17g
- 本体サイズ:約Φ46×高さ135mm
- ハンドルサイズ:約28×113×高さ35mm
- 重量:約219g
キャプテンスタッグのwebサイトの商品ページには概ねこのように書かれています。
材質
材質です。
- フタ・容器:18-8ステンレス
- 本体:18-8ステンレス・ポリプロピレン(耐熱温度100度)、ポリアセタール(耐熱温度100度)、ステンレス・鉄(ユニクロメッキ)
- ハンドル:ステンレス(耐熱温度100度)、ポリプロピレン(耐熱温度100度)
- 刃部:セラミック磁器
以上です。
原産国は「日本」と書かれていました。
臼がセラミック刃だと、金属臭がなく食材本来の風味を損なわないそうです。
また、陶磁器のセラミックは金属より摩擦熱が生じにくいことが考えられますから、熱による豆への悪影響も比較的少ないでしょう。
使い方
「ステンレスハンディーコーヒーミルS」の使い方を紹介します。
右下が本体、右上が本体のフタ、左下が挽いた粉を受ける部分、そして左上がハンドルですね。
本体の黒い部分がゴムでしょうか、グリップになっています。
豆を挽いているときに手の滑り止めになります。
本体に豆を入れます。
本来なら、画像のように本体に粉受け部分をはめ込んでから豆を入れます。
先ほどの画像では、内部がわかりやすいように粉受け部分を外しました。
本体に豆を入れた後にフタをします。
フタをしないとハンドルを回しているときに豆が飛び散ってしまうでしょう。
試したことはありませんけど。
ハンドルをはめます。
六角形の穴が空いていて、本体から伸びている断面が六角形の棒にはめ込めるようになっています。
六角形で引っかかりが生まれて、ハンドルを回す力が棒に伝わり、棒から臼に伝わり、豆を挽くことができると。
本体下部にあるダイヤルを回して、豆を挽いたときの粒度(りゅうど)を調節します。
時計回り(右回り)にダイヤルを回すと豆が細かくなり、反時計回り(左回り)にダイヤルを回すと豆が粗くなります。
画像だと細かい粉を挽けます。
画像だと粗い粉になります。
と言いますか画像はやり過ぎで、このまま挽いてもほぼ豆のままの状態で粉受けに落ちてしまうでしょう。
今回はわかりやすくゆるゆる状態にしてみました。
私の使い方
ハンドミルの使い方を紹介します。
粒度調節のダイヤルは一定値回すと小さな引っかかりがあり、引っかかると同時に「カチッ」と音が鳴ります。
このカチッ音が何回鳴るか、つまり「何カチ」かで粒度を決めます。
まず始めに一番きついところまでダイヤルを回しきります。
時計回り(右回り)ですね。
理由は同じスタート地点にするためです。
モカエキスプレスのモカコーヒーを淹れる場合です。
回しきったところから反時計回りにダイヤルを回して、「3カチ」から「5カチ」ほどの粉を使用しています。
極細挽き。
ドリッパーがペーパーフィルターや金属フィルターを使って「4:6式」(「4:6メソッド」)で淹れるときや、「フレンチプレス」で淹れるときです。
「10カチ」前後の粉を使用しています。
粗挽き。
「ネルドリップ」で淹れる場合は色々試している途中です。
今のところ「8カチ」くらいが良い塩梅かなと思っています。
ペーパーフィルターも淹れ方によっては8カチくらいで良いかもしれません。
具体的に豆を挽いた具合や、挽いた粉を淹れている様子は、これまでの当ブログの記事をご覧になってください。
今年の1月中旬以降に淹れているコーヒーは全て「ステンレスハンディーコーヒーミルS」を使っています。
コーヒー粉の状態で売られている品で淹れるときはもちろん使っていません。
メンテナンス・分解
「ステンレスハンディーコーヒーミルS」のメンテナンスについてです。
使い続けると器具内部にコーヒーの微粉が溜まっていきます。
使用時に毎回刷毛などを用いて掃除をしていても、どうしても溜まっていきます。
そのため定期的にミル本体を分解して内部を掃除してあげる必要があります。
分解の仕方は簡単です。
先ほどの粒度調節ダイヤルを粗い方向、つまり反時計回り(左回り)に回し続けるだけ。
ダイヤルが軸から外れると画像のようになります。
臼も外すことができます。
ダイヤルや臼は刷毛(はけ)でおおまかに粉を取り除いた後に、水洗いをしてきちんと乾かせばOKです。
刷毛は『Seria(セリア)』で購入しました。
塗装用の刷毛でしたが、ミルを掃除するためだけに使っているので問題ないでしょう。
軸は水洗いをしても大丈夫でしょうか?
説明書が見つからないので確かなことは言えません……申し訳ありません。
水洗いができなくとも、布巾などで拭いた上でしっかりと乾かせば問題ないでしょうか。
洗って完全に乾かした後は、ダイヤルや臼を外したときとは逆の順番にはめていけば良いだけです。
簡単ですね。
使用した感想
「ステンレスハンディーコーヒーミルS」を使った感想です。
率直に申し上げてとても使いやすい、大きな欠点の見当たらない商品でした。
少なくとも今まで4ヶ月ほど使ってきた限りにおいては。
ダイヤルの粒度調節がしやすいです。
挽くときも、以前使っていたミルより力を必要とせず楽にハンドルを回すことができます。
取り外しやメンテナンスもしやすいです。
あえて難点を挙げるならば、一度に使える豆の量がやや少ないことでしょう。
一度に挽ける豆野料は最大17グラムほどのようです。
実際には無理矢理20グラムほど入れ込むことも可能でした。
しかし私の、1日に1杯か2杯を淹れる頻度、飲み方からするとちょうど良いサイズで、使うことに問題を感じていません。
それに、購入するときにスペックを調べれば、一度にどのくらいの量の豆を使うかはわかることですからね。
ちなみに私は1杯につき10グラムの豆を使っています。
そうそう、グリップのゴム部分にゴミが付きやすいことも難点かもしれません。
材質的に仕方のないことですけど。
おわりに
ということで、Amazonのセールで『パール金属』のキャプテンスタッグ「18-8ステンレスハンディーコーヒーミルS(セラミック刃) UW-3501」を購入して、使い方や分解の仕方、使った感想などを書いた記事でした。