100円ショップ『Seria(セリア)』に円錐形の「コーヒーフィルター」が売られていました。
待ちに待った円錐形フィルターだったので、購入して使ってみました。
目次
円すい形コーヒーフィルター
100均の『Seria(セリア)』に円すい形の「ペーパーフィルター」が売られていたので、さっそく購入しました。
画像がその円すい型のコーヒーフィルターです。
「Cone-shaped coffee filter」と英語でも書かれています。
画像右上には「日本製」と「天然パルプ100%」の表示があります。
商品の裏側です。
円すい形は、深い珈琲粉の層ができ、お湯が長く触れることにより、成分を多く抽出するのに優れていますので、本格的な味わいが楽しめます。
上記引用部のように書かれています。
画像右上には「無漂白」「40枚」の文字があります。
セリアで売られている他のペーパードリッパーは、ドイツ製で100枚入りの品がありました。
今回の円すい形のペーパーフィルターは、同じ100円でも入っている枚数が半分以下と、1枚あたりの価格は高めに設定されています。
ここはマイナス点です。
取り出したフィルターです。
円すい形をしていますね。
ワイヤードリッパー
ドイツ製の100枚入りペーパーフィルターは、円すい形ではなく「台形」でした。
セリアや他の100円ショップで売られているドリッパーも、多くは台形をしていますから、基本的にはフィルターも台形が良いです。
ところが、セリアには某メーカー製のワイヤードリッパーのような製品が売られています。
画像がそれです。そっくり。
しかし何度見てもこのときの淹れ方は下手っぴですねぇ……。
めっちゃ不味そう。
画像は以前当ブログで2018年8月に書いたEテレの番組『やまと尼寺精進日記』の感想記事で、私がドリップコーヒーを始めたことに触れたときに貼ったものです。
使いまわし。
画像をご覧いただくとおわかりのとおり、ドリッパーがワイヤーですよね。
ワイヤードリッパー。
それなのに画像では、ペーパーフィルターに台形タイプを強引にはめ込んで使っています。
ドリッパーとフィルターの形が合っていません。
どうして合っていないフィルターをドリッパーに強引にはめ込んで使っていたか?
理由はシンプル、売られていなかったからです。
そう、円すい形のドリッパーが売られていたのに、ペーパーフィルターは台形のものしか売られていなかったのです。
少なくとも私が行ったお店では。
何というちぐはぐ。
『Seria』の他の100円ショップ、例えば『ダイソー』とか『Can Do(キャンドゥ)』とかも見て回りました。
しかし売られているフィルターは台形ばかりで、円すい形は一つも売られていませんでした。
ダイソーとキャンドゥに関しては、ドリッパーも台形のものしか売られていませんでしたから、それはそれで問題ないですね。
(後にダイソーではワイヤードリッパーが売られていましたが……)
モヤモヤしたものを心に抱えながらも、お店にコーヒー好きの店員さんがいないからドリッパーとフィルターの形の違いにまでは気が回っていないのだろうと諦めていました。
『HARIO(ハリオ)』は円すい形のペーパーフィルターを発売しています。
売っていますけれども価格が300円超するので躊躇します。
貧乏なのでできれば100円で手に入れたい。
その後『HARIO(ハリオ)』の金属製のフィルターを購入しました。
ということもあって、台形のペーパーフィルターを使い切ってからというもの、ペーパーフィルターそのものに手を出さなくなくなっていました。
ところが先日、たまたま『Seria』に立ち寄ったときに見つけたのです。
円すい形のペーパーフィルターを。
売られることはないのだろうと半ば諦めていたので、見つけたときには我が目を疑いました。
何度見返しても円すい形フィルターだったので、思わず買ってしまいました。
それが先ほど貼った画像です。
淹れてみた
『Seria』で購入した円すい形ペーパーフィルターで使ってコーヒーを淹れてみました。
パッケージからフィルターを1枚取り出して、端の一辺を折りたたみます。
ギザギザが付いている一辺ですね。
折りたたむ方向は気にせずどちらでも。
フィルターを広げて、付いている折れ目を指でならします。
フィルターをワイヤードリッパーにセットします。
ドリッパーを持ち上げると円すいの先がもっと深く入ります。
使うときにはコーヒー粉とお湯の重みが加わることもあって、画像ほど上部がドリッパーからはみ出ることはありません。
大丈夫です。
画像がなくてあれですが、使用したコーヒー豆は『業務スーパー』で購入した「ラグジュアリッチ」ブランドの「ブラジル&コロンビアブレンド」です。
ローストの具合は「シティロースト」、中深煎りのこと。
挽き方は中挽きから粗挽きくらいですか(適当)。
豆(粉)の量は2杯分の20グラム、1杯10グラム計算ですね。
蒸らしの一投目を入れた後と思います。
画像下にあるオレンジは秤です。
『タニタ』のだ○さい花柄が入ったデジタルスケール。
自分用のスケールが欲しい。
コーヒーの淹れ方は粕谷さん提唱の「4:6式」あるいは「4:6メソッド」です。
淹れ方は当ブログで以前記事にしています。
2投目か3投目。
これも2投目か3投目。
この豆の凹み感は4投目っぽいです。
私は最近、ポットをあまり回さずにお湯を淹れます。
よく、500円玉とか100円玉の大きさで「の」の字を描くようになどと言われますけど、回すことはそれほど気にしないで良いように思います。
全く回さないのもどうかと思いますから、その辺はバランスよく。
お湯の投入が終わったところ。
抽出されたコーヒーがサーバーに落ちています。
粉の中央に泡がありますね。
この泡が大事らしいですよ。
よく知らないですが。
投入したお湯の量は300ミリリットル。
規定量のお湯を淹れ終えたら、フィルター内にお湯が残っていてもドリッパーごとサーバーから取り外してしまいます。
淹れ終わったサーバーです。
ドリッパーは、抽出されたコーヒーが全て落ちきる前にサーバーから離します。
いつもの我が相棒、大昔に『モスバーガー』で貯めたポイントで交換して手に入れたマグに注いで終わりです。
飲んだ感想
ペーパーフィルターで淹れたコーヒーを飲んだ感想です。
ペーパーフィルターで淹れたコーヒーは、ステンレスフィルターで淹れたりフレンチプレスで淹れたりしたものよりも、クセの少ない素直な味わいに感じられます。
ステンレスフィルターで淹れた方が味わいにも舌触りにも荒々しさを感じる。
紙が粉から出てくる雑味のようなものを吸着するのでしょうか。
おわりに
ということで、セリアで円すい形のペーパーフィルターがあったので買って淹れてみた記事でした。
セリアさんが円すい形ペーパーフィルターを導入したのは、どなたかがクレームを入れたからでしょうか。
言われて気がついて……みたいな。
いや、クレームを入れたのは私だというオチはないですよ?
クレームを入れる度胸がないですし、そもそもクレームを入れようと思わないですね。