『業務スーパー』のコーヒー豆「ラグジュアリッチ」ブランドのうち「グアテマラ・ブレンド」を新たに購入しました。
豆を挽いて、ハンドドリップで淹れて、飲んだ感想を書きました。
目次
カルディの豆を使い切った
2018年11月26日に、『カルディコーヒーファーム』さんで3種類のコーヒーを購入したことを当ブログで記事にしました。
上記記事リンクがそれで、あれから1ヶ月ほどかけて『KALDI(カルディ)』で購入したコーヒーを全て使い切りました。
『カルディ』さんのお店の前を偶然通ったとき、コーヒー豆の半額セールをしていることを知りました。
店内に入ってみると、コーヒー豆が200グラム300円から330円ほどの安価で売られていたことから、「ブラジル」と「コロンビア」と「マンデリン」の3種類を計1,000円ほどで買ったのです。
それまで私は1日1杯のコーヒーを飲む生活をしていました。
ところが、一度に600グラムもの豆を購入したため、できるだけ豆の鮮度の高い状態でコーヒーを楽しみたかったこともあって、『カルディ』さんで豆を購入してからというもの1日2杯から3杯のコーヒーを飲むようになっていました。
普段の2倍から3倍の消費量。
しかも、ストレートを1種類ずつだけでなく2種類や3種類のブレンドも試したかったので、3種類とも同じタイミングで開封していたのです。
これまでと同じ1日1杯ペースで大事に飲んでいたら、最後の方は鮮度がかなり落ちていたことでしょう。
そんなこんなで1ヶ月ほどで飲みきりました。
「ラグジュアリッチ」に戻る
『カルディ』さんで購入したコーヒー豆3種類を、先日すべて使ったので次のコーヒー豆を購入することにしました。
『カルディ』さんの前は『南蛮屋』さんで「特上ブレンド」を買っていました。
比較的値段高めのコーヒー豆ばかりを購入してきましたから、貧乏な私としては身の程をわきまえて「あの店」に戻ることを考えました。
あのお店とは私の味方『業務スーパー』です。
記事タイトルにも見出しにも書いているのでもったいぶって書く意味がないですけどね……。
これまで私は『業務スーパー』でコーヒー豆を2種類買ってきました。上に貼った記事リンクがそのときのことを書いたブログ記事です。
購入してきたコーヒー豆は「ラグジュアリッチ」という商品名です。
内容量が400グラム。
価格が税込み400円ほどだったはずです。
1グラム1円ほどと、とっても安いコーヒー豆になります。
『珈琲まめ工房』
「ラグジュアリッチ」を販売している会社は『珈琲まめ工房 株式会社』さんです。
『珈琲まめ工房』さんのWebサイトを拝見すると、「商品紹介」ページがあります。
ページには商品一覧が載っているのですが、前回買った「モカ・ブレンド」と今回買った品が載っていないのですよね。
どういうことでしょう?
本品が新商品で、webサイトは新商品に対応していないということでしょうか。
グアテマラ・ブレンド
「ラグジュアリッチ」はこれまで2種類購入しています。
白いパッケージの「ブラジル&コロンビア」のブレンドと、赤いパッケージの「ブラジル&モカ」のブレンドです。
今回購入した「ラグジュアリッチ」は「グアテマラブレンド」です。
画像がパッケージです。
青というかネイビーですか。
パッケージに「Brazil & Guatemala」と書かれています。
ブラジルとグアテマラのブレンドと判明。
アラビカ種100%使用。
パッケージ裏面は画像のようになります。
賞味期限は来年2019年10月10日と結構長いですね。
また、パッケージ裏面には「本品は(株)神戸物産グループ会社で生産しています」と書かれていました。
『業務スーパー』を経営している『神戸物産』さんのWebサイトのうち「グループ会社」ページを拝見したところ『珈琲まめ工房』の名前もありました。
そういうことでしたか。
焙煎の度合いは「ミディアムロースト(浅煎り)」だそうです。
画像の表はわかりやすいですね。
浅煎りに行くほど酸味が強くなり、深煎りに行くほど苦味が強くなると。
ミディアムは、ライト、シナモンの次に浅煎り。
つまり酸味が強めに出る煎り方なのでしょう。
グアテマラ産高級豆SHBグレードを贅沢に使用したブレンドが、厳選アラビカ種豆100%仕様のラグジュアリッチシリーズに仲間入りしました。
柔らかな酸味が口に広がり、その口当たりは滑らか。後味には繊細な余韻を残し、ほのかにチョコレートのようなアロマを感じさせてくれます。
パッケージの反対のサイドにはこのように書かれていました。
豆の挽き方は「中細挽き」がオススメだそう。
私の手で商品を持ってみると画像のような感じになりました。
サイズ感がおわかりになりますか?
パッケージを開封して中の豆を取り出した様子が画像。
思っていたより濃い色をしていました。
浅煎りということでもっと薄い茶色をイメージしていたのですが。
ちなみに、以前紹介した赤いパッケージの「モカブレンド」の豆は、画像のようになります。
構図や画角が異なるのであれですけど、グアテマラとモカに大きな色の違いはなさそうな……?
グアテマラ・コーヒー
グアテマラのコーヒーにはどのような特徴があるのでしょうか。
手持ちのコーヒー関連本『珈琲のすべて』を引っ張り出しました。
本によりますと、グアテマラは2000年代前半の「スペシャリティコーヒー」を牽引する存在だったそうです。
また、地理的な特徴から太平洋や大西洋、湖、メキシコ平原、高山地帯など、多様性があることも、グアテマラのコーヒー生産の特長として書かれていました。
柔らかな酸味が口に広がり、その口当たりは滑らか。後味には繊細な余韻を残し、ほのかにチョコレートのようなアロマを感じさせてくれます。
『ラグジュアリッチ』のグアテマラブレンドには上記引用部のように書かれていました。
本品のパッケージには「グアテマラ産高級豆SHBグレードを贅沢に使用した」とも書かれています。
コーヒー豆 - Wikipediaを読んでみると、「ストリクトリー・ハードビーン(SHB)標高1350メートル以上」と書かれています。
ラグジュアリッチには最高級のグレードの豆が使われていることを示しています。
何パーセントかはわからないものの。
メキシコ、ホンジュラス、グアテマラの中米地域の産地では標高が高いほうが品質が良い豆が取れるとして
中米では標高が高い産地ほどグレードが高くなるのですか。ほぉ。
「ラグジュアリッチ」がSHBグレードの豆を使っているということは、多様性のあるグアテマラの中でも高山地帯で生産された豆、の認識になるのでしょう。
前出の『珈琲のすべて』には、グアテマラでは「サンタカタリーナ農園」が有名で、「フローラルな香り、甘く華やかな酸、しっかりしたコクとバランスが特徴」と書かれています。
ラグジュアリッチがこのサンタカタリーナ農園の豆かはわからないものの(値段を考えるとたぶん違うでしょう)、商品パッケージには「柔らかな酸味が口に広がり、その口当たりは滑らか。後味には繊細な余韻を残し、ほのかにチョコレートのようなアロマを感じさせてくれます」と書かれています。
この名用は『珈琲のすべて』に記された特徴と大きく離れたものではなさそうに感じられます。
淹れてみた
「ラグジュアリッチ」の「グアテマラブレンド」を淹れてみました。
豆の粒度は画像のように、中挽きくらいと思います。
使用したコーヒー豆の量はきっちり20グラム。
画像に写っている赤いコーヒーポットは『月兎印』のスリムポット、ドリッパーは『HARIO(ハリオ)』のステンレスフィルター「カフェオール」です。
いずれも値段は1,000円ほど。
サーバーはリサイクルショップに、未使用品で『メリタ』のものがあったので買いました。値段は500円ほどだったはず。
豆にお湯を投入。
右手でポット、左手でカメラを持っているため、湯量のコントロールが大変です(言い訳)。
一投目、蒸らしている最中と思います。
淹れ方は粕谷哲さんが提唱する「4:6式」あるいは「4:6メソッド」です。
2投目か3投目か忘れました。
最近は(左手にカメラを持たなければ)お湯の線を細くできるようになっています。
なので以前より淹れ方が上手くなっているような気がしなくもないです。
淹れているとき、以前より、ひらがなの「の」の字を描くように回さなくなっています。
ほとんど中央に湯を投入し続け、たまぁに100円大から500円大の大きさに回す程度。
膨らんでいますが、やはり「ラグジュアリッチ」は膨らみは小さい印象です。
『南蛮屋』さんが一番こんもりしたかも。
ドリップを始めたばかりの頃は、お湯を投入しても豆が膨らんでくれないことを悩んでいた時期がありました。
膨らんでいることが上手く淹れられているバロメーター的に捉えていたのです。
今現在もそれ自体は間違えていないとは思うものの、当時ほど膨らみにこだわらなくなっています。
昔の画像を見ると、ベチャッとしていていかにも不味そう……。
これは挽いた豆の粒度が細かすぎたことが原因と思われ、お湯を含んだことで豆が下に沈んでしまっていたからベチャッとなっているのでしょう。
粒度は粗めにした方が膨らみやすい感覚を覚えてからは、昔のような失敗は減っています(失敗しないわけではない)。
淹れ終わったコーヒーです。
淹れ終わった後の豆は画像のような感じです。
撮影に夢中になっていて、淹れ終わってもサーバーからドリッパーを外していませんでした……余計なものまで抽出されていそう。
飲んだ感想
「ラグジュアリッチ」の「グアテマラブレンド」を飲んでみました。
パッケージや本に書かれているとおり、グアテマラの豆は香りも少し酸味を感じ、飲んだときも口に入れた直後から酸味が強めに感じられます。
浅煎りのミディアムローストなこともあって、苦味やコクは薄く、あっさりした味わいです。
飲み込んだ後にもスッキリした果実のような香りが口に残る感じがして、爽やかなコーヒー、そういう感想を持ちました。
私は苦味やコクが好きな傾向にあると思っていました。
でもさっぱりやフルーティな味も、これはこれで好きかもしれません。
苦味やコクが好きな傾向というより、単に深煎りを飲んでばかりいたため、それしか知らなかったのでしょう。
これまでも書いているように、ラグジュアリッチは1グラム1円ほどの価格です。
価格からすれば十分美味しい豆で、今回も同じ感想を持ちました。
ありがたやありがたや。
おわりに
ということで『業務スーパー』で「ラグジュアリッチ」の「グアテマラブレンド」を買いましたの記事でした。
コーヒーミルは『ニトリ』の1000円ほどの手動の物を購入して使っています。
でも最近、豆を挽いた後に、ミルを回したときにできたであろう鉄(?)の微粉が結構出ていて困っています。
鉄の微粉が挽いた豆の中にも入っている可能性は高いと思いますから……ミルを新しくしたいです。
ポーレックス……。