ディスディスブログ

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元住吉祥平が自室のベランダから飛び降り自○?助かるのでしょうか? - 朝ドラ『半分、青い。』99話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年7月25日放送の99話は元住吉祥平が○殺? でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第17週「支えたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年7月23日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第17週「支えたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は2000年(平成12年)。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第17週現在29歳と思われます。

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という架空の町の、梟(ふくろう)商店街という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

 

2000年現在、鈴愛は結婚をしています。

結婚相手はリョウちゃんこと「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」。

映画会社「クールフラット」の代表で映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」の弟子、助監督です。

 

鈴愛は漫画家を辞めて以来、フランチャイズチェーンの100円均一ショップ「大納言(だいなごん)」でアルバイトをして生計を立てていました。

大納言のオーナーが藤村三姉妹で、次女「藤村光江(ふじむら・みつえ、演:キムラ緑子)」と三女「藤村麦(ふじむら・むぎ、演:麻生祐未)」と末っ子「藤村めあり(ふじむら・めあり、演:須藤理彩)」の3人。

100均になる前、お店はオーダーメイドの帽子屋で、光江は帽子教室「3月うさぎ」を開いていて、麦は野鳥オタク、めありは不明です。

 

漫画家時代の仲間の、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは17週現在でも交流があります。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」とも同様です。

 

16週で、鈴愛は光江から大納言の代わりに新しく店を開き、その店長を任されていました。
大納言の雇われ店長「田辺一郎(たなべ・いちろう、演:嶋田久作)」はどうなるのでしょうか?

 

祥平が監督に

リョウちゃんが、「佐野弓子」という人が書いた小説『名前のない鳥』を原作に、新しい脚本を書きました。

2年かけて。

 

脚本の出来は上々で、師匠の元住吉祥平監督の評価がすこぶるよく、原作者の佐野さんにも見せて映画化の許可をもらおうということになりました。

祥平の自宅兼映画会社「クールフラット」にて、佐野と出版社の編集、映画会社のエグゼクティブプレミアムプロデューサーの「斑目賢治(まだらめ・けんじ)」、そして祥平の4人が集まりました。

 

佐野はリョウちゃんの脚本をいたく気に入り、映画化の話にゴーサインを出します。

が、そのとき祥平はリョウちゃんがその場にいないことを良いことに、自分に映画の監督をやらせて欲しいと進言しました。

佐野さんは祥平の『追憶のかたつむり』のファンということもあったのでしょう、彼の申し出を快諾しています。

 

斑目や編集者には、自分の作品の初映像化なのだから、無名の新人(リョウちゃん)ではなく『追憶のかたつむり』の祥平に、と佐野さんの意思で祥平に決めた体で話を伝えています。

佐野さんからそう話していました。

佐野さんが祥平から話があったから、と言わなかった理由は何?

 

クールフラットの意味

書いていて気がついたのですが、祥平とリョウちゃん会社「クールフラット」は2人の名前から取っているのでしょうね。

涼次の涼=クール+祥平の平=フラットでクールフラット。

 

涼次の反応は?

リョウちゃんが脚本した『名前のない鳥』が映画化される話は、後に祥平と斑目からリョウちゃんに伝えられています。

ここでも、佐野さんが監督はどうしても元住吉祥平が良いと言っているから、ということにしています。

祥平が奪った事実は祥平と佐野さんの2人しか知らないこと。

話を聞いたリョウちゃんはショックを受けつつも、脚本は認めてもらえたのだし、自分の書いた脚本を師匠の祥平に撮ってもらえるなんて光栄だと、受け入れていました。

鈴愛は納得が行っていなかったみたいですが。

 

『名前のない鳥』製作発表

『名前のない鳥』の映画化決定はたいへんな話題となり、メディアに対して会見を開くなどしていたようです。

祥平としては後に引けなくなったということ。

 

後悔

祥平はその後、ずっと表情が冴えません。

仕事がない、もう一度映画監督として名を挙げたい、そういう気持ちがあのときの祥平を支配していて、自分を慕うリョウちゃんが2年もかけて書いた脚本を奪ってしまった。

魔が差した。

 

祥平は後日、斑目を自室兼会社に呼び出して、やはり涼次に『名前のない鳥』の監督をやらせてあげて欲しいと懇願していました。

が、製作委員会は佐野の原作と祥平の監督だから出資を決めていますから、このタイミングでの監督交代など到底通る話じゃない、と斑目は拒否します。

涼次じゃあ駄目、元住吉監督なら何とか箔がつくと。

 

それは祥平でなくても良かった、もっと有名な監督であれば集客がより見込めると言われているようで、元住吉はさらに追い込まれることになるのです。

「『岩井俊三(岩井俊二?)』や『北野タケノリ(北野武?)』が撮った方が集客が見込めるということだろ!!」と荒れていました。

 

直談判

さらに祥平は佐野にも同様の話をしに直談判しています。

しかし、こちらも受け入れてはもらえませんでした。

出資も映画会社も決まっている段階で監督交代などできる訳がないと。

 

佐野さんは祥平に親近感を覚えたようです。

監督をやらせてくれと言ったあのときの目が見苦しくて、「あ〜仕事ないんだな〜」と思ったそうです。

佐野さんは、小説家なのに大学を出ていません。

家にもお金がない。

だから小さなチャンスも見逃さず、見苦しいこともたくさんして、一つずつ階段を上がって今のポジションを得た。

そんな自分に、あのときの祥平の目は似ていた、だから祥平を使うことにした。

 

「でもあなた良い人なんだね〜」

「良い人は駄目、この世界で生き残っていけないよ」

「悪人にならないと、競争なんだから」

「一等賞でテープ切っても、またすぐ次のレースがある」

「そうやってずぅ〜っとテープに向かって走り続ける」

「それがこの仕事」

 

と佐野さんは祥平に言って去っていきました。

祥平の言葉は受け入れてもらえませんでした……。

 

懺悔

激しい良心の呵責に苛まれ、思いつめ、追い詰められていく祥平。

一人、家に戻ると、涼次の携帯に電話をかけます。

祥平は涼次に泣きながら……

 

「涼次ごめん……許してくれ……」

 

……と言った直後に電話を切り、そして部屋の窓を開けて……!!

 

というところで99話が終わりました。

祥平は自○をしてしまったのでしょうか?

 

おわりに

今回、藤村三姉妹の三女・麦が祥平に気があることがわかっています。

好きだと。

そういえば以前、酔っ払って藤村家に来たときから、麦は好意的に祥平のことを見ていましたね

『名前のない鳥』では野鳥が登場するので、映画製作を手伝って欲しいと、野鳥オタクの麦は頼まれています。

その流れで麦が祥平と会ったとき、彼に元気がないことを看破していて、それは明日以降の布石になっていると思われます。

麦がいろんな意味で救うのでしょうね、祥平を。

 

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