NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年8月25日放送の126話は和子さんの葬儀の後、でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
『半分、青い。』第21週「生きたい!」
2018年8月20日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第21週「生きたい!」の放送が始まりました。
物語の舞台は東京、時代は2008年(平成20年)。
本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。
鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。
鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第20週現在36,37歳と思われます。
森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。
が、第18週で涼次とは離婚して、楡野姓に戻りました。
鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃(ひがしみの)」という架空の町の、「梟(ふくろう)商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。
鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。
祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。
2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。
草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。
また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もいます。
鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。
律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。
鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。
ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。
父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:山田真歩)」です。
菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。
菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。
「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。
2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。
一時諦めていた映画監督への道を再び歩み始めるためです。
涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。
鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。
鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。
和子さんの葬儀
前回125話で、律の母・和子が亡くなりました。
劇中では死の瞬間は描かれず、いわゆる「ナレ死」でした。
126話では冒頭から和子さんの葬儀のシーンで、
式の前に律が会場からいなくなっていました。
そういうとき、律は木曽川の畔にいる。
鈴愛はすぐに察しがつき、向かうとやはり律は川に一人で座っていました。
隣りに立った鈴愛は(珍しく?)気を使って、
一人で居させた方が良いかと律に尋ねました。
律は、
「いやいいよ……てか居ろよ……居てよ」
と、三段活用で隣りにいて欲しいと言うので鈴愛は隣りに座ります。
寄り添う鈴愛。
自分が左耳を失聴したときに律が隣りにいてくれたように。
より子のあくび
式を待っているとき、
律の妻「より子(演:石橋静河)」は控室であくびをしていました。
それを鈴愛が遠目から見て気づいていました。
でも何も言わず。
あくび(欠伸)は生理現象ですから誰でもするものなので、
仕方がないと思いますけどね……。
より子はハンカチで口を抑えてしていましたし、
マナーから外れてはいないのではないかと。
脚本・演出は彼女が和子さんに関心がないことを伝えたいのでしょう。
より子を悪にしたがっている感。
健人と麗子が!
後日、ブッチャーを除く西園寺家と健人が楡野家を訪ねてきました。
どうやら麗子(ブッチャーの姉)と健人が結婚をするようです。
ええ……
展開早くないですか。
つい数回前はまだ付き合ってもいなかったのに。
結婚は仙吉の喪が明けてから、と健人は主張しています。
血縁ではないのですが、健人にとって仙吉は本当の祖父のようだからと。
義理堅いのです。
そして、もう一点。
結婚までの間、麗子がセンキチカフェで働きたいと言っています。
健人といつも一緒にいたいからと。
それと、思わぬ副産物と言ってはあれでしょうか。
麗子の父・満さんが、センキチカフェの土地代や賃料をタダにする
そう言っていました。
結婚祝いだと。
ブッチャーが言うには、満さんは娘の結婚を急いでいるようです。
どうして急いでいるかと言うと、
麗子は40歳近い年齢ですから、健人の気が変わらないうちに、と。
そういうことです。
リョウちゃんが!
リョウちゃんこと涼次が、映画監督として名を挙げつつあるようです。
ブッチャーがたまたま(たまたまですよ?)見ていた新聞に、
「『恋花火』口コミで人気 ロングランヒット中!!」
という見出しの記事があり、鈴愛が目ざとく見つけました。
今夏に公開した佐野弓子原作、
森山涼次初監督作品「恋花火」が、
じわじわと観客動員数を伸ばし、
ロングランヒットしている。
というような記事内容でした。
記事全ては画面に映りませんでした。
また、無職。
センキチカフェは、健人と麗子で人が足りている。
つくし食堂は、草太の妻「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」が、
息子「大地(だいち、演:田中レイ)」を私立の小学校に通わせたい
と、食堂でアルバイトをしています。
どちらも人手が足りています。
居場所が無くなったと感じる鈴愛。
また無職? と言っていました。
でも、役所に届け出たカフェのオーナー名義は鈴愛なのですよね。
店に立たなくてもやることは色々ありそうですけど。
商店街を上げてのイベント事を企画してみたり、
つくし食堂の3号店、カフェの2号店を作ってみたり。
それに麗子は結婚したら店を手伝うかわからないのですし、
子どもができればカフェどころではなくなるでしょうし。
居場所がない決めつけるのは早計かと思いますがどうでしょう。
律が、帰る。
和子さんの看病のために、大阪から名古屋へ転勤、
家族を大阪に残して、自分は実家に戻っていた。
つまり単身赴任をしていた律は、
次の異動で大阪に戻るそうです。
大阪の家に帰る、ということ。
また鈴愛たちとお別れです。
フィギュアスケート?
花野がフィギュアスケートに夢中です。
おそらく「浅田真央(あさだ・まお)」さんに夢中です。
楡野家の居間でフィギュアスケートを見て感化され、
家族の前でトリプルアクセルを飛んで見せました。
いや、実際にトリプルアクセルだったかはよくわかりませんでしたが、
宇太郎が言うには2回転半くらいはしたんやない? と言っていました。
さすがに地上では2回転すら無理でしょうけど……
まぁドラマですから。
ナレーションで、
「まさか、このときのカンちゃんの畳の上のダブルアクセルが、
この先の鈴愛の人生を大きく変えることになるとは……
お釈迦様でも知りますまい……なんまいだー」
と言っていました。
どうやら花野がフィギュアスケートを始めるみたいです。
おわりに
さて、次週は22週「何とかしたい!」です。
センキチカフェのマスコット、岐阜犬を
「津曲雅彦(つまがり・まさひこ、演:有田哲平)」が、
商品展開しようとしているのでしょう。
ていうか、和子さん亡き後、岐阜犬の声は誰がやっているのでしょうか?
麗子……は店に立っていましたし。
弥一?
また、「小西真奈美(こにし・まなみ)」さんも登場するようで……
緑色のウィッグを付けていましたが、何の役なのでしょうね。
小西さんがいた場所は学校かどこかの文化祭のようでしたから、
花野が通うことになる小学校の先生役でしょうか?