NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年4月18日放送の15話で律が一目惚れした女の子「清」とランバダ……!!
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
『半分、青い。』第2週「恋したい!」
2018年4月16日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第3週「恋したい!」の放送が始まりました。
物語の舞台は岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という、おそらく実在しない町です。
第2週の終盤から1989年(平成元年)に時代が移りました。
本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は1971年(昭和46年)7月7日生まれの、18歳、高校3年生、楡野家の長女です。
鈴愛の実家の楡野家は家族でふくろう商店街の「つくし食堂」を経営しています。
鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が鈴愛の年子の弟「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」、祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」です。
1980年以降、廉子さんは他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。
鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。
律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」です。
律の実家は写真店「萩尾写真店(?)」を営んでいます。
鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」等がいます。
ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。
父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。
菜生の家はふくろう商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。
菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。
鈴愛が暴れるので「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」もちょいちょい登場します。
第2週で、鈴愛が「ムンプス難聴」なる症状を発症して左耳が失聴しました。
ムンプス難聴とは「おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する難聴」と主治医の先生は言っていました。
律が一目惚れをした女子の名前は?
前回14話で、律がブッチャーと2人で弓道部の試合(?)を見に行っていて、彼はそこで一人の女の子に一目惚れをしたようでした。
律が一目惚れをした弓道部員は「伊藤清(演:古畑星夏)」という名前のようです。
読みは「いとう・せい」かなと思っていたのですが、15話で読みも明らかになりました。
清の読みは「さや」でした。
弓道部の試合を観た後、律とブッチャーが2人、学校でバドミントンで遊んでいたところ、シャトル(羽のついたやつ)が木の枝に引っかかってしまいました。
そこへ試合を終えて帰るところの清が通りかかって、弓でシャトルを落としてあげたのですね。
シャトルを手渡す清、シャトルを持った感触がひな鳥みたいとか何とか、律がキザな台詞を吐いた後に、清が「じゃ」と言って帰ろうとするので、律がもう一歩踏み出して名前を聞いていました。
清は律が名前を教えてくれたら自分の名前も教えてあげると言うので、律はフルネームを言った後に、律は「旋律の律」だと言うと、清も「さんずいの“清い”と書いて“さや”と読みます」と教えていました。
ん〜、トレンディー。
そこではお互いの名前を教え合うだけで、住所や電話番号などの連絡先、といっても当時は携帯電話などない時代ですから、家の電話でしょうけど、それらは教え合うことはありませんでした。
伊藤清は柏木高校の有名な美少女
ふくろう商店街の喫茶店「喫茶ともしび」で、律と鈴愛、ブッチャー、菜生の仲良し4人組で集まると、さっそく清の話で持ち切りです。
同じく弓道部の試合に出ていた鈴愛が言うには、「あれは毎年インハイにも出てるカシワギ高校(柏木高校?)の有名な美少女や」とのこと。
違う高校の生徒なのですね。
確かに、清は鈴愛や菜生とは違うデザインの、セーラー服の夏服を着ていました。
さらに、清は「名古屋の栄でスカウトされたってさ」とも鈴愛は言っていて、相当な有名人のようです。
名古屋の芸能事務所ですか。
ちなみに律は「アサツユ(と言っていましたか?)高校のトム・クルーズ」と呼ばれているみたいです。菜生が言っていました。
ただ、あまりに店の中で騒ぐので律はあまり話をしたがっていません。
ともしびのママ「まさこ」さんも聞き耳を立てています。
なので改めて律の部屋に集まってさらに話を進めていました。
律は「運命みたいなやったら、また逢える」と思っているみたいです。
つまり次、清と逢ったらそのときは連絡先を教えてもらおうとしているのでしょう。
告白までは……どうなのか。するのでしょうか?
でもそういうことを考えている時点で既に律が清を好きということでもありますよね。
守ってあげたいランバダ
15話では、1989年当時流行った2曲の歌が特に目立って扱われていたと思います。
いえ、正確には89年に流行っていたのは1曲だけでしょうか。
守ってあげたい
まず1曲目は「松任谷由実(まつとうや・ゆみ)」さんの「守ってあげたい」です。
「守ってあげたい」自体は1981年リリースだそうですから、89年当時から見ても若干古い曲です。
『半分、青い。』のドラマでは鈴愛たち3人が、清を想っている律を茶化すように「守ってあげたい」を歌うのですね。
ちなみに冒頭の「you don't have to worry」の意味は「気にする必要はないよ」でしょうか。
ランバダ
もう1曲は「ランバダ」です。
ランバダ(ランバーダ, Lambada)とは、南米から発祥し、1980年代後半に世界的に有名になったダンス及び音楽である。
(略)
このダンスのための曲として、フランスの「カオマ」(Kaoma) というグループが1989年に「Lambada」(オリコン最高位12位)というヒット曲を出した。また、カオマの曲はいろいろなアーティストがカバーし、日本では特に石井明美が日本詩(作詞:麻木かおる)でカバーしたことでも知られている。
ランバダのWikipediaにはこのように書かれています。
1990年3月21日、「ランバダ」(楽曲「泣きながら」のカバー)がヒット。
石井明美さんのWikipediaにはこのように書かれています。
石井明美さんというとTBSで1986年ですか、放送された「明石家さんま」さんや「大竹しのぶ」さん等が出演していたドラマ『男女7人夏物語』の主題歌の「CHA-CHA-CHA」が有名です。
言われてみれば確かに、石井さんがランバダもやっていた記憶はありますね……「CHA-CHA-CHA」の一発で終わってしまったかと思っていたらランバダで復活したような淡い記憶。
ドラマの舞台はまだ1989年と思いますから、かかっていた曲はこの石井明美さんが歌って踊っていた「ランバダ」という曲ではなく、ダンスミュージックのジャンルとしてのランバダ、「カオマ」の「Lambada」なのでしょう。
私は当時まだまだ子どもでしたから、大人すぎる・刺激的すぎる感じがして、家族の前で見づらかった思い出があります。
おわりに
鈴愛は家で、清のデッサンを描いていました。律にプレゼントするのだそうです。
それを見た弟の草太は姉に何かを言おうとして止めていました。
鈴愛もチクッと胸に小さな痛みが走っているみたいです。
自分の律への想いが、恋であることに気がついていないのですね。
でもそれは律も同じかもしれませんけど。
律もまた鈴愛への想いに気がついていないのかもしれません。
自分にとっての清と同じような存在が鈴愛の前に現れたとき、律も初めて鈴愛への想いに気がつくはずです。
幼少期から、ただの幼馴染みだから守ってあげたいと思ってきたのではなかった、と。