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律のプロポーズの返事は?そして1999年に時代が飛んだ…最近飛びすぎじゃないですか - 朝ドラ『半分、青い。』74話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年6月26日放送の74話は鈴愛が律のプロポーズに返事をして……でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第13週「仕事が欲しい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年6月25日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第13週「仕事が欲しい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は1992年(平成4年)から1995年(平成7年)に進んでいます。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第13週現在25歳です。

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という架空の町の、梟(ふくろう)商店街という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

 

1995年現在、鈴愛は東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」の敷地内にある「秋風ハウス」に住んでいて、その一部を改装し仕事場にもなっています。

この時点で秋風のアシスタントはしていない様子。

かつてのアシスタント仲間の一人、ボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」は、ティンカーベルを出て行き、『女光源氏によろしく』でコウダンカン出版からデビューし、それがヒットしたことで映画化をまでしている売れっ子です。

もう一人のアシスタント仲間のユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」は結婚して漫画の世界から足を洗いました。

ティンカーベルには、鈴愛が律から勧められてドハマリした漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」がいます。

 

律は、1990年に鈴愛と別れをして以来、一度も会っていませんでしたが……?

律は上京直後に住んでいたマンションで、同じ大学に通う「朝井正人(あさい・まさと、演:中村倫也)」と知り合い、また「伊藤清(いとう・さや、演:古畑星夏)」と付き合っていました。

 

プロポーズの返事

前回73話のラスト、岐阜の「夏虫駅」のホームを渡す跨線橋の階段で、唐突に律が鈴愛に対してプロポーズをしました。

 

鈴愛……結婚しないか?

 

と。

博多華丸さんが言うには「プロポーズのオフサイド」でしたっけ、上手い表現です。

74話では続けて……

 

「京都に……一緒に行かないか?」

 

……とも言っています。

律のプロポーズに対して鈴愛の返事は……

 

1999年へ

OPが終わると、劇中の時代は1995年から4年後の1999年の春に変わっていました。

鈴愛は28歳。

この時点で鈴愛は連載作家から秋風羽織のアシスタントに戻っています。

連載作品『一瞬に咲け』が打ち切りとなっていて、その後新たな連載作品の枠を取れずにいます。

生活のために秋風のアシスタントをしたり引っ越し屋でアルバイトをしたりして食いつなぎつつ、次の機会を探っている状況です。

 

律への返事は?

鈴愛は4年前、自分が言ったプロポーズの返事の内容に後悔をしています。

 

ごめん……無理だ

 

あのとき鈴愛はこう言って、プロポーズを断っていました。

 

断られた律は動揺し……

 

「そうだよな……や、冗談」

「(は?)や、冗談じゃなくて本気だったんだけど……」

「俺と鈴愛はそういうんじゃないもんな。なんつーか同じ日に生まれて兄弟つーかソウルメイトつーか」

「ごめん、今のは忘れてくれ」

 

……と言って去っていきました。

 

ソウルメイトとは?

魂の伴侶―ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅 (PHP文庫)

ソウルメイト (soulmate, soul mate) は、soul(魂)とmate(伴侶、仲間)を組み合わせた英語の造語で、魂の伴侶のこと。一般的には、共通の価値観や好みといった深い親和性のある相手、気性の合った人、ロマンチックな結びつきのある相手、運命の伴侶、特別な恋人、相思相愛の相手、互いに深い精神的な繋がりを感じる大切な人、深い縁を持つ人などを意味する[1][2]。

 

- ソウルメイト - Wikipedia

ソウルメイトのWikipediaにはこのように書かれています。

律が言った意味は精神的なつながりを感じる大切な人、という意味でしょうか。

 

プロポーズを○った理由

鈴愛は、律のことを嫌っているとか結婚したくないとか、そういう事を考えて断った訳ではないようです。

むしろ好きなのに断った。

あのとき結婚をしておけば良かった、YES!と言っておけば良かったと後悔すらしています。

断った理由は「律と結婚して京都へ行ったら仕事が来なくなると思ったから」です。

東京を離れて描くのは不安だと。

そしてそのときの鈴愛は当時より漫画家としてぐんぐん売れるつもりでした。

売れたら律に逆プロポーズしてやる、そのくらいの気持ちでいたようです。

でも売れなかった……。

 

「ごめん、無理だ」の意味

また、断った際に言った「ごめん、無理だ」の言葉も気になっています。

それは「お前とは無理」と受け取れるから。

そういう意味で言ったのではなく、「今は無理、売れたら迎えに行く」という意味で言ったようですけど。

ボクテたちにはそうは聞こえないみたいです。

まぁ言葉が足りていない感は否めない。

言う前に電車来てしまい、言えなかったと弁明。

 

これは後々引っかかる言葉になるのでしょう。

律は「お前とは無理」と言われたと受け取った可能性大ですから。

 

ボクテとユーコとユーコの子ども(男の子?)と4人で中華街へ行っていたときの会話で、鈴愛が2人に説明をしていました。

 

晴の手紙

鈴愛の母・晴が秋風に手紙を送っていました。

それは娘の鈴愛の将来を案じている内容で、家には鈴愛に見合いの話が来ているから先生からも勧めてくれはしないかというものです。

相手は、地元の信用金庫の課長で初婚、と言っていたでしょうか。

鈴愛の左耳のことも了解した上での見合い話だそう。

 

女の幸せは家庭に入り、子どもを産むことだという価値観の持ち主なのですね、晴さんは。

鈴愛の価値観・人生観はそうなのか、というところが重要かと思いますけどね。

 

おわりに

律が今、鈴愛のことをどう思っているのか、鈴愛の言葉をどのように受け取ったのか、他に女性と付き合っているのか、結婚したのかするのか、清だけに清と元の鞘に戻っているのか、気になることばかりです。

菜生とブッチャーが何やら律のことを話していましたが……?

 

鈴愛は見合い結婚を時代錯誤と言っていましたけど、私は別にいいんじゃないかと思います。

学生時代に、見合い結婚をした女性と知り合って、その人のことが好きになっていたことがあったので、そう思うのかもしれません。

彼女が旦那さんと見合いをしなければ、私が彼女を知ることもなかったのだから、と。

 

ていうか最近、年数が飛び過ぎじゃないですか……?

凄いダイジェスト感。

 

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