Mac(マック)のアプリケーション「写真」でRawの画像データを扱えるそうなので、早速デジイチで撮影してみました。
目次
Macの写真アプリケーション
Macの「写真」アプリケーションでRaw画像のデータを保存したりレタッチしたりすることができるみたいです。
「写真」アプリはMacOSであればデフォルトで入っているはずです。
私は、10年ほど前に発売されたNikon(ニコン)のエントリークラスのデジタル一眼レフカメラ「D3000」を持っています。
しかし、これまでRawではほとんど撮影したことがなく、ほぼjpegでしか撮っていませんでした。
当初使っていたSDカードが2GBしかなく大容量のRawデータを多く保存できなかったことから敬遠していた、という理由でした。まぁ一番の理由は「面倒」だったのですが。
現在は32GBのSDカードを使っていることもありますし、先日、何となくRaw撮影をしてみようと思い立ったことで、試してみることにしました。
「写真」を立ち上げ、任意の画像を読み込ます。
読み込んだ画像、あるいは保存している画像を選択すると上に貼った画像のような画面になりますから、その右上の「編集」ボタンを選択します。
「編集」ボタン左隣りにある、ペンとペン先が光っているようなアイコンは、選択されている画像を自動で補正してくれます。
ただ、これだと自分が思ったように補正されないことも多い印象です。
ちなみに画像の黄色い花は「ロウバイ(蝋梅)」です。結構お気に入りの写真。
選択した画像が違っていて申し訳ないですが、こちらが「編集」を選択したときの画面になります。
上のメニューで「調整」「フィルタ」「トリミング」モードを選択でき、右サイドメニューには上メニューで選択したモードの編集が行えるようになっています。
上の画像では「調整」モードになっていて、ライト、カラー、白黒などの調整、レタッチ、赤目補正、ホワイトバランス、レベルの調整を行えるようになっています。
結構色々できますね。
画像の鳥は「トビ(鳶)」と思います。
画像からダイナミックレンジ(色階調)のイマイチ感が伝わってきますね……これがエントリークラスの限界か。
Raw画像とは?
RAW画像(ローがぞう、英: Raw image format)は、デジタルカメラなどにおける完成状態にされていない画像データのことである。英語でRawは「生」「未加工」を意味するものの、未加工ではない画像データをRAW画像と称していることもあり注意を要する。
RAW画像のWikipediaにはこのように書かれています。
簡単にいえば、加工処理されていない生の画像データだということですか。
実は、Nikonには「Capture NX-D」というRAW現像のソフトウェアがあります。私もこれを使えばよかったですね。
RAW画像から、このCapture NX-DやAdobeのPhotoshop、同社のLightroomなどで、露出を変更したり、ノイズリダクションしたり、シャープネスやトーンカーブ、傾きの調整、クロップなどガリガリいじって自分の納得の行く画像に仕上げていく、という作業をするようです。
JPEGなどを加工するよりRAWの方がより自由度が高い、無理が効くということみたいですね。
D3000でRAW画像撮影
D3000にセットしたレンズは、キットレンズの「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G」です。
撮影モードはマニュアルです。ISOはオート、画質はRaw。
トリミングもレタッチもリサイズもしておらず、RawをそのままJPEGで書き出したデータです。
生データというだけあって、画像1枚の容量が非常に大きいです。ブログ記事の表示速度がいつも以上に遅いと思います。申し訳ありません。
はてなブログ遅いですよね……。
- 露出時間: 1/1600
- Fナンバー: 5.6
- レンズ焦点距離: 55
- 35mm換算レンズ焦点距離: 82
- ISOスピードレート: 1,600
2018年1月22日月曜日でしたか、関東地方南部の平野部にも20cm前後の雪が積りました。
これは2018年1月24日撮影した画像で、雪の日から2日経っていますが、日陰はご覧のように雪がまだ残っています。
- 露出時間: 1/4000
- Fナンバー: 6.3
- レンズ焦点距離: 55
- 35mm換算レンズ焦点距離: 82
- ISOスピードレート: 1,600
2018年1月24日は最高気温が6度ほどとかなり寒い日でした。加えて風が強かったので体感は0度か氷点下まで行っていたかもしれません。
まさに凍える寒さで、長時間外にいると体調をおかしくしてしまいそうでした。
- 露出時間: 1/1000
- Fナンバー: 5.6
- レンズ焦点距離: 55
- 35mm換算レンズ焦点距離: 82
- ISOスピードレート: 1,600
「コウバイ(紅梅)」が咲き始めています。「ハクバイ(白梅)」はもう少し日数がかかりそうです。
少しずつ春が来ています。もう少ししたら立春ですものね。
今が寒さの底、1ヶ月ほど我慢せねば。
こちらが「写真」で自動補正をかけた画像です。容量が倍になっていました。
補正前の画像と比べると、奥と手前との明暗のコントラストがついて、メリハリが生まれています。
でも、手前の梅をそんなに暗くしなくて良いのに、と個人的には感じます。 やり過ぎ感。
おわりに
正直、ブログで紹介している限り、今回紹介したRAW画像をJPEGに落とした画像と、普段写真のカテゴリで紹介しているJPEGで撮った画像に大きな違いは感じられません。
私の目が良くない(見る目がない)こともあると思いますが、PCモニターで、しかもブログ用にサイズが調整された状態で見ても……という印象です。
ある程度大きなサイズで印刷してみれば違うのでしょうね。良いプリンターが欲しくなってきました。
そうそう、私は一応Photoshop持っています。CS6を。Windows版で使えないのです……WindowsのPCも欲しい。