ディスディスブログ

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貴族のファルネーゼと従者セルピコの関係が明らかに! そしてガッツと合流です - アニメ『ベルセルク』14話「冬の旅路」の感想

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2017年4月8日土曜日02:25(金曜深夜)より、TBSにてアニメ『ベルセルク』2期が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

アニメ『ベルセルク』

berserk-anime.com

 

2017年4月15日の放送は第14話「冬の旅路」でした。2期2話です。

 

 

イントロダクション

胸のうちにくすぶる激情の炎に突き動かされ、終わりのみえない復讐の旅を続ける「黒い剣士」ガッツ。
彼の前に立ち塞がるのは、残虐非道な無法者、妄執に囚われた悪霊、そして敬虔なる神の使徒。
おぞましい人ならざる力を振るう敵に、鍛え上げ体と磨きぬいた技--人として力をもって、ガッツは戦いを挑み続ける。命を削りながらも。旅路の果てに何が待つのか。たとえはただ、“夜”の中にある。
目を凝らし、闇を見つめよ--!

こちらが1期のイントロダクションです。作品のジャンルはダーク・ファンタジー

 

鉄塊のごとき大剣をふるい「贄」の運命に抗い続ける黒い剣士・ガッツ。失踪した愛する者・キャスカを追う彼は、やがて聖地アルビオンへの辿り着く。法王庁の教義に縛られてガッツを追うファルネーゼと従者セルピコ、ガッツの技を盗もうと同行するイシドロ、立ちはだかるモズグスら超越者たち。
数多の出会いや死闘を経て、ついにガッツはキャスカとの再会を果たすのであったか…。
激化する戦いに呼応するかのように、救いを求める人々の願いが聖地に渦巻く。その想い、その命は、世界が求めし存在・グリフィスの顕現をもたらした。それは、人と魔が交じり合う新たな世界の兆しでもあった!
長い激戦を切り抜け、アルビオンを後にするガッツ。大切なものを「喪失わない」と決意を固めるが、新たな試練、新たな戦い、そして新たな出会いが彼を待ち受けていた---。

こちらが2期のイントロダクションです。1期のまとめ的なテキストですね。

ちなみに私は原作未読です。

 

 

14話(2期2話)「冬の旅路」

主人公「ガッツ」と彼が探し求めていた女性「キャスカ」、そしてフェアリーのような外見のエルフ「パック」の3人は「鍛冶屋ゴドー」の小屋に戻ってきました。

ところがそこに使徒「ゾッド」と彼を従えているガッツの仇敵「グリフィス」がいました。グリフィスは「リッケルト」と旧交を温めていたようです。ガッツとゾッドの戦いが行われ、その最中にグリフィスがキャスカを認めると、グリフィスはゾッドに戦闘を止めさせその場を立ち去りました。

「使徒」とか「ゴッドハンド」とか、原作未読の私にはさっぱりな設定ですけど、ゾッドが「使徒」ということは、それを使役するグリフィスはそれより上位の存在のはずで、おそらく彼は「ゴッドハンド」なのでしょう。

ゴドーの小屋にいることも危険が及ぶと判断されたのかどうか忘れてしまいましたが、ガッツたちは今より安全な場所(そのような場所があるのかどうか怪しいですが)を探すことにすると、パックが自分の故郷である「妖精郷」を勧めていました。妖精郷のことは「エルフヘルム」と呼んでいたかと思います。

 

 

ファルネーゼとセルピコの関係

14話では13話には登場していなかった、チューダー帝国法王庁直属「聖鉄鎖騎士団」の団長「ファルネーゼ」が久しぶりに登場していました。

ファルネーゼは聖地「アルビオン」の「断罪の塔(だんざい・の・とう)」でのガッツと異端審問官「モズグス」の戦いの後、騎士団団長を辞任し騎士団も抜けてガッツを追うことにしました。従者の「セルピコ」も同行しています。

14話ではセルピコの回想が多く入っています。セルピコの回想からわかったことは「セルピコはファルネーゼの異母兄」であることです。異母兄妹

セルピコは子供の頃に、これまた子どもだったファルネーゼに拾われて彼女の従者になりました。しかし、ある時ファルネーゼの父に呼び止められ、自分が首に下げているネックレスのペンダントから、ファルネーゼの父が自分の父親でもあると判明しました。

セルピコの母は侍女をしており、ファルネーゼ父との間に身籠った子が、ということのようです。

ファルネーゼ父からそのことを固く口止めされたことから、セルピコはファルネーゼを含む他人の前でその事実を口にしません。セルピコとは血のつながりがあることは、ファルネーゼは知らないことのようです。セルピコは爵位を持っているという噂話も出ていましたから、口封じの条件が爵位だったのでしょう。

使役するされるの関係だけではないのですね、セルピコにとっては。だから騎士団を辞めても彼女に付いていくのでしょう。異母妹のために。

 

 

キャスカのトラウマスイッチ

夜になると、ガッツを襲う怨霊・悪霊たちは今もうごめいており、今回もガッツたちを襲っていました。ガッツの首に刻まれた「生贄の烙印」を狙っているのでしたっけ?

その際に、ガッツは意識を乗っ取られてしまったようで、事もあろうかキャスカの首を絞めてしまいます。

運の良いことにすぐに日が明けたことで悪霊たちはその場から去り、ガッツはキャスカを殺すなどはせずに済みました。しかし、それ以降キャスカはガッツを恐れるようになってしまい、ガッツから逃げようとしています。ガッツは手首を縄で縛って連れて歩くことに。

それでもキャスカはガッツの隙を見て逃げ出してしまい、その先で別の男たちに捕まってしまいました。男たちから乱暴を受けそうになると、男たちの剣を奪って逆に殺していました。そこは精神が崩壊する前の記憶が甦るのでしょう。身体に染み付いた技が。

キャスカを探していたガッツがキャスカを見つけると、今度は劣情に襲われたのか、ガッツはキャスカを襲っていて……これによってキャスカの気持ちはさらに離れていったようです。どうなるのでしょうね。

 

 

おわりに

最後に、ファルネーゼとセルピコはガッツを見つけ出し、ファルネーゼはガッツの前で跪いて同行を願い出ていました。ファルネーゼが自分より身分の低い人間に対して地面に膝を付けることなど、これまでの人生で一度もなかったのではないでしょうか。

ついでに盗賊(でしたっけ?)の少年「イシドロ」も合流しています。

キャスカがガッツに非常に強い警戒心を抱いてしまいましたね……。今後の旅はどうなるのかと心配ですが、女性のファルネーゼがいるなら少しは安心できそうです。ファルネーゼになら懐くでしょう。

キャスカが男たちから襲われたときに彼女の記憶が垣間見えるような描写がありましたね。詳しいところはまるでわからないですけど、キャスカが悪魔のような存在にあれされているように見えました。あの悪魔は何者なのか……まぁグリフィスでしょうね。

 

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