ディスディスブログ

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「名瀬 蛇亞瓶」と「御留我 威都華」が義兄弟に。三日月は「三日月 王我主」です - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』9話「盃」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年11月29日の放送は第9話「盃」でした。

 

 

イントロダクション

かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年。

地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

 

 

9話「盃」

主人公の三日月・オーガスたち「鉄華団(てっかだん)」は、木星航路最大のマフィアである「テイワズ」に頼ろうとし、テイワズの運送部門を担当する下部組織「タービンズ」と接触、一時は交渉決裂しかけましたが、タービンズを率いる名瀬・タービンが仲介役となり、テイワズのボスであるマクマード・バリストンに会わせてくれることになりました。マクマードがいるのはテイワズの本拠地となっている船「歳月(さいげつ)」です。

 

タービンズと鉄華団は兄弟に

9話では、晴れて鉄華団がマクマードに認められて、名瀬と鉄華団のリーダーであるオルガ・イツカが代表して義兄弟の盃を交わしています。「兄弟船」と言っていましたか。

そういうことに全く詳しくないのであれですが、マクマードは「四分六(しぶろく)にしとけ」的なことを言っていましたから、名瀬とオルガは完全に対等な間柄ではなく、名瀬の方が少し上にいるのでしょう。名瀬が兄貴でオルガたちが弟分という。

名瀬は「五分でいい」と言っていたのですが、マクマードはテイワズの他の人間の立場も考慮したのでしょうし、オルガたちにいきなり大きな荷を背負わせるのもどうかという配慮もあっての四分六発言のようで、さすがに気遣いのできる男でした。

兄弟の盃を交わす儀式では、名瀬やオルガ、三日月の名前が漢字表記になっていました。外国人が日本に帰化した際にカタカナを漢字に当てるあれです。ラモス瑠偉や三都主アレサンドロみたいな。名瀬・タービンは「名瀬 蛇亞瓶」、オルガ・イツカは「御留我 威都華」です。三日月には名瀬から「三日月 王我主」と付けられていました。

  

マクマードとクーデリアの会談

また、マクマードは、ヒロインのクーデリア・藍那・バーンスタインとも、話し合いの場を設けていました。クーデリアは「火星経済の再生策として、地球側が取りまとめていた火星のハープメタル資源の規制解除を要求。火星での独自流通を実現するため、地球くんだりまで出向く」ことが当面の目的のようです。ハープメタルのところが合っているか自信なしですが。

また、マクマードが言うには、地球の4つの経済圏のうち「アーヴラウ (ARBRAU) 」の代表であるマカナイは、その要求を通そうとしているそうです。しかし、それが実現したら下手をしたら戦争になる、とマクマードは考えています。その理由としては、そこから生じる利権を得ようとして様々な組織が暗躍することになり、各組織間で軋轢が残るため長引くことになるだろう、とマクマードは予見しています。

そこでマクマードは、クーデリアが正式にテイワズを指名してくれないかと要求しています。姫様直々の指名とあれば、テイワズにも大義名分が生まれ、やり様が生まれてくる、と。それを聞いたクーデリアは最初こそ躊躇がありましたけど、クーデリア付きのメイドであるフミタン・アドモスの助言もあって、覚悟を決めたようです。

 

 

おわりに

 

オルガが酒に弱いみたいで、隙のなさそうな彼にもそういう部分が描かれるようになっていますね。気になったのは、鉄華団の整備員であるヤマギ・ギルマトン(CV斉藤壮馬)が、同じく鉄華団の白兵要員であるノルバ・シノ(CV村田太志)のことが好きみたいな描写です。ヤマギは男だと思っていましたけど、もしかしたら女の子なのかもしれませんね。あるいは……。

それと三日月はマクマードに気に入られたようで、三日月の乗るガンダム・バルバトスが修理を受けられることになりました。歳月のメカニックは腕利きのようですし、バルバトスのガンダム・フレームのことも知っている様子でしたから、近々、現状のバルバトス完全体を見られそうな雰囲気です。ガンダム・フレームの漆黒の頭部がえらい格好良かったです。

フミタンはやはりスパイでしょうねぇ。そもそもフミタンはクーデリアの父親が雇い主のはずですから、当たり前と言えば当たり前です。クーデリアからお揃いのネックレスをもらっていた感じが、死亡フラグが立っているようにも受け取れましたけれども……いつクーデリアを裏切るのか、あるいは雇い主を裏切ってクーデリア側へ就くことに決めるのか……いずれも先行きは明るくなさそうです。

 

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