ディスディスブログ

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ルカ子は鳳凰院凶真の弟子であって男か女かは関係ないと言えるオカリンがイケメンです - アニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』18話「自己相似のアンドロギュノス」の感想

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木曜日01:35(水曜深夜25:35)より、TOKYO MXにてアニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』の再放送が放送されています。

 

steinsgate.tv

  

舞台は2010年夏の秋葉原。
厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。
世紀の発明と興奮を抑え切れずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが…悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。
果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?

 

というイントロダクションです。私は本放送を見ていません、今回が初見です。

 

 

18話「自己相似のアンドロギュノス」が終わって

記事作成現在、18話の「自己相似のアンドロギュノス」まで終わっています。サブタイの「事故相似」とは全体と部分とが相似していることの意味でしょうか。三角形の中に三角形がいくつか入っているような図形がありますよね、あんな感じ。「アンドロギュノス」とは半陰陽・両性具有の意味だそうです。サブタイだけで“ルカ子”こと漆原るかを想像させますね。

“オカリン”“鳳凰院凶真”こと岡部倫太郎が、“まゆしぃ”こと椎名まゆりを救うべく、過去のDメールを打ち消すDメールをすることによって、ダイバージェンスメーターが徐々にα世界線のある0%からβ世界線のある1%方向へ進みだしました。1975年の過去へ行こうとする“バイト戦士”こと阿万音鈴羽を引き止めない行動を取るようDメールを送るとメーターが「0.337187」から「0.409401」へ、フェイリス・ニャンニャンの父親を救わないDメールを送ると「0.456914」へと動いています。

今回は、ルカ子が母親のポケベルに送信した野菜を食べると元気な子を産める的なメールを送信させないようDメールすることになります。しかし、オカリンが母親のポケベルの番号を聞き出すためには事情を説明せねばなりません。つまり、今の世界線では女の子であるルカ子に対して、君は本当は男の子だったんだと言って、さらにDメールを打ち消すことで男の子に戻ることを受け入れてもらわなければ……というハードなミッションです。

ルカ子から涙ながらに「男に戻る代わりに明日一日だけ恋人になってください」と懇願されて、オカリンはルカ子とデートをすることになります。

デートもギクシャクした初心者感が出て面白かったですけど、それよりも“助手”“クリスティーナ”こと牧瀬紅莉栖が、オカリンのデートを成功させルカ子の母親からベル番を聞き出す作戦「オペレーション・ヴァルキュリア」を実行していたり、「メイクイーン+ニャン2」で野望実現のためには岡部は他の女性とあんなことやこんなこともできるのかと頬を赤らめながら聞いていたり、ラボであれやこれやデートプランを考えていたり、ユ○クロ的な服屋でカジュアル寄りのジャケットやシャツ、ネクタイを購入してネクタイを締めてあげている様子がとても可愛かったですね。2次元の話しか出てこない“ダル”“スーパーハカー”こと橋田至は、ほとんど役に立っていませんでしたが……。

そうそう、「メイクイーン+ニャン2」は18話の世界線では復活しています。ということは、この世界線ではフェイリスの父親、秋葉幸高氏が亡くなっていることを示していますね。フェイリスはそれを感じさせずに、メイドを楽しんでいるようです。悲しいようなホッとするような。

また、前回の前回のフェイリスと同様に、デート中のルカ子にもオカリンの持つ「リーディングシュタイナー」の能力が目覚めつつある、あるいは目覚めたかのような描写がありました。女のルカ子が自分が男のときの世界線の話をしていました。リーディングシュタイナー発現のきっかけは、能力を有する人物との接触か何なのかもしれません。定かにはなっていないです。しかし、フェイリスもルカ子もオカリンと過去の話をしているときに、本人が意識していないところで思い出している感じですね。ただ、ルカ子が発動したリーディングシュタイナーの度合いは、前回フェイリスが発動したリーディングシュタイナーのそれとは少し異なるような……フェイリスの方がしっかりと記憶を戻せているように感じられました。個人差があるのでしょうね。

デートは成功とは言いがたいものでしたけど、ルカ子はオカリンに母親のベル番を教えていました。その後、神社で鳳凰院凶真とその弟子の関係に立ち返ったことで幸せを得られたルカ子は、改めて自分がオカリンのことを好きなこと、自分が男に戻っても女だったときのことを忘れないで欲しいことを告げることができていました……切ない。

直後、オカリンによってDメールは打ち消され、ルカ子は男に戻っています。そのときのオカリンのルカ子の性別の確認方法が悲しかったです……。男に戻る前はオカリンに対して「好き」と言ってたルカ子でしたが、Dメールを打ち消された後は「尊敬」しています、に言葉が変わっています。ルカ子は、自分が男性であることを自覚しているため、オカリンに迷惑をかけたくないと考え「好き」と言えなくなっているんですね。悲しいなぁ。

この世界線のルカ子は、実家の柳林神社にIBN5100が奉納されていたことを知っていました。しかし、ルカ子が掃除をしているときに、IBN5100を誤って壊してしまったといっていたでしょうか。それならDメールを送って壊さないようにすればいいのでは? と一瞬思ってしまいますけど、それは非常に危険だと思います。そうするとことで考えられる結果は、ダイバージェンスが0%、α世界線のアトラクタフィールドへと向かう可能性があることと、この世界線ではまゆしぃがあれされてしまうことはまだ決定的でしょうから、この世界線であれこれしても、まゆしぃのしという結末からは逃れられないだろう、ということがあるからです。今はDメールを打ち消す作業だけをしていかないと大変に危険です。

それはさておき、オカリンがルカ子のDメールを打ち消したことで、ダイバージェンスメーターは「0.523307」へと動きました。0.337187→0.409401→0.456914→0.523307。少しずつではありますが、着実にダイバージェンス1%へと向かっています。

向かっていますけど……次は最も厄介であろう“シャイニング・フィンガー”こと桐生萌郁のDメールです。彼女はSERNと関係の深い「ラウンダー」という部隊の一員で、8月13日か14日にまゆしぃを数す張本人です。彼女はFBなる人物からの依頼によりIBN5100を探しています。

萌郁は確か、携帯電話の機種変更に関するDメールを送っていたかと思います。ところが、これはおそらくですけど萌郁はそんなメールを送ってはいません。オカリンたちにとってより重要な内容、IBN5100絡みの内容のものを送っているのでしょう。機種変の内容をメールで送るよ、とメールでラボメンに宣言していましたけど、具体的にどのような内容を書いて送信しかは他の誰も確認していなかったと思いますので。

オカリンはどうやって萌郁を説得するのでしょうか。FBの正体も明らかになるのでしょうし、楽しみなような怖いような、そんな感じです。FBはもうあの人しかいないですけど。

怖いというと、ずっと気になっているのは1話の紅莉栖のあれですね。このまま戻って行ったら1話のシーンの再現になるはずですから。めっちゃ怖いです。

 

dysdisanime.hateblo.jp