ディスディスブログ

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真賀田四季が茶運び人形のように部屋から出てきました。息をしていないですか? - アニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』2話「蒼色の邂逅」の感想

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毎週金曜日00:55(木曜深夜24:55)より、フジテレビ ノイタミナにてアニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』が放送されています。

 

www.f-noitamina.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年10月16日の放送は第2話「蒼色の邂逅」でした。

 

 

イントロダクション

孤島の研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る
天才プログラマ・真賀田四季。
四季に一目会いたいと、研究所を訪れた
那古野大学准教授・犀川創平と学生・西之園萌絵は
そこである事件に遭遇する。
彼らが目にしたのは、
誰も出入りできないはずの四季の部屋から現れた、
ウエディングドレスを纏い両手両足を切断された死体だった―。
不可思議な密室殺人に犀川と萌絵が挑む。

 

公式WebサイトのINTRODUCTIONから一部抜粋しました。

 

 

2話「蒼色の邂逅」

国立那古野大学建築学科の准教授・犀川創平と、ヒロイン?の国立那古野大学工学部建築学科1年生・西之園萌絵、犀川のゼミ生たちで真賀田研究所のある姫真加島(ひまか・じま)へゼミ旅行・ゼミ合宿に行きました。

姫真加島は私有地みたいですね、携帯の電波も途絶えていて、連絡船も普段は立ち寄らない島で、用があるときは連絡をして他の島への定期便に立ち寄ってもらうのだそう。金田一少年の事件簿や名探偵コナンによくありそうな舞台設定ですね。ってコナンは観たことがないですけど……絵が苦手なんです。

今回は、島でセミの皆がキャンプを楽しんでいる隙に、西之園さんと犀川准教とが真賀田研究所へ足を踏み入れています。西之園さんたちの応対は真賀田研究所の副所長である山根幸宏(やまね・ゆきひろ、CV鈴木達央)がしています。他にも、研究所創立時からのメンバーである研究所員の水谷主税(みずたに・ちから、CV伊藤健太郎)、同じく研究所員のプログラマである島田文子(しまだ・あやこ、CV日笠陽子)、研究所の警備員の望月俊樹(もちづき・としき、CV下崎紘史)と長谷部聡(はせべ・さとし、CV伊丸岡篤)が登場していました。

所長は公式Webサイトのキャラクターページによると新藤清二(しんどう・せいじ、CV咲野俊介)みたいですけど、今回は登場していません。何でも、夜になってからヘリコプターで飛び立っていたそうです。四季の妹を迎えに行くと言っていましたか。1話で西之園さんがモニター越しに会話をしていた研究所で隔離されている天才プログラマの真賀田四季の叔父にあたる人物でもあるそうです、所長は。

2話のラストでは、真賀田四季との連絡が取れないことと、ソフト的なトラブルで彼女の部屋の扉にロックがかかっていることを不審に思った西之園たちが、所長不在の中、安否確認のために四季の部屋の扉を開けようとしたところ、部屋の向こう(内部)から勝手に開けられ、中から移動式の台(B-1でしたっけ)に乗った女性の人形が西之園たちのいる場所へとカタカタ移動してきていました。江戸時代のからくりの一つにある「茶運び人形」みたいな。

どうやら、茶運び人形のような女性の人形と思われたものは、人形ではなく真賀田四季本人のようです。真っ赤な口紅をして、ウェディングドレス的なものを身にまとっていました。おそらく死んでいるのでしょう。でも四季が隔離されていた部屋は内側からは開けられないはずですし、警備員がいるところからしてそれ以前に勝手に開けられた様子もなさそうですが……いわゆる密室サスペンス、密室トリックになりますか。

気になることがあります。それは四季の容姿です。四季が14歳のときに両親をあれして隔離されてから15年経っているという話だったので、四季の現在の年齢は29歳前後ですよね。ところが、1話で西之園さんと会話をしている四季も、2話で茶運び人形になっていた四季も、外見が14歳くらいの少女のままなんです。成長しない人なのでしょうか? そういう病気的なものがあるのか知らないですけど。京極夏彦さんの小説『鉄鼠の檻』に出てくる赤い振り袖を着た少女みたいな。しばらくすれば、所長と四季の妹さんが島にやって来るはずですから、妹さんの容姿がどうなのか、ですね。この辺に四季の死亡のからくりがありそうな気がします。

最後に移動式台座を止めるためにシステムをリセットしました。1分間全てのシステムがダウンしたみたいですので、そこにも何らかのからくりが生じるのでしょう。犯人が1分間のうちに何かするはずです。それは実際に手を動かすというより、予め仕込んだプログラム的なものを実行させるのでしょうね。四季の部屋にロックがかかっていたことも無関係とは思えません。

それと、誰かの運転する自動車の中で助手席に乗る、13歳でしたっけ、の四季の様子が回想シーンとして話に割り込んできていました。車は誰が運転していたかというと、所長である可能性が高そうです。2人は怪しい雰囲気でした……□リ的な意味で。そう考えると、所長がヘリで島を離れたこともタイミングが良すぎます。彼も四季の死に大きく関わっていそうです。

タイトル『すべてがFになる』ですから、全てがFというと "ffffff" は16進数のカラーコードでは「白 (white) 」を意味しますよね。これも意味があるのかどうか。白だから何だと言われると何も結び付けられないのですが……。

 

dysdisanime.hateblo.jp