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美緒が陽斗に消しゴムを返した意味は何でしょう?葉月のために諦めたということですか? - アニメ『Just Because!』第6話の感想

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毎週木曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『Just Because!』が放送されています。2017年11月9日の放送は第6話「Restart」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『Just Because!』

justbecause.jp

 

2017年11月9日の放送は第6話「Restart」でした。

 

 

6話「Restart」

高校3年生の冬に九州から神奈川県(の湘南、江ノ島辺り)に戻ってきた主人公「泉瑛太(いずみ・えいた)」は、中学時代に同じ野球部に所属していた同学年の「相馬陽斗(そうま・はると)」とヒロイン「夏目美緒(なつめ・みお)」と再会しました。

瑛太は美緒のことが好きです。その美緒は陽斗のことが好きです。その陽斗は元吹奏楽部の3年「森川葉月(もりかわ・はづき)」のことが好きです。片想いの連鎖。

陽斗は初詣に葉月を誘って告白をしましたが断られました。ところが葉月は突然告白されたからよく考えずに断ってしまっていたため、しっかりと陽斗のことを知ってから改めて返事をしたいと考えていて、LINEで陽斗に話があると送っています。

その前に、美緒は葉月から陽斗に関して相談をされています。葉月は美緒が陽斗のことが好きであることを知らないのです。美緒にとっては辛い状況ですが、自分が葉月に話していないせいでもあるので、友人として相談に乗っていました。

瑛太も瑛太で美緒のことが好きであることは後輩の写真部「小宮恵那(こみや・えな)」にしか気づかれておらず、美緒が陽斗のことを好きなのに伝えていないでもじもじしている状況に足を突っ込んだりそれが原因で喧嘩をしたりしています。自分も同じなんですけどね。瑛太は自分のことを話す人もいないですから美緒よりも辛いかもしれません。5話はこのような感じだったかと思います。

 

 

瑛太が一般受験に踏み切る

そんな瑛太は5話で赤本を購入しています。赤本の表紙には「上叡大学」と書かれていました。赤本は入試の過去問題集ですね。今回6話ではその大学の入試の申し込みを郵送していましたから、真剣にその上叡大学を受験することにしたようです。

瑛太は転向時点で既に推薦での大学進学が決まっている身です。それなのにどうしてという疑問が浮かんできます。

 

恵那が赤本を目ざとく見つけて、上叡大学が美緒の第一志望校だと言っていました。やはりそういうことでしたか。推薦を蹴って一般受験で美緒と同じ大学へ行こうとしているのですね。

一般受験に切り替えるのも良いですけど、既にそこまでの覚悟ができているなら、もう美緒に想いを伝えた方が良いような気がします。 告白しちゃえと。

 

 

美緒が陽斗に消しゴムを返した意味は?

美緒は中学時代に、試験中消しゴムを机から落としてしまい、困っているところに陽斗が消しゴムをくれたことがありました。試験官の先生に注意されても美緒のことは一切言わず自分だけが怒られたこともあって、美緒は陽斗に心を奪われたのです(5話)。

その消しゴムと思いますが、6話で美緒は陽斗を呼び止めて返していました。しかし陽斗は中学時の出来事を覚えていないようでした。

美緒が立ち去った後に「結局どういうこと?」と言う陽斗に対して、隣りにいた瑛太は「自分で考えろ」と返事をしています。

後日、本当に相馬(陽斗)のことが好きなの?と友達から聞かれた美緒は「何かもうよくわかんなくて、普通に舞い上がると思っていたのに、あの日から宿題が終わったみたいにスッキリしてて……」と答えています。

美緒のこの行動や台詞の意味は何なのか? というのは解釈が幾つかあろうかと思います。告白でもあったのでしょうけど、私としては自分の気持ちにケジメを着けたのだと受け取れました。陽斗に踏ん切りをつけた、諦めたということ。だから陽斗の答えは端から求めていないはずです。

仮に美緒が諦めたのだとすると、理由は陽斗と葉月のことを考えて身を引いたことと恋愛より受験を取ったことで、理由は一つではなくてそのどちらもあるのではと思います。それと5話の展開から考えるに、瑛太のことが気になり始めたことも理由としてあるかなと感じます。でもそれはまだ本人もまだはっきりと気がついてはいないでしょう。

 

 

葉月が美緒の気持ちに気がつく

実は美緒の消しゴムの一件は葉月が一部始終を見ていました。美緒も陽斗も瑛太も葉月の存在には気がついていなかったと思います。

葉月は美緒のその行動によって、もしかしたら美緒は陽斗のことが好きなのでは?と勘付いてしまいました。自分は5話で陽斗のことを相談してしまっていますから、なかなかにバツが悪いです。

LINEで連絡を取った葉月ですけど、せっかく陽斗から遅れて返事が届いたのに、二の足を踏んでいます。その前に美緒の気持ちを確かめないと気持ち的に進めないと思ったのかもしれません。

ところが、葉月の友達の陸上部「乾依子(いぬい・よりこ)」が気を遣って陽斗を葉月の元へ呼び出してしまい、葉月は思いがけずに陽斗と2人きりになってしまいました。そうなっては言わない訳にもいかず、葉月は最終的な結論はまだ待って欲しいということを素直に言っています。もちろん陽斗は大喜びです。まだ付き合うと決まった訳ではないんですけど。

 

 

瑛太と恵那の距離が近づく?

恵那は今、所属する写真部が存続の危機に瀕していることで、明確な実績を欲してコンクールに応募するための作品作りをしています。写真部としてはなくなりますけど放送部と一緒になるだけで活動できなくなる訳ではないのです。しかし彼女はあくまで写真部単体での存続に固執しているのです。

恵那は瑛太のピッチングを写真に収めて(1話)その写真をコンクールに応募しようとしていますが、肝心の瑛太からその許可が下りませんで彼女は執拗に瑛太に絡んできます。

初めは理由はそれだけだったかもしれません。ところがいつからかはわからないものの、恵那は瑛太のことを好きになっていると思われます。本人も無自覚のうちに。初めから好きだった可能性ももちろんあるでしょう。

恵那は6話で町に写真を撮りに行って、盗撮を疑われて(本当に盗撮をして?)被写体となった男性とトラブルになっていたようでした。警察も来ていましたね。そこにたまたまランニングをしていた(?)瑛太が通りかかって、瑛太は恵那のバイクに乗り、恵那を後部座席に乗せて運転していました。たぶん。

そしてそんな2人を美緒が見てしまうのですね……タイミングが悪いというか良すぎるというか。

 

 

おわりに

公式Twitterにあるように来週は7話の放送はなく総集編的なものが放送されるみたいです。1クールで総集編的なものが入る作品はあまり良いことにならない記憶しかないです……。制作が遅れているとしか思えないです。大丈夫でしょうか、完結するでしょうか。