『フォトヨドバシ』なる、ヨドバシカメラの公式オンライン写真マガジンのWebサイトを先週知りました。
[PY] フォトヨドバシ | ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン |
きっかけはFUJIFILMのミラーレスデジタル一眼カメラ「X-Pro1」
[PY] フォトヨドバシ LEICA X2 実写レビュー | photo.yodobashi.com |
『フォトヨドバシ』を知るきっかけは、『FUJIFILM(富士フィルム)』から発売されているミラーレス一眼カメラ「X-Pro2」の前作、「X-Pro1」です。
「X-Pro1」に『Leica(ライカ)』のレンズはマウントできるのだろうかと、ネットで検索をしたところ上記の記事がヒットし、それが『フォトヨドバシ』との出会いになりました。
X-Pro1にMマウントを装着することができるか否かについての結論は、FUJIFILMからはMマウントアダプターなるものが発売されていて、それを「X-Pro1」に装着すれば可能とのことです。
X-Pro1が好き
そもそも、私はX-Pro1もLeicaのレンズも持っていないのですが、『日本カメラ』の最新号を読んだところ、ミラーレスデジカメにオールドレンズを装着している写真家の方がいらして、そこで上記の疑問が浮かびました。
2012年でしたか、カメラの雑誌『日本カメラ』を読んでいたところ「X-Pro1」の特集記事を見かけ、その外観に一目惚れしました。
それ以来欲しいカメラの上位にあり続けたものの、如何せん私には手がでないほど価格が高いため、購入は諦めていました。
ところが、それから4年経った今年の春に後継機の「X-Pro2」が発売されたということで、「X-Pro1」の値段が下がるのではないか思い、ここ半年ほどは思い出したら中古を含めた価格をチェックするようにしていました。
実際に値段は下がっているのでしょうけれども、そうはいってもまだ中古のボディでも4万円ほどするため、現状厳しすぎるどころか不可能と言わざるを得ません。
ライカマウントレンズの世界が広大すぎる
上記の記事はX-Pro1にLeicaMマウントに装着できるレンズが紹介されています。
私には特に「Leitz Hetor 2.5/5」のシルバーの外観が格好良く感じられ、私にMマウントへの扉が開かれたように感じられました。
他には「Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical Ⅱ」や「Leica SUMMILUX-M 1.4/35mm ASPH.」、「Leitz Hektor 1.9/7.3」が装着されていました。
ネットで見るとライカのレンズなら「ELMAR 50mm f2.8」の旧タイプや「SUMMICRON 50mm/f2.0」の1stのデザインが好きです。
こうやって調べるところが沼への入り口となるのでしょうけど、前述のとおり私はお金がないので、欲しくても買えませんから、沼ることはまずないでしょう。
といっても、LeicaにこだわらなければMマウントとLマウントに対応するレンズは、ドイツ製や日本製はもちろんのこと、米国製や英国製、フランス製、ソ連製など他の国にも多くあるようなので、そちらにまで守備範囲を広げるならば私でも1, 2本なら入手できるかも……などと考えると危険です。
上記、ライカレンズの一覧のWikipediaを読むとまぁたくさんあります。これは広大すぎます……。
ライカのMマウントとLマウントの違いがわからない
レンズマウント物語:(第5話):レンジファインダーカメラのマウント - デジカメ Watch Watch
とか言いつつ、LeicaのMマウントとLマウントの違いも私にはわかっておらず、ネットで調べたところ上記のようなデジカメWatchさんの記事が見つかりました。読んでもわからないことばかりです。
MマウントよりLマウントの方が古いということでいいでしょうか? ……もっと調べます。
ライカレンズの名前の違いもわからない
ライカレンズの名前の違いもわかっていません。ズミルックスとかエルマリートとかズマロンとか、なんぞそれという。
Yahoo!知恵袋を調べたところ、ちょうど私が知りたい内容がありました。なるほどF値の違いで分けられているんですね。
X-Pro1はセンサーサイズがAPS-Cのようなので、トリムされることを考慮して選んでいかねばなりませんね。購入するとしたらの話。
フォトヨドバシの『RANGEFINDER』が面白い
何だか話が大いに脱線しているので『フォトヨドバシ』に話を戻しますと、X-Pro1にLeicaのレンズを装着できるかと疑問が浮かんだことで知った『フォトヨドバシ』、その中でも『RANGEFIDER』というレンジファインダー機を取り上げたWebページが読み応えのある内容で面白いです。
レンジファインダーカメラとは、光学視差式距離計が組み込まれており、距離測定に連動して撮影用レンズの焦点を合わせられるカメラのことである。
レンジファインダーカメラとはこういうことです。「写ルンです」もこちらでしょうか。写ルンですで撮影された写真を見ると結構良いんですよね。腕ですか。
『RANGEFINDER』の中でも「LIVE:LEICA」カテゴリにある記事はどれも魅力的なものに感じられ、レンジファインダー機がこちらを手招きしているかのようです。
初心者向けに写真撮影術的に記事は大いに参考になりましたし、連載は終了してしまったようですけど「The Wind from Seattle」というシアトル在住のScott Tsumuraさんの写真は日本では見られない空気感や質感を感じられ新鮮でした。
スコットさんご本人の経歴は撮影された写真以上に興味深かったです。
また、『Ricoh(リコー)』の「GXR」という機種でMマウントレンズを取り付けられることもこちらで初めて知りました。
このGXRは現状、最も安価にLeicaレンズを楽しめるデジカメではないかと思われます。本体+レンズマウントユニット「GR MOUNT A12」で。それと前述したX-Pro1か。
「ライカデビュー日記」
個人的に最も気に入っているコラムは「ライカデビュー日記」です。記事作成現在vol.11まで連載が続いています。
しかし、最終更新が2016年1月で、それ以前の更新状況を見ても間が空いていることから、今後の頻繁な更新は期待薄かと思います。
[PY] フォトヨドバシ "RANGEFINDER" | LEICA M-E
「ライカデビュー日記」は、『フォトヨドバシ』の編集部員「Z II」さんが自身初のLeicaを購入したところから始まります。「LEICA M-E」ですか。
価格.comで調べたところ記事作成現在、最安値が702,000円だそうで……私にはこの桁が一つ少なくても買えないです。Z Ⅱさんも分割で購入していました。
さらにZ Ⅱさんは先輩諸氏に促され(先輩が促したせいにして?)レンズも購入することになります。ご家族、特に奥様とお金の相談をしつつ、徐々にレンズが増えていく様は楽しそうで、正直とても羨ましいです。
Z Ⅱさんの言葉に「いくら技術を身につけても、それ以前に被写体に対する感動やイメージがなければ何も写らないのだろう、と。
実はここが最大のポイントなんじゃないかと思いました」というものがあり、これはとても共感できましたし、勉強にもなりました。
記事にはZ Ⅱさんが撮った写真も多数掲載されています。中でもお子さんを撮った写真がとても良い写真で、見ているだけで氏のお子さんたちに対する愛情が伝わってくるようです。
おわりに
う〜ん、Leicaは到底手が届かないカメラということで、端から関心が薄かったですし、今も薄いです。
ただ、『RANGEFINDER』のおかげでライカマウントのレンズを欲しくなってきました。シルバーのレンズが格好良いです。元から好きなX-Pro1や、それまで存在を知らなかったGXRが候補にあがってきましたね……。
実は最近は『SIGMA(シグマ)』のFoveon(フォベオン)センサーなるものを体感したくて、中古で古い機種を買おうか迷っていたのです。
「DP1」なら1万円台で買えます。dp Merrillやdp Quattroは私にとってはまだ高いです。