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花山の味噌汁の話で常子が激しく動揺していました。20週で星野武蔵が再登場! - 朝ドラ『とと姉ちゃん』114話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、2016年8月13日放送の114話では鞠子と水田が結婚式を挙げていました。

 

 

鞠子と水田の結婚式

www.nhk.or.jp

 

ヒロインの小橋常子(高畑充希)の上の妹である鞠子(相楽樹)が、務めていた『あなたの暮し出版』社の同僚の水田正平(伊藤淳史)と結婚することになりました。結婚式は東京で挙げており、両家の親族はもちろんのこと、媒酌人を務める『キッチン森田屋』の森田宗吉(ピエール瀧)と照代(平岩紙)夫妻、花山伊三次(唐沢寿明)ら『あなたの暮し出版』社の社員一同も出席しています。

宗吉のまとまりのない(と照代が嘆く)挨拶の後、新婚夫婦2人の上司である花山が挨拶をします。それは味噌汁に関する内容でした。「家族は社会の縮図で、結婚は2つの家族を1つにするようなものだ、それをまとめるには毎日の食事、味噌汁が大きな役割を担う。鞠子は水田の好む味噌汁の味を知ることから始まるだろうし、そのためには水田家にはどのような習慣があり、何を大事にしてきたのか、それを理解し寄り添うことが大切だ」「それは水田も同じで、お互いに育ってきた環境を尊重し理解し合わなければ、2人にとって美味しい味噌汁を完成させることはできない。長い時間をかけて最高の味噌汁を創りだしてくれるものと信じている。それが完成するときには、思いやりに満ちた幸せな家庭が出来上がっていることだろう」というような内容でした。ですます調で話していました。

良いスピーチでしたが、会場でひとり激しく動揺している人物がいました。常子です。実は常子は花山の次に鞠子の親族代表として挨拶をする手筈となっていて、前日から原稿を書いて暗記をしていました。しかしその内容は花山と被っていて、自分が言おうとしていた話を花山に先に言われてしまったのです。動揺を隠せないまま、解決策を見いだせないまま、自分のスピーチの番がやって来てしまいました。

常子は急遽、鞠子との思い出話を始め、常子にとって鞠子は常に隣りに寄り添ってくれていて、家長である自分を助けてくれたかけがいのない存在であったことに、鞠子が結婚をすることになって気付かされたという話をしていました。水田の方を向き、水田はこれから誰よりも幸せになる、鞠子をお嫁さんにもらって良かったなと心から思えることが数えきれないほどあるはず、私の鞠子はそれくらい素敵な女性だと。だから鞠子のことを幸せにしてやって欲しいと頭を下げていました。

 

 

おわりに

花山の味噌汁の話はどこかで聞いたことがありましたが、どこだったかを思い出せません。既視感というか既聴感があります。

水田の兄、正一が今回初登場していました。芸人の「おさる」さんが演じていました。正一はサル顔という理由からキャスティングされたのでしょうか。水田の父、国彦(筧利夫)がサル顔の家系であることを、君子(木村多江)や美子(杉咲花)たちに謝っていました。水田の母、むめ(高橋ひとみ)はサル顔ではありませんけど、男性は皆……ということのようです。鞠子の血を以ってしてもサル顔の運命からは逃れられないのかどうなのか、私たちが知るのはもう少し時間がかかりそうです。

常子は「鞠子美子を嫁に出す」の家訓を半分達成できましたね。さて、次週は第20週「常子、商品試験を始める」です。星野武蔵(坂口健太郎)が再登場するようです。星野は子供が2人いるようでしたが、母親はいないのでしょうか? 恋の炎が再び燃え上がるのでしょうか? でも美子を嫁に出す家訓もありますし……という。

商品試験は、以前NHK「暮しの手帖」の特集番組がありまして、そこで商品試験のことにも触れられていました。各社のトースターでトーストを何万枚も焼いて耐久性を調べたり、ベビーカーの耐久性を測るためコースを作ってそこを何日も繰り返し行き来させたりしていたと思います。そういうことが展開されるのでしょう。メーカー側からは迷惑な行為と思われますので、圧力がかかるはずで、それに屈するか屈しないかという物語になるのではと想像します。

 

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