ウィリアムズF1は新たに採用した6名の新エンジニアを発表しました。
目次
ウィリアムズの大規模採用
ウィリアムズF1は体制強化を推し進めています。
2024年6月27日、チームがプレスリリースにて6名の高レベルのエンジニア採用を発表しました。
BREAKING: Williams unveils top tech recruits from across the grid 💪
— Williams Racing (@WilliamsRacing) 2024年6月27日
JV 🗣️ ‘We are investing in what it takes to win’
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ウィリアムズ・レーシングは、チームが成功を目指して強化と変革を続ける中、経験豊富なフォーミュラ1の技術リーダー5名と、優秀な最高情報分析責任者を新たに採用したことを発表します。
優秀な新技術スタッフは、12 回のコンストラクターズ ワールド チャンピオンシップと 13 回のドライバーズ ワールド チャンピオンシップを獲得した車やパワートレインの開発に携わり、スポーツ界で合計102年を超える経験を積んでいます。当社の新しい最高情報分析責任者 (CIAO) は、人工知能とデータに関する比類のない専門知識を持ち、F1チームとのシミュレーション機能を最大限に高めるプロジェクトに取り組んできました。
これらは、チーム代表のジェームス・ボウルズと最高技術責任者のパット・フライのチャンピオンシップ優勝の実績に加わるものであり、進化してさらなる世界タイトルを獲得するという使命を追求するためにオーナーのドリルトン・キャピタルがトラック内外で行っている長期投資のさらなる実証です。
公式サイトによる発表の一部を訳しました。
今回公開された人員は「マット・ハーマン」と「ファブリス・モンカデ」、「フアン・モリーナ」、「スティーブ・ウィンスタンレー」、「リチャード・フリス」、「ソリン・シェラン」の6人になります。
マット・ハーマンは、前アルピーヌのテクニカルディレクターで、それ以前はメルセデスに在籍していました。
ファブリス・モンカードは、 以前はフェラーリのパフォーマンス分析責任者で、メルセデスでも働いてタイトル獲得に貢献しています。
フアン・モリーナは、ハースで主任空力担当を務めていて、レッドブルにもいました。
スティーブ・ウィンスタンリーは、レッドブルに14年間在籍していました。
リチャード・フリスは、アルピーヌのパフォーマンス責任者で、ジョーダン、フォースインディア、ザウバー、マルシャ、マクラーレンで経験しています。
ソリン・チェランはヒューレット・パッカードに17年間在籍していて、人工知能とイノベーションを専門にしているそう。
ボウルズのコメント
ジェームス・ボウルズのコメントです。
この6人の素晴らしい人材をウィリアムズに迎えることができて大変嬉しく思います。
我々は再びトップに返り咲くために戦うという使命を負っており、他のチームから経験豊富でチャンピオンシップを勝ち取った才能を引き付けることができたのは、我々が進んでいる道への大きな信念の表れです。
ウィリアムズは勝つために必要なことに投資しており、これはほんの始まりに過ぎず、今後数か月でグリッド全体からさらに多くのニューウェイスを迎える準備をしています。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
彼らの本気度がうかがえます。
ボウルズはエイドリアン・ニューウェイもまだ諦めていないでしょうから、今回のエンジニア大量獲得の発表で、ニューウェイに自分たちの本気度を示す意味でも効果的と思います。
カルロス・サインツも同様ですね。
ボウルズがこれまでメディアに対して話していることは、基本嘘がないように思えます。
彼のそのオープンな姿勢は、そのままチームの風通しのよさにも通じているようで、とても好感の持てる、魅力的なチームになっているように思います。
近い将来ウィリアムズがマクラーレンのように復活を遂げる可能性は十分あるのではないでしょうか。
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おわりに
ということで、ウィリアムズが6名の新エンジニア獲得を公式に発表した感想を書いた記事でした。