フェラーリF1を今季いっぱいで退団する「カルロス・サインツ」へ、ウィリアムズが興味を持っているとされています。
ウィリアムズがサインツに提示した条件が海外で報じられています。
目次
カルロス・サインツ
フェラーリF1のスペイン人「カルロス・サインツ」は、2025年の所属チームが決まっていません。
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きっかけはメルセデスF1所属のイギリス人「ルイス・ハミルトン」が2025年からフェラーリへ移籍することが発表されたこと。
フェラーリはモナコ人「シャルル・ルクレール」が既にチームとの複数年の契約更新が発表されていたため、サインツが押し出される格好になりました。
そんなサインツには、レッドブルやメルセデス、2026年からアウディとなるキックザウバー、ハース、ウィリアムズ、アルピーヌといったチームが獲得に名乗りを上げていました。
ところが、レッドブルはメキシコ人「セルジオ・ペレス」と2026年まで契約更新を発表し、サインツが2025年にレッドブルに移籍する可能性がなくなっています。
メルセデスはレッドブル所属のオランダ人「マックス・フェルスタッペン」への興味を隠そうとしていませんでした。
しかし、2025年のフェルスタッペン獲得は叶わない可能性が高まり、替わって17歳のイタリア人「キミ・アントネッリ」を抜擢することを考慮しつつあるようです。
彼の移籍先は確実に狭まっています。
ウィリアムズとの契約の噂
2024年6月6日、カルロス・サインツは既に2025年の契約を新チームとサインをしていると報じられました。
新チームとは「ウィリアムズ」です。
マドリードの有力な法律事務所で検証され、サインツの署名が契約業者に送付され、発表はスペインGP前になるということです。
しかしその翌日、サインツがすぐさま反応し、その噂を否定しました。
ウィリアムズの「ジェームス・ボウルズ」がサインツのコメントに反応し、サインツほどの才能を持つドライバーが、かつて成功を収めたチーム（ウィリアムズ）への移籍を検討していることは驚くべきことではない、とメッセージを発しています。
ボウルズのラブコールにサインツが感謝を述べつつ丁寧に返答しています。
時間をかけたいと。
ウィリアムズのサインツへの条件提示
AMuSがウィリアムズのサインツへ提示した条件が報じています。
4年間契約。
それだけでなく、契約にある「オプション」がつけられているようです。
それは2026年により良い機会が訪れた場合にはサインツがチームを離れることができる、というもの。
この契約内容の柔軟性はまさにカルロス・サインツが求めているものでしょう。
サインツに興味を示しているウィリアムズとアウディ（現キックザウバー）は、いずれも2025年にトップグループの入るほど大きな飛躍を遂げるとは予想されていません。
2026年に新レギュレーションが導入されますが、そこでも飛躍できる保証もありません。
よってサインツとしては、この2チームと2年以上の契約を結ぶことがハイリスクです。
ウィリアムズが2025年にチームをレースに勝てるチームに変身させることができれば理想的でしょう。
しかし、2026年までにチームがまだ中位にいるのであれば、サインツが他の選択肢を模索する自由を持つことが不可欠になります。
ウィリアムズもこのことは重々承知のはず。
彼らは自分たちが今後2年間に目覚ましい進歩を遂げることができると自信を持っているとも受け取れる契約条件です。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
これはサインツにとっても魅力的なオファーになりそうです。
ウィリアムズがトップグループの力を得るなら残留すればいいし、仮にトップグループ入りできずとも移籍すればいい。
2025年にチームメイトになるアレックス・アルボンに明確に勝利すれば、他チームへの売り込む材料にもなりますからね。
アウディがトップグループに入るチームを作る可能性より、2026年もメルセデスPUを使うことが決まっているウィリアムズの方がその可能性は高そうにも思います。
アウディのサラリーはウィリアムズより高いと思われますが、私がサインツだったらこの条件を飲みますけどね。
どうするのでしょう。
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おわりに
ということで、カルロス・サインツへウィリアムズは4年契約＋オプションを提示との報道について感想を書いた記事でした。
