アルピーヌF1が2026年に向けてエンジンサプライヤーを探していると、海外のF1ジャーナリストがブログに書いているようです。
目次
アルピーヌ
アルピーヌF1は今季、最悪なスタートを切りました。
しかし、第9戦カナダGPでは、今季最高の週末を過ごし、9位と10位でダブルで入賞しました。
既に獲得している2ポイントに、3ポイントを加えています。
コンストラクターズランキングでは、9位のウィリアムズを引き離し、7位のハースに2ポイント差まで迫っています。
エステバン・オコンの問題があるとは言え、チーム状態は上昇傾向にあると言ってよさそうです。
エンジンサプライヤーを探す?
イギリスのF1ジャーナリストであるジョー・サワード氏のブログに、アルピーヌがエンジンサプライヤーを探しているという情報がありました。
ルノーは2026年に代替となるエンジンの供給源を確保しようとしているようだと。
つまりルノーがエンジン製造から手を引くということです。
チームは開発に金をかけずに競争力のあるパワーユニットを手に入れられることになり、実現すれば数億ドルの節約になるとされます。
今後数年間でF1エンジンに6億5000万ドルを節約し、より競争力のあるマシンを手に入れるのは、悪い考えではないと氏は書いています。
「会社が失敗を認めて諦めているという事実を無視できるなら」、という注釈つきではあるものの。
その浮いた資金やエンジン部門の拠点であるヴィリー・シャティヨンは、WECでアルピーヌが使用するエンジンを開発するために回すことができます。
ルノーの「ルカ・デ・メオ」CEO代表は以前、F1チームを売却する意図はないと語っていました。
しかし、PUの製造を止める可能性があるかどうかという質問は記者から受けていませんので、エンジン製造から手を引く可能性は否定できないようです。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
誤訳の可能性はいつも以上に高いです。
決して鵜呑みにはなさらず、ぜひご自身でも一次ソースを訳してみてください。
ルノーPUは現時点で最弱に位置していると言われています。
現レギュレーション下のPUは開発凍結中で、PUの純粋なパフォーマンスアップはできません。
信頼性や耐久性、またはコストパフォーマンスのアップグレードはできたはずですが。
なのでPUに見切りをつけようという考えはある意味で理にかなうと言いますか、ルノーというか辣腕フラビオ・ブリアトーレならやりかねない気はします。
当時のベネトンがルノーエンジンを使うことになった経緯もかなりの力技を使ったようですから。
ルノー的にも、今のアルピーヌF1の惨状を見て、かけている費用に対してパフォーマンスが見合っていないと捉えても何ら不思議ではありません。
WECに注力したい気持ちもわかります。
仮に他メーカーから供給を受けるとしたらどのメーカーになるのでしょうか。
アストンマーチンの出方次第ではありますが、ホンダですかね。
ホンダとしても、得られるデータが1チームからより多くからあった方が、ライバルと競争しやすいと考えるでしょう。
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おわりに
ということで、アルピーヌが2026年にエンジンサプライヤーを探している噂について感想を書いた記事でした。