ミック・シューマッハは「F1の夢を諦めるつもりはない」と語っているようです。
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ミック・シューマッハ
ドイツ人「ミック・シューマッハ」は言わずもがな、7度の世界チャンピオンとなった「ミハエル・シューマッハ」の息子です。
2022年を最後にF1のレギュラーシートを失っているミック。
2024年はメルセデスのリザーブドライバーを務めつつ、アルピーヌから世界耐久選手権に出場しています。
諦めるつもりはない
ミック・シューマッハはF1復帰の道を探っており、その戦いは「疲れる」としながらも、夢を諦める準備はできていないとThe Independentにコメントしたようです。
戻るまでの戦いは疲れるよ。
このケーキはとても美味しいんだけど、食べることができないし、他人がそれを食べるのを見なければならないんだ。
確かに大変だけど、なぜそうするのかはわかっている。
率直に言えば、2年前の僕は今の僕とは別人だ。
F1は僕が5歳の頃から抱いていた夢で、その夢を手放す準備はできていない、そうだろう?
チャンスがあるように感じても、実際には別のことが起こってチャンスが来ないこともある。
ここ数年は感情のジェットコースターで、疲れ果てる日々だった。
でも僕は立ち直るために働いているよ。
ミックは世界耐久選手権 (WEC) でアルピーヌに所属していることから、来季、「エステバン・オコン」の後任候補として名前が挙がっています。
そのことについて。
たぶん履歴書を書いて皆に送り始めるだろうね!
秘密にしていた訳じゃなく、僕の目標は(F1の)グリッドに戻ることだよ。
僕はチャンピオンシップに勝つ能力があることを様々な方法で示してきた。
あとはチームのスケジュールに合うだろうか、彼らのプランに合っているだろうかという問題だよ。
ギュンター・シュタイナーなどミック懐疑論者がいることについては下記。
特にドライビングの観点から、まだ見せられていないことがたくさんあるんだ。
ハースでどう成長できたかは理解しているし、僕から見せるべきことはもっとたくさんある。
それは今チームに何を望んでいるのかということで、チームをまとめられる人が欲しいのか? マーケティング的に優れている人? 黙って運転するだけの人?ドライバーにも色々なタイプの人がいるんだ。
僕は今、本当に飢えている。
WECでパフォーマンスを続けて、自分のできることを皆に示さなければならない。
そうすればチームは僕を雇えば何が得られるかわかるだろうし、できれば僕を雇わなかった人たちの判断が間違っていたことを皆に証明できると思う。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
ミックはミックの立場で懸命なのだと伝わる、よいインタビューでした。
ただ残酷ですが、限られた時間内で結果を出さなければ放出される、フォーミュラカーのヒエラルキーで頂点に立つF1はそういう世界ですし、そういう世界でなければならないと思います。
親の七光りなどのコネや資金「だけ」でF1に居続けることは間違っている、と個人的には思います。
コネやお金を持っていなくても、速ければいいのです。
速い上にコネや資金を持っていれば尚良いことは言うまでもありません。
ミックが初めてF1に昇格するときは別として、今、彼を速いドライバーとは多くの人が思っていないでしょう。
ハースでの2年間のF1生活で、自らが周囲に対して、自分が速くない上にマシンを壊すイメージをつけてしまったので。
本当に速いドライバーは、例えば角田裕毅のように、ラジオで悪態をつくなどと悪評があろうと、認めてくれる人は必ずいます。
カーリンやトストがそうでした。
ミックはまだ未練があるみたいですから、きちんと断ち切るためにも、ミックの再トライはいいことと思います。
(失敗すると決めつけて書いていますが)
そのためにも、そのときは実力者がチームメイトにいるといいですね。
マ◯ピンのようなドライバーだと測れないので。
その意味で、ピエール・ガスリーが残留する噂が強くあるアルピーヌはよい選択肢かもしれません。
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おわりに
ということで、F1の夢を諦めるつもりはないとミック・シューマッハが語っている報道について感想を書いた記事でした。