ディスディスブログ

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侵攻してきたシンドゥラ第二王子ラジェンドラはかなりのお調子者。アルスラーンが彼に取った行動とは? - アニメ『アルスラーン戦記』第十四章「異国の王子」の感想

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TBSにて毎週日曜日17:00~17:30にアニメ『アルスラーン戦記』が放送されています。

 

www.arslan.jp

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月12日の放送は第十四章「異国の王子」です。

 

 

 

第十四章「異国の王子」

パルス歴320年12月。国境の城塞ペシャワールに入城を果たしたアルスラーン王太子の前に、突如“銀仮面卿”ことヒルメスが襲いかかった。

「あのお方を殺せばパルス王家の正統な血が絶えてしまう」

ヒルメスの凶刃からアルスラーンを護った万騎長バフマン、だが彼のいまわの言葉はアルスラーンの心に大きな影を落とした。

そんな中、東方の大国シンドゥラ侵攻の急報が伝えられた。

 

と第2クール冒頭でナレーションが入っています。先週が総集編でしたから2週間ぶりの本編再開となりました。

前回のラストで登場したのはシンドゥラという国の第二王子であるラジェンドラです。第一王子のガーデーヴィと王位継承権を争っている最中で、功を焦ってパルスへと侵攻しています。

ラジェンドラ兵5万、アルスラーンの兵1万、圧倒的にパルスが不利な状況です。しかし、これまで何度となくピンチを乗り越えてきたアルスラーンたちにとっては、苦もない相手だったようで、ナルサスの計略によりまんまとラジェンドラを嵌め、捕らえることに成功しています。

捕らえたラジェンドラの性格は、図々しく軽薄でかなりの利己主義者だそうです(公式CHARACTERページより)。今回の彼からもその様子は窺え、ダリューンは「あの男、本当に信用していいのか?」と言っています。

アルスラーンは今回、ラジェンドラに対し同盟を申し出ています。ラジェンドラのシンドゥラの王位継承の手助けをする、その代わりにパルスに力を貸すように、と。これもナルサスの策略によって半ば強制的なものでしたが、交渉(?)は成立しています。

ナルサスはシンドゥラの第一王子であるガーデーヴィに、アルスラーンとの同盟をラジェンドラ名義で通達してしまっていたようです。もはやラジェンドラとガーデーヴィの対決は不可避?

 

 

その他、雑感

 

シンドゥラの黒豹・ジャスワントなる人物が登場するようです。こちらは第一王子ガーデーヴィ側の人物のようです。シンドゥラ国の世襲宰相マヘーんドラの部下のようでした。てか、登場人物が多くて追いかけるのが大変ですね、アルスラーン戦記は……。

それにしてもラジェンドラはナイスキャラでした。お調子者感がたんまりありますが、でも心根から腐っているような人物ではなさそうに受け取れます。ただダリューンのような堅物の人からは嫌われるタイプでしょうねぇ。一方のガーデーヴィは冷徹な印象を受けました。蛇のような感じ。人間臭いラジェンドラと対照的な人物として描かれているようです。

物語は思わぬ方向へ進みました。全く予想外です。ラジェンドラとガーデーヴィの王位継承権争いはどうなるのか……というのは、まぁ物語的に考えればラジェンドラが勝利するのでしょう。