ディスディスブログ

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アルスラーンとヒルメスの、人としての器の大きさが違いすぎました - アニメ『アルスラーン戦記』ニ十四章「決戦」の感想

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毎週日曜日17:00よりTBSにてアニメ『アルスラーン戦記』が放送されています。

 

www.arslan.jp

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年9月20日の放送は第ニ十四章「決戦」でした。

 

 

 

第ニ十四章「決戦」

聖マヌエル城にて、アルスラーン率いるパルス軍と“銀仮面卿”ことヒルメス率いるルシタニア軍の戦闘が始まりました。パルスにとっては攻城戦で、城門を開けられず苦戦をシイられています。

一方でエラムの後を追ったエトワールがパルスの本陣へ強襲をかけ、アルスラーンと対峙しています。1話から事ある毎に対面していたアルスラーンとエトワールでしたが、エトワールにとってはこのとき初めてよく出会っていたパルス人こそが憎きパルスの王太子だと知ることになりました。

アルスラーンに剣を振るうエトワールでしたが、エラムがそれを防ぎ、ナルサスやファランギース、アルフリードが集まったため、エトワールたちは城へ撤退することに。エトワールが逃走したことで、彼女の逃走ルートが聖マヌエル城への隠し通路となっていることに気がついたナルサス、そちらへアルフリードを向かわせ城の内部から城門を開けることに成功、アルスラーンたち本陣が正門から突入したことによって、戦闘の大勢は大きくパルスに傾きました。

城の奥にて、アルスラーンとダリューン、ヒルメスと城主バルカシオンの2対2で対峙、バルカシオンは文官でしょうからほぼ戦力にはならず、2対1と言って良いかも知れません。そこでダリューンとヒルメスの一騎打ちが始まり、お互いに傷を負い、これ以上は……というところでヒルメスが味方を捨てて逃走します。あの闇から湧き出る変な男に連れられてどこかへ消えてしまいました。これで聖マヌエル城は陥落です。

戦闘前にアルスラーンとヒルメスの会話から、2人の人間としての器の大きさがよく対比されていました。アルスラーンは国のことを国の民のことを第一に考え行動し、ヒルメスは自分のことにしか考えていない様子が。

 

 

城主バルカシオンは自らの敗北を知り自害してしまいました。アルスラーンは止めようとしましたが止められませんでした。タイミングよく現れたエトワールにとって、アルスラーンがバルカシオンにとどめを刺したように見えたようで、激昂しアルスラーンに襲いかかっていました。アルスラーンは、そのとき初めてエトワールが女性だと気づいた様子。

 

 

いよいよ次回が最終回です。最終回はどこまでやるのでしょう。30分でやれることはそう多くないので、パルスの王都エクバターナの奪還までは描かれないでしょうね。ちょっと厳しいかと思われます。

ヒルメスとの決着は着くのかどうか、エクバターナを奪還できるのは既定路線としても、アンドラゴラスを救出した後にアルスラーンはどう行動するのか、アンドラゴラスの言っていた「パルス王家の血塗られた血筋」の意味、ナルサスがギーヴに依頼した捜索とは何か、ギーヴの行方……その辺りのことがハッキリしないまま終わりそうで、その点が残念です。

漫画の方の話が進めばアニメも続きが描かれることになるのでしょうか。でもアニメを分割で放送する際に、前との期間があまりに空いてしまうと、多くは見向きもされないままずっこける傾向にある印象なので、これ以上放送するのは厳しい気もしないでもないです。

 

dysdisanime.hateblo.jp