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豊子が出演したクイズ番組「勝ち抜きクイズ3Q」のモデルは「ベルトクイズQ&Q」みたいです - 朝ドラ『ひよっこ』116話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年8月15日放送の第116話は、クイズ回でした。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第20週「さて、問題です」

www.nhk.or.jp

 

2017年8月14日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第20週「さて、問題です」が始まっています。物語の時代は昭和42年(1966年)の初夏でしょうか。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は19週現在、両親と自分がお世話になってきた、赤坂にある「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食屋「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名が働いています。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は、みね子の幼馴染み「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城村の角谷家に嫁ぎました。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの2階に住んでいます。

「あかね荘」には現在7人が暮らしています。大家が、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」と、富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、みね子、省吾目当てで引っ越してきた(?)みね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、みね子と幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」がみね子の部屋に転がり込んでいます。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」で、その妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」です。「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」です。「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みになります。

 

 

乙女寮メンバーとの再会

みね子は、行方不明になっていたみね子の父「谷田部実(やたべ・みのる、演:沢村一樹)」と再会を果たしました。しかし記憶喪失に陥っています。

実は記憶が戻らないまま故郷の奥茨城村に戻り、家族全員と再会しました。みね子も付き添い、実たちと一緒に田植えをしています。

115話では、みね子が「すずふり亭」で働く以前に働いていた「向島電機」の寮「乙女寮」で同室だったメンバーとの再会がありました。今回は豊子からの提案で集まることになったようです。

優子だけは地元の秋田で結婚しているため来られず、他の幸子と豊子と澄子が「あかね荘」を訪ねてきました。

同室のメンバーをおさらいすると、みね子と時子、中卒の福島出身「青天目澄子(なばため・すみこ、演:松本穂香)」、同じく中卒の青森出身「兼平豊子(かねひら・とよこ、演:藤野涼子)」、みね子が入社したときには既に働いていた先輩の山形出身「秋葉幸子(あきば・さちこ、演:小島藤子)」、同じく先輩の秋田出身「夏井優子(なつい・ゆうこ、演:八木優希)」です。愛子は「向島電機」で事務員と寮の舎監を務めていました。

再会をし、それぞれ近況を報告しています。その中で豊子が、実家でゴタゴタがあり借金を作ってしまったのだけど解決したと言っていました。どうして借金の心配がなくなったのか、それはそのうちわかるとしか言いません。秘密みたいです。

豊子は愛子にテレビを借りられないかと言って、愛子の部屋に皆を連れて移動して、全員でテレビ番組を観ることになりました。

 

 

クイズ番組『勝ち抜きクイズ3Q』のモデルは?

テレビをつけるとクイズ番組が放送されていて、何と画面に豊子が映っていました。騒然とする乙女たち。そう、豊子はクイズ番組に出演していたのですね。豊子は優子にだけ事前に伝えてあったそうで、その辺抜かりはありません。

 

『ベルトクイズQ&Q』(ベルトクイズ キューアンドキュー)は、1969年6月30日から1980年2月29日までTBS系列局で放送されていたクイズ番組である。
月曜から金曜の週5日間、毎日正午から生放送されていたクイズ番組。

ベルトクイズQ&Q - Wikipedia

豊子が出場していたクイズ番組のタイトルは「勝ち抜きクイズ3Q(サンキュー)」です。このモデルとなる番組は「ベルトクイズQ&Q」と思われます。

というのも、3Qの司会役を務めていた方が「押阪忍(おしざか・しのぶ)」さんだったからです。押阪さんはベルトクイズの司会者だったそうですから。

豊子はあれよあれよという間に勝ち抜き、最後、この1問に正解すれば……というところに出題されたのが人名問題でした。問題の人名は「青天目」です。

豊子がよく喧嘩をしたり張り合ったりしている、同い年の澄子の名字でした。青天目は「なばため」と読みます。

豊子が正解を答えて見事に勝ち抜き、賞金30万円とハワイ旅行を手に入れました。賞金の30万円で田舎の借金を支払えるみたいです。そしてハワイ旅行はペアで、誰と行きますかと押阪さんに聞かれた豊子は、テレビカメラに向かって「澄子、ハワイ行くど!」と言ったのです。

テレビの前で呆気に取られる澄子、皆から叩かれ、ようやく「ハワイ……行くのかよ……オレ……おめぇと2人で……?」と言葉を発します。豊子に嫌なのかと聞かれて、「んな訳ねぇっぺよ!バカかおめえ!」と言って、豊子に抱きついていました。

澄子も実家の親がお金を要求してくるなどして嫌なことが多かったみたいですから、こうして良いことが舞い込むと救われますね。良かったです。

 

 

時子のファン1号?

近況報告時に、時子から自分にファンができたみたいだと報告がありました。先日、アパートの前で1人の女声から声をかけられ、諦めないで頑張って、絶対に女優になってください、などと言われたということでした。

しかし、事の真相は時子に話しかけた女性は、三男が働いている「安倍米店」の娘、「安部米子(あべ・よねこ、演:伊藤沙莉)」でした。

以前、時子が三男とみね子に女優になることの難しさを愚痴ったことがありまして、三男はそんな時子に発破をかけるため、女優になれなかったら俺と結婚しろ、と言ったことがありました。

それを聞いた時子は、死んでもあんたと結婚なんかしたくないから、絶対に女優になってやると、やる気を戻していたのです。三男は死んでも結婚したくないとまで言われてヘコんでいました。

米子(別名:さおり)は、そのときの三男と時子の会話を離れたところで盗み聞きをしていて知っていたのですね。ですから、三男が自分に振り向いてもらうために、三男が好きな時子には女優業で成功してもらいたい、ということで声をかけたのだと思われます。そうすれば時子は三男とは結婚しないから。

まぁ、三男が時子と結婚しなかったとしても、米子との結婚を選ぶとは限らないのですが……。

 

 

おわりに

クイズはもう少し引っ張るかと思いましたが、1回で終わってしまいました。

今週の残りは何を扱うのでしょうか? そういえば先週土曜日の次週予告では、由香がみね子に泣いていた?謝っていた?ような描写があったと思いますから、その辺りの話をすることになるのでしょうか。

物語で懸案になっている事案の一つは「すずふり亭」の家庭の問題ですからね。鈴子と省吾と由香の関係がギクシャクしたままです。亡くなった由香の母が鍵になっていると思いますから、3者でしっかりと話し合って溝が埋まると良いですね。