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みね子の「時子にはもっと堂々としていて欲しい」の言葉で吹っ切れそうです - 朝ドラ『ひよっこ』140話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年9月12日放送の140話は時子の「ツイッギーそっくりコンテスト」が近づいてきました。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『ひよっこ』第24週「真っ赤なハートを君に」

www.nhk.or.jp

 

2017年9月11日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第24週「真っ赤なハートを君に」が始まっています。物語の時代は先週に引き続き昭和42年(1966年)の8月でしょうか。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は19週現在、両親と自分がお世話になってきた、赤坂にある「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食屋「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名が働いています。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は、みね子の幼馴染み「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城村の角谷家に嫁ぎました。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの2階に住んでいます。

「あかね荘」には現在7人が暮らしています。大家は、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」と、富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、みね子、省吾目当てで引っ越してきたみね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、みね子と幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」がみね子の部屋に転がり込んでいます。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」で、その妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」です。「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」です。「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みになります。

 

 

時子にはもっと堂々としていて欲しい

 

親戚との金銭トラブルから女優を廃業するまで追い詰められていた「川本世津子(かわもと・せつこ、演:菅野美穂)」は、みね子たちに助けられて、現在はみね子の住んでいるアパート「あかね荘」に暮らしています。愛子と同部屋です。

世津子は愛子と意気投合しているようで、すんなり馴染めていました。これも愛子のキャラクターのおかげなのでしょう。年齢も近いのでしょうし。

物語は「ツイッギーそっくりコンテスト」へと向かっています。時子が母「君子(きみこ、演:羽田美智子)」のお節介のおかげで出場でき、いよいよ本大会まで10日後という時期になりました。

時子はステージでのウォーキングやポージング、スピーチの準備に余念がありません。アパートには女優の世津子もいることで、女子で集まってあかね荘作戦会議が始まりました。そこで時子が世津子や早苗たちから言われたことは「どう支持されるかが大事」「男の人がお気に入りの女の子像を選ぶスターじゃなくて女の人が選ぶスターが求められている」ということです。

時子はスピーチの原稿も皆に読んでもらいました。これまで時子が東京でどのように生きてきたかが正直に語られています。茨城弁が抜けなかったこと、背の高さから芝居の役を降ろされたことで苦労をした、でも涙を流しているときに常に仲間たちが励ましてくれた、ツイッギーのようにありのままで輝ける人になりたいなどと書かれています。

皆から概ね好感触を得られていましたが、みね子だけは異なる感想を持ったようです。

「でもな〜んか時子らしくないな。時子にはさ、もっと堂々としていて欲しいんだ」「女の子がさ、時子見てさ、あ〜時子みてぇになりてぇな〜って思うような人であって欲しいと思う」

と言っていました。頑張ってきましたっていう言葉はおじさんたちの大好物で、それよりも明るくて皆がこうなりたいって思うような人、悩みなんか吹き飛ばしちゃうような人、そういう人であるべきだということです。

具体的にどのようなスピーチになるのかはこの段階では明らかになっていません。

 

 

コンテストリハーサル

大会前日にアパート前(裏)の広場でコンテストのリハーサルを行うことになりました。アパートの住人や商店街の人たち、それと由香も呼んで、簡易の大会会場も作っています。

時子たちは「向島電機」の「乙女寮」で同室だった3人も呼んでいました。中卒の福島出身「青天目澄子(なばため・すみこ、演:松本穂香)」と同じく中卒の青森出身「兼平豊子(かねひら・とよこ、演:藤野涼子)」、みね子が入社したときには既に働いていた先輩の山形出身「秋葉幸子(あきば・さちこ、演:小島藤子)」です。

さらに三男が働いている「安部米店」の「安部さおり(あべ・さおり、演:伊藤沙莉)」、本名「米子(よねこ)」も誘っているようです。

ツイッギーそっくりコンテストの本番は明日か明後日の放送になりそう。

 

 

おわりに

最後、富さんが具合を悪くしていたことが気になります。体調を崩しただけなら良いですが……。

そういえば、先週土曜日の次週予告の中で、「向島電機」のトランジスタラジオ製作のライン長だった「松下明(まつした・あきら、演:奥田洋平)」が一瞬映っていました。

どうして松下がこのタイミングで出演させたのか、その意味をしばらく考えていたのですが、彼は早苗の元彼なのではないかという疑惑が持ち上がっています。私の中で。永遠の25歳になるきっかけ、39回も見合いをして毎度相手に断らせるよう仕込むことになったきっかけ、その弾性が松下なのではないかな、と感じています。全然関係ないかもしれません。

それにしても三男くんは歌が上手ですね。今日の140話で歌っていた曲は「星のフラメンコ」です、「西郷輝彦(さいごう・てるひこ)」さんの。