ディスディスブログ

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「ゴースト肩こり」のトリガーポイントの見つけ方と対処法、再発防止法がNHK『あさイチ』のスゴ技Qで紹介されていました

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2015年7月28日火曜日のNHK朝の生活情報番組『あさイチ』は、「スゴ技Q 肩に原因がない!? “新”肩こり撃退術 」でした。

 

www1.nhk.or.jp

 

 

肩に原因がない!? “新”肩こり撃退術

肩こりの症状を訴える人で、肩に原因がない人がいるそうです。肩こりの患者のおよそ7割が、症状の原因が肩以外にある肩で、VTRに出演していた整形外科医の先生は「(肩に原因がない肩こり患者は)増えている」と言っていました。

あさイチでは、そういった肩に原因がない肩こりのことを「ゴースト肩こり」と呼んでいて、そのゴーストの原因を探ったところ、どうやら背中や手足の筋肉にできた凝り(しこり)が原因だと分かったそうです。

この背中や手足の筋肉の凝りをトリガーポイントと言っていました。

 

 

トリガーポイントの見つけ方

「ゴースト肩こり」のトリガーポイントは、肘にある筋肉「上腕三頭筋」、首から腰にかけての背中にある「脊柱起立筋」、肩甲骨の下にある「広背筋」の三箇所に特によく発生するそうです。

トリガーポイントの見つけ方は、「上腕三頭筋」にトリガーポイントがある場合は肘の周辺を軽く押すこと、「脊柱起立筋」の場合は起立状態で上体を後方に反らしたり横に倒したり腰を捻ったりすること、「広背筋」の場合は起立した状態で手のひらを内側にして両腕を後方へ伸ばすことです。それぞれを試して肩に痛みを覚えると、それがトリガーポイントである可能性があります。

「線維筋痛症」という複数箇所や全身に痛みが出る病気にかかっている場合もあるそうで、その際は整形外科や痛み専門の外来(ペインクリニック)に行かれた方が良いそうです。

 

 

“ゴースト肩こり”再発防止のための筋力トレ

ゴースト肩こり再発を防ぐためには、トリガーポイントのある筋肉と裏表にある筋肉を鍛えることが重要と言っていました。

「上腕三頭筋」にトリガーポイントができた場合は「上腕二頭筋」を、「脊柱起立筋」にできた場合は「腹直筋」を、広背筋にできた場合は「大胸筋」をそれぞれ鍛えるということです。

「上腕二頭筋」の鍛え方は、肘を前方の心臓より高い位置まであげて、前腕(肘から先)の曲げ伸ばし運動をします。その際、曲げたときに手のひらを握り、伸ばしたときに手のひらを開きます。回数の目安は朝昼晩に10回ずつ。

「腹直筋」の鍛え方は、膝を立てた腹筋運動です。仰向けの姿勢になって両膝を立て、両腕を後頭部に持って行き、おヘソが見える位置まで頭を持ち上げた状態で10秒キープし、10秒経ったら元に戻ります。回数の目安は朝昼晩3回ずつ。

「大胸筋」の鍛え方は番組では紹介されませんでした。おそらく時間が足りなかったのだと思います。両腕を前方に伸ばし、肘を直角に曲げて両腕を開閉させます。肘を閉じるとき、顎付近に来るようにします(しっかり90度開閉させる、という意味だと思います)。回数の目安は朝昼晩10回ずつ。

 

 

おわりに

番組は国会中継のため短縮バージョンでした。なのでちょっと急ぎ足で紹介されており、説明が足りなかったりなかったりした部分があったように感じられました。番組で紹介されていた統計では肩こりで悩んでいる方がとても多いみたいでしたから、一回分の放送をしろとは言わないですけど、1つのコーナーを設けるなどして補足説明の放送をしてもいいのではないかと思います。

再発防止のための筋トレに関しては、ピンポイントに筋肉を鍛えることは、今回の「ゴースト肩こり」の対処としては良好なのでしょうけれども、本当ならば全身を隈なく鍛えることの方が良いはずですので、時間がある方はまんべんなく鍛えた方が良いかなぁと思います。もちろん無理は禁物ですが。

また、こちらでは紹介しませんでしたが、トリガーポイントの対処法として、フェイスタオルで作る「タオル玉」で、トリガーポイントの周辺を優しく刺激し、結構を良くする方法が紹介されていました。詳しくは番組Webサイトをご覧になってください。

 

dysdis.hatenablog.com

 

すぐわかる! すぐ使える!  トリガーポイント療法 関係する筋肉を理解すれば改善できる

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