ディスディスブログ

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オワハラなる言葉が就活生の間で話題だそうです

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「オワハラ」なる言葉が就職活動をしている学生の間で話題だそうです。昨日2015年6月25日木曜日のNHK『ニュース シブ5時』や、今日2015年6月26日金曜日の『NHKニュース おはよう日本』で放送されていました。

 

ニュース シブ5時 - NHK

www.nhk.or.jp

 

このオワハラとは「就職活動終わらせろハラスメント」の略語だそうです。

就活生が内定をもらった企業から就職活動を終えるよう強要されることをいう、と。他の企業への採用試験は受けないように強く迫られたり、長期間拘束されたりすることを指すそうです。

具体的には、「他社を受けないなら内々定をあげるよ」と企業の担当者から言われたり、今後の他社への就職活動の禁止や当社への入社辞退はしない、という誓約書のようなものに署名させられるケースがあるようです。

企業からすれば、人材が欲しいから採用枠を作っている訳ですし、そこには当然費用がかかっているでしょうし、自分たちが欲しいと思っている人材をみすみす逃したくない、という気持ちも分からないではないですね。学生にハラスメントと感じられないように、繋ぎ止めておくという企業側の努力が必要になりそうです。

オワハラが話題になっている背景には採用スケジュールの後ろ倒しの影響が出ているのではないか、とうことをニュースでは言っていました。解禁時期が3年生の12月→4年生の4月に、線香活動開始時期を4年生の4月→4年生8月に変更しているそうです。学生には学業に専念してもらいたい狙いからの変更とのことですが、かえって就職活動期間が伸びただけではないかとの批判もあるそうです。

 文部科学省は、ハラスメントを感じた場合は速やかに大学の窓口に相談をするようにして欲しいとのことです。

 

そもそもハラスメントは何を指す言葉かといいますと、セクハラ(セクシャル・ハラスメント,  Sexual harassment)とかパワハラ(パワー・ハラスメント, Power harassment)とかに使われる言葉ですね。Harassmentは「嫌がらせ、悩ますこと」の意味で、セクハラなら性的嫌がらせ、パワハラなら権力を使った嫌がらせ、ということになるでしょう。

 

私も大昔に学生だった頃に就職活動をしていましたが、そういう囲い込むような行動は当時から少なからずあった気がしています。特に、内定をもらった企業からアルバイトとして働くように言われたということは、私ではなく学校の友人には何人かいました。私の場合だと、当時は買い手市場だったこともあって内定を幾つかもらっていたのですが、面接の中で、他社へはもう受けないのか、弊社を再優先に考えているのか、みたいなことは何回も聞かれた記憶があります。さすがに、就活を終わらせるなら内々定とか、誓約書を書かされるようなことは一度もありませんでしたけど。

内定を1社に絞ってから他社への断りを入れる電話ってねぇ…大変でした。当時はまだインターネットが今のように普及していない時代でしたので、メールなんて一般的ではありませんでしたから、電話が基本です。断ったうちの数社は、電話をしたときに人事部の偉い人から話をしようと言われ、会社へ行って人事の方と話し合った末に断りを入れました。あれは参りました…付き合っている女の子に別れ話をするみたいな。