レッドブルの顧問「ヘルムート・マルコ」が、F1イタリアGPで優勝を逃した後、マクラーレンの「スポーツマンシップ」に冗談交じりに感謝した、と海外メディアが伝えています。
目次
第16戦イタリアGP
2024年8月30日金曜日からF1は第16戦イタリアGPが開催されました。
マクラーレンF1は現在、コンストラクターズ選手権でレッドブルにわずか8ポイント差に迫っています。
彼らがモンツァ戦で1-2フィニッシュを果たしていれば、コンスト首位に立つことができたかもしれません。
彼らの「オスカー・ピアストリ」と「ランド・ノリス」を2ストップに切り替える彼らの戦略決定の代償は高くつきました。
フェラーリの「シャルル・ルクレール」はワンストップ作戦でレースをリードし、最後までそのポジションをキープしました。
レッドブルは「マックス・フェルスタッペン」が6位に終わるなど惨敗、散々な週末を過ごしています。
ノリスが3位に入ったことで、ドライバーズチャンピオンシップにおけるフェルスタッペンの、2位ノリスに対するリードは8ポイント縮まりましたが、まだ62ポイント差をつけています。
マクラーレンのスポーツマンシップに感謝
レッドブルの顧問である「ヘルムート・マルコ」がDe Telegraafに対し、イタリアGPは「残念な結果」との意見を一蹴し、その後マクラーレンを冗談交じりで感謝する発言をしました。
残念な結果? そんなわけがない。我々はこの結果を少しは予想していた。フェラーリの勝利を祝福し、マクラーレンのスポーツマンシップに感謝したい。
それはありがたかった。おかげで我々の状況は少し良くなったからね。
精神的にも質的にも、マックスは依然としてこの分野で最強のドライバーだ。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
マルコの発言は負け惜しみではあるでしょう。
ただ、言っていることもわからなくはありません。
選手権はバクー、シンガポールと続きますが、どちらのサーキットもレッドブルには不向きと言われています。
レッドブルはその先、およそ一ヶ月後の北米シリーズを見越し、アゼルバイジャンとシンガポールの2戦を捨ててでも、マシンの不調の解決策を見つけることに費やすかもしれませんね。
そういうレッドブルにとっての時間的な余裕を、今回マクラーレンが作ってしまった可能性はあります。
それとハンガリーでしたっけ、ノリスがピアストリに勝利を譲ったことも、後で振り返ればあのとき譲らずに優勝していればノリスがチャンピオンになれたのに、なんてことになりそうな予感も小さくないです。
でもどうなのでしょうね、RB20の不調の原因を特定、改善して再びマクラーレンやメルセデスと戦えるマシン、勝つマシンに仕上げるなんて芸当が、ピエール・ワシェやエンリコ・バルボにできるのでしょうか。
F1はDAZNで!
F1観戦は『DAZN』で!!
『DAZN』ではF1などが配信されています。
Amazonの「Fire TV」で『DAZN』を視聴可能です。
『Fire TV』ならDAZNだけでなく、TVerやU-NEXT、NHK+も。
おわりに
ということで、ヘルムート・マルコがマクラーレンの「スポーツマンシップ」に冗談交じりで感謝した報道の感想を書いた記事でした。