F1第15戦「オランダGP」でマクラーレンに完敗したレッドブルF1。
レッドブルの顧問「ヘルムート・マルコ」が現状を憂慮するコメントを発した、と海外メディアが報じています。
目次
第15戦オランダGP
2024年8月23日金曜日から、F1第15戦オランダGPが開催されました。
開催地はオランダはホラント州ザントフォールトにある「ザントフォールト・サーキット」。
決勝
2024年8月25日はオランダGPの決勝が行われました。
結果と感想は以前記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
マルコがマクラーレンの速さに危機感
オランダGP決勝を終え、レッドブルの顧問である「ヘルムート・マルコ」がSky Sportsドイツ版に次のように語り、レッドブルF1の現状を憂慮しています。
DRSなしでの最終ラップのファステストラップは、マクラーレンと(ランド)ノリスがどれほど優れていたかを証明している。
そのギャップは憂慮すべきことだ。
9つの2位では十分ではない(管理人注:残りレース数か? スプリントとファステストラップを含めたものかは不明)。
ここのコンディションはマクラーレンにとって理想的だった。我々の技術者が何かを発明しなければならないことは明らかだ。タイヤのデグラデーション(性能劣化)が激しく、ある時点からフェルスタッペンがあちこちで滑り始めた。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
かなりショックだったでしょうね。
私はニューウェイがデータを見られなくなりミーティングにも立ち会えなくなったことが影響していると見ています。
別の言い方をすればピエール・ワシェとエンリコ・バルボでは駄目だということです。
シーズン序盤までに比べても、チームが全然というくらい機能していません。
おそらくワシェたちはRB20を理解できていないのだと思います。
ウィートリーの離脱も、今後マクラーレンとの競争が激化するにつれ、顕在化してくるはずです。
チーム業務の実務をこなしていたウィートリーの不在がどうのように影響するか、個人的にとても興味があります。
いや性格の悪い言い方かもしれませんけど、スポーティングディレクターという職業をいまいちどころじゃなく理解できていないので、その意味で、です。
皆さんはわかりますか?
ペレスのためにシーズン序盤の頃の仕様にマシンを戻したと噂されていますが、それが事実としても、結局マクラーレンとは戦えていないので、疑問符があります。
少なくともオランダGPでは。
メルセデスを上回りはしましたけど、あれはペレスが抑えたというより彼らが勝手に落ちただけ感が強いですし。
この判断が、今季のチャンピオンシップだけでなく来季以降のチーム運営にも影響を及ぼしそうな予感しかしないです。
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おわりに
ということで、オランダGPでのマクラーレンの速さにヘルムート・マルコが憂慮する発言をした報道の感想を書いた記事でした。