メルセデスF1が復活しています。
代表の「トト・ヴォルフ」は、チーム復活の理由は「奇跡のフロントウイング」ではなく、テクニカルディレクターの率いた「データが突然意味を成した瞬間」だったと語っているようです。
目次
メルセデスF1復活
メルセデスF1は、グランドエフェクトカー復活からの2年の苦悩のあと、今季オーストリアとイギリスで連続優勝を遂げ、絶好調です。
きっかけはモナコGPでした。
今季型「W15」に新しいフレキシブルフロントウイングを装着したマシンは、ドライバーからも歓迎され、モンテカルロ後の4レースではオーストリアとシルバーストーンでの連勝を含む、連続表彰台獲得を記録しています。
理由は魔法のフロントウイングではない
しかし、チーム代表である「トト・ヴォルフ」は話題の「魔法のフロントウイング」がメルセデスの復活の秘訣ではないと、PlanetF1.comを含むメディアに語っています。
理由はテクニカルディレクターの「ジェイムズ・アリソン」だそうです。
ジェイムズに導かれて、突然データが意味を成し、ギャップが明らかになった瞬間があった。
主に、どのようにマシンのバランスを取るか、そしてどのようにすればより良いスイートスポットに持っていくことができるか。それが主なものだった。
奇跡のフロントウィングではなく、むしろ我々が成し遂げたのはバランスだったんだ。
カチッと音がした。突然、意味がわからなかったことがすべて意味を成すようになったんだ。
開発の方向性、あるいは開発の方向性の結果は昔と同じで、パフォーマンスを見つけ出し、それをマシンに搭載し、それがラップタイムに反映される。
過去2年間はそうではなかった。提供するパフォーマンスに関してはまだまだこれからだ。ブダペストとスパにさらに提供できるだろう。
しかし、その一方で、浮かれすぎてはいけない。先週は混乱(フェルスタッペンとノリスの接触)の恩恵を受けて勝利したが、今日は偽りない勝利だ。我々には本当のペースがあった。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
テクニカルディレクターの仕事の重要さがよくわかるコメントでした。
エイドリアン・ニューウェイがデータにアクセスできなくなったときと、チームが勝ちにくくなってきたこととがリンクしているように見えるレッドブルのことを考えても。
ニューウェイはCTO(チーフテクニカルオフィサー)ですし、彼の仕事は特殊みたいですから、事情は異なるでしょうけど。
レッドブルは本当にピエール・ワシェで大丈夫なのか、シーズン後半戦が見ものです。
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おわりに
ということで、トト・ヴォルフがメルセデスの急激な躍進を説明している報道の感想を書いた記事でした。