「アンドレア・キミ・アントネッリ」が、第8戦イギリス大会のスプリントレースでF2初優勝を果たしました。
メルセデスF1のチーム代表「トト・ヴォルフ」が、2025年の自チームのシート候補でもあるアントネッリの初勝利について海外メディアにコメントしているようです。
目次
キミ・アントネッリ
17歳のイタリア人「アンドレア・キミ・アントネッリ」は、アントネッリはカートで走っていた頃からメルセデスのサポートを受けています。
2022年と2023年に『プレマ』で、それぞれイタリアF4とフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権でタイトルを獲得し、今季F2にプレマでデビューを果たしました。
アントネッリは2205年のメルセデスF1のレギュラーシートの候補にもあがっていて、メルセデスでデビューしなくともカスタマーチーム、例えばジョージ・ラッセルがそうだたように、ローガン・サージェントの替わりにウィリアムズからデビューさせるのではとの噂もあります。
しかし、今季中のウィリアムズからのF1デビューについては、メルセデスのチーム代表である「トト・ヴォルフ」は時期尚早として、報道を否定していました。
アントネッリF2初優勝
2024年7月6日にF2選手権第8戦イギリス大会の「スプリントレース」が、シルバーストン・サーキットで開催されました。
キミ・アントネッリがF2初優勝を遂げています。
結果や感想については以前当ブログで記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
所属チームの『プレマ』はF2で実績のあるトップチームの一つです。
しかし今年のチームはあまりうまくいっていないと言われています。
現在アントネッリがドライバーズランキング8位、来年ハースでのレギュラーが決まっている「オリバー・ベアマン」は13位です。
ランキングトップは『カンポス・レーシング』所属でレッドブルジュニアの「アイザック・ハジャー」。
トト・ヴォルフのコメント
F1のパドックにいたメルセデスのチーム代表「トト・ヴォルフ」が、アントネッリのF2初優勝についてコメントしています。
上にリンクを貼った記事にもコメントをご紹介していますが、また違ったコメントのようなので改めて。
（アントネッリにとって初勝利は）そうだね、とても重要だった。今年のF2は非常に難しい。彼と（オリバー）ベアマンはマシンに多くの問題を抱えていて、彼はハンドリングに満足していないんだ。
彼のタイムは他の誰よりも2秒速かった。彼の才能、パフォーマンス能力、可能性が見て取れる。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
雨で大荒れのレースでしたし、予選は10位でしたし、スプリントレース（リバースグリッドルールのため予選10位だった彼はポールからスタート）ということは考慮に入れた方がいいとは思います。
と言っても優勝は優勝ですので、一定以上の力のあるドライバーであることは間違いないのでしょう。
今季中にF1に昇格したり、来季のメルセデスに乗ったり、そういうレベルにあるかというと小さくない疑問符がつくものの。
プレマがダラーラのマシンをつかめていない、開発に失敗したり出遅れたりしたのではという話はよく聞きます。
しかし、いつどこのチームにいるかなどの巡り合わせを含めてドライバーの評価と思うので、プレマがどうこうは言い訳にしか聞こえないです。
F1とは違って全チーム同じマシンで、しかも今年シャーシが新型になってスタート位置が全チーム同じだったのですから。
ドライバーのフィードバック能力が足りていないのかもしれませんし。
それを踏まえても、同じルーキードライバーなら、アロンやボルトレトの方が現状優れているというのが個人的な判断です。
これからプレマが盛り返して、アントネッリが噂の速さを発揮するかもしれませんけど、なのであくまでも現状の評価です。
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おわりに
ということで、メルセデスの来季ドライバー候補のキミ・アントネッリがイギリス大会でF2初優勝を遂げた報道の感想を書いた記事でした。
