F1の2024年シーズン、2024年6月8日から第9戦「カナダGP」が開催されています。
2024年6月8日金曜日はFP1(フリープラクティス)とFP2が行われました。
結果と感想を書いています。
目次
2024年F1ラインナップ
2024年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。
以下、敬称略で失礼します。
- チーム (PU) :ドライバー1、ドライバー2
- レッドブル(ホンダRBPT):マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
- メルセデス(メルセデス):ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン
- フェラーリ(フェラーリ):シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
- マクラーレン(メルセデス):ランド・ノリス、オスカー ピアストリ
- アストンマーチン(メルセデス):フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール
- アルピーヌ(ルノー):ピエール・ガスリー、エステバン・オコン
- ウイリアムズ(メルセデス):アレクサンダー・アルボン 、ローガン サージェント
- キックザウバー(フェラーリ):バルテリ・ボッタス、周冠宇
- ビザ・キャッシュアップ・RB(ホンダRBPT):ダニエル・リカルド、角田裕毅
- ハース(フェラーリ):ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン
色を変えたドライバーが新加入です。
オレンジが他のチームからの移籍、青がアンダーカテゴリーからのステップアップ、紫がF1復帰組。
2024年シーズンのドライバーラインナップは2023年から変わりないようです。
ステークF1チーム・キック・ザウバー(キックザウバー)とビザ・キャッシュアップ・RBは、2023年までそれぞれアルファロメオとアルファタウリのチーム名で参加していました。
第9戦カナダGP
F1の2024年シーズン第9戦カナダGPが2024年6月8日から開催されています。
場所はカナダはモントリオールにある「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット」です。
FP1&FP2
2024年6月8日はカナダGPのFP1とFP2が行われました。
結果です。
Here's the full rundown from a rain-affected FP1 🌧️#F1 #CanadianGP pic.twitter.com/7JgM1ttIme
— Formula 1 (@F1) 2024年6月7日
FP1。
It was dry, until it wasn't 🤷
— Formula 1 (@F1) 2024年6月7日
Here's the order at the end of FP2, based on slick-shod times from the first half of the session 👇#F1 #CanadianGP pic.twitter.com/rFXSt7knp0
FP2。
F1の公式Xアカウント (@F1) のポストのとおりですね。
タイヤコンパウンド
使用されるタイヤコンパウンドについて。
F1 returns to North America after two European rounds. The Canadian GP therefore means a change of continent but it’s a case of status quo when it comes to tyre compound choice, because it will be the third in a row to feature the three softest ones in the range (C3, C4 and C5). pic.twitter.com/PBdfUlydjw
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) 2024年6月3日
今回使用されるタイヤコンパウンドは上記のとおり。
C3〜C5とのこと。
C3がハード、C4がミディアム、C5がハードタイヤ。
感想
2024年F1第9戦カナダGP1日目の感想です。
アップデート
アップデートに関して。
- レッドブル:リアウィング、フロントコーナー
- メルセデス:フロントサスペンション、フロントコーナー
- アストンマーチン:ビームウィング
- ウィリアムズ:フロントサスペンション、リアサスペンション
- ビザキャッシュアップRB:リアウィング、フロントウィング
- キックザウバー:リアウィング、ビームウィング
- ハース:フロントウィング
上記のとおり。
見落としがあるかもしれません。
雨
雨です。
Back underway and setting purple sectors 🟣
— Formula 1 (@F1) 2024年6月7日
It's a Ferrari 1-2 with 15 minutes left to go - Sainz heads up Leclerc by 0.075 seconds ⏱️#F1 #CanadianGP pic.twitter.com/nAT7TI6QJL
なので順位がそのまま力関係を表しているとはならないので、あれです。
Lance saluting his home crowd 👋🇨🇦#F1 #CanadianGP pic.twitter.com/5tuVlJhyaa
— Formula 1 (@F1) 2024年6月7日
FP2でアストンマーチン「ランス・ストロール」が3番手、ハース「ケビン・マグヌッセン」が6番手な時点であれです。
特にストロールは、カナダが彼の地元ですから、燃料をあまり搭載せず軽いタンクで走った可能性もありそうで。
ただ土日も降水確率が高めなようですから、雨でも速いに越したことはないでしょう。
ジャック・ドゥーハン
アルピーヌはFP1にリザーブドライバーの「ジャック・ドゥーハン」を起用しました。
Let’s go for FP1, @jackdoohan33 🤩 pic.twitter.com/t9nnec6Shj
— BWT Alpine F1 Team (@AlpineF1Team) 2024年6月7日
新人を走らせる起用義務を消化するためです。
FP1 ✅
— BWT Alpine F1 Team (@AlpineF1Team) 2024年6月7日
A varied session with wet and dry running. Jack unfortunately wasn’t able to get a meaningful lap time in. pic.twitter.com/RWV4Z0SeCV
ただ、雨だったことは彼にとってもチームにとってもファンにとっても残念でした。
19位で終えています。
19位というか、3周しか走れずノータイムでした。
フェルスタッペンにトラブルか?
レッドブルの「マックス・フェルスタッペン」のマシンにトラブルがあったようです。
Dramas for the World Champions 👀
— Formula 1 (@F1) 2024年6月7日
Will it be a setback for Red Bull over the rest of the weekend? #F1 #CanadianGP pic.twitter.com/ZPw7Eqejr7
FP2の途中から、ガレージでマシンのカウルを外していました。
フェルスタッペンのチームメイト「セルジオ・ペレス」はFP2で10番手、これはレッドブルグループ最下位です。
ただこれも雨だからかもしれず、わからないですね。
トラブルは「ERS」が原因だったようです。
エネルギー回生システムですね。
リカルド好調?
ビザキャッシュアップRBは「ダニエル・リカルド」が好調です。
FP1とFP2のいずれも、リカルドがチームメイト「角田裕毅」を上回りました。
Laps in the wet conditions complete. Let’s see what the weather will bring in FP2 🔮 pic.twitter.com/B8aed41z4T
— Visa Cash App RB F1 Team (@visacashapprb) 2024年6月7日
FP1はリカルドが11位、角田が12位。
Looking good boys, looking good 😏 pic.twitter.com/I0IXiflRMl
— Visa Cash App RB F1 Team (@visacashapprb) 2024年6月7日
FP2はリカルドが5位、角田が8位でした。
リカルドはカナダが得意と聞きます。
そして角田は雨が苦手とも聞きます。
事実かどうか知りませんけど。
仮にそれが事実であれば、今回はリカルドに有利な条件が揃っているように感じられますね。
その説を裏付ける初日の結果になっているようです。
今季ここまで、角田はほぼ安定してリカルドより速かったですが、今回はそうもいかないかもしれません。
ただリカルドがあまりに遅いと、リアム・ローソンに替わってしまう危険があるので、こういうレースも必要と思います。
VCARBの懸案は、仮に予選やレース時に雨があがったとしても、それまでの雨によって路面温度が下がっている可能性です。
確かシーズン序盤、タイヤが温まらないとVCARBのマシンは遅かった記憶があるので、そこがどうなるだろうという点ですね。
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おわりに
ということで、F1の2024年第9戦カナダGP初日の感想を書いた記事でした。