ディスディスブログ

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MotoGP 2016第4戦スペインGPでヤマハのロッシが今季初優勝!ドゥカティへの移籍が決まったロレンソの代わりはヴィニャーレス?

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FIM ロードレース世界選手権2016は、2016年4月24日に第4戦、Circuito de Jerez(ヘレス・サーキット)での「GRAN PREMIO RED BULL DE ESPAÑA(スペインGP)」の決勝レースが行われました。

 

http://www.motogp.com/ja/

 

 

2016年第4戦スペインGPはヴァレンティーノ・ロッシが優勝

f1-gate.com

 

最高峰のMotoGPクラスでは、YAMAHA(ヤマハ)のValentino Rossi(ヴァレンティーノ・ロッシ、イタリア)がポール・トゥ・ウィンで今シーズン初優勝を果たし、2位には同じくYAMAHAのJorge Lorenzo(ホルヘ・ロレンソ、スペイン)が入って、YAMAHAの1-2フィニッシュとなりました。Rossiはレース序盤に一瞬Lorenzoに首位を譲った他はほぼ一人旅でした。

3-4位がHONDA(ホンダ)勢のMarc Márquez(マルク・マルケス、スペイン)とDani Pedrosa(ダニ・ペドロサ、スペイン)で、5-6位がSUZUKI(スズキ)勢のAleix Espargaro(アレイシ・エスパルガロ、スペイン)とMaverick Viñales(マーヴェリック・ヴィニャーレス、スペイン)が入っています。

第4戦スペインGPの舞台となったヘレスはスペインということもあって、優勝したRossiがイタリア人の他は6位までスペイン人です。10位中7人がスペイン人ライダーという。地上波放送のレギュラーゲスト、お笑いコンビ「チュートリアル」の福田充徳さんも仰っていましたが、日本メーカーのマシンが上位を独占しているのは嬉しいことですけど、日本人ライダーの活躍も見たいですね。

福田さんが言うには1-4位まで全員独身だそうです。プライベートのことは私は全く知らなかったのでこれは驚きました。世界トップのライダーですからどこへ行ってもモテるでしょうけれども。

 

 

YAMAHAとSUZUKIに有利なコース

ヘレスは曲がりくねったコースでストレートもさほど長くないことから、今シーズン直線で他を圧倒する速さを見せているDUCATI(ドゥカティ)が、これまでに比べると元気がありませんで、最高位がAndrea Iannone(アンドレア・イアンノーネ、イタリア)の7位でした。

IannoneのチームメイトであるAndrea Dovizioso(アンドレア・ドヴィツィオーゾ、イタリア)はマシントラブルでリタイアしています。Doviziosoはまたしてもリタイア……これで3戦連続ですか。自分のミスでのリタイアではないだけに同情してしまいます。

翻って、YAMAHAやSUZUKIといった旋回性に優れたマシンには有利なコースだったようで、地上波放送の今回の解説はSUZUKIのテストライダーを務める青木宣篤さんでしたが、青木さんは以下のように説明していました。

福田「マシン的にはSUZUKIはこのサーキット(ヘレス)と相性良いですか?」青木「まぁ良いと思う。うん」福田「やっぱり回りこんだというか、コーナーが多いサーキットの方が?」青木「基本的にエンジンの形式とかで言うとYAMAHAに似てるんで、どちらかと言うとこういう細かいコーナーの方が得意」とのことでした。

また、Aleix Espargaroがシーズン開幕辺りに元気がなく、ここのところ調子を取り戻している感のあることに関しては、タイヤが今シーズンからBRIDGESTONE(ブリヂストン)からMICHELIN(ミシュラン)に変更されたことで、タイヤの乗り換えに苦しんでいたけど、前戦アメリカズGP辺りからやっと(復調の)兆しが見えてきた、ということを仰っていたかと思います。

 

 

ロレンソが2017年からドゥカティに移籍

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実はスペインGP前にビッグニュースが飛び込んできました。それは2015年の年間王者であるJorge Lorenzoが2017年シーズンからYAMAHAからDUCATIに移籍するというものです。決定。

個人的にもかなり衝撃的なニュースでした。チャンピオンが何故敢えて?という。Lorenzoの移籍は、その前にRossiがYAMAHAと2年契約を新たに結んでいたことが少なからず影響しているだろうと思われます。

Lorenzoの代わり誰がYAMAHAのシートをゲットするかについては、SUZUKIのMaverick Viñalesが候補に挙がっているようです。青木さんはViñalesが引き抜かれること怖がっていましたね。

 

 

おわりに

4戦スペインGPはMotoGPはある意味退屈なレースでしたが、Moto3クラスはとんでもないレース展開だったみたいです。Red Bull KTM AjoのBrad Binder(ブラッド・バインダー、南アフリカ)が最後尾スタートから優勝したんです。

南アフリカ国籍のライダーがGPで優勝するのは35年ぶりだそうです。地上波放送ではBinderの読みは「ビンダー」でした。地上波放送でもダイジェストで流してくれていて、福田さんや青木さんも大盛り上がりでした。えぇ?!と。

GPで最後尾から優勝するなんて、漫画などの物語でしかあり得ないことかと思っていましたが……あるんですねぇ。Binderは今シーズン優勝がないそうですし、Moto3クラスはマシン毎の差がMotoGPよりずっと少ないと思われますので、余計に凄いです。事実は小説より、という。タイヤが最後まで保ったということは、よほどセッティングが決まっていたのでしょうか。

 

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