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ウォーターストライダー戦終了!クウェンサーたちはどうやってオブジェクトを破壊をしたのか? の解答編です - アニメ『ヘヴィーオブジェクト』3話「ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦Ⅲ」の感想

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毎週土曜日00:30(金曜深夜24:30)より、TOKYO MXにてアニメ『ヘヴィーオブジェクト』が放送されています。

 

TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』公式サイト

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

2015年10月17日の放送は第3話「ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦Ⅲ」でした。 

 

 

イントロダクション

「結局、戦争はなくならなかった」

「地球という惑星の隅々まで開発の手が伸び、高出力のレーザーが気軽にシャトルを打ち上げ、一部の権力者が月面に別荘を建てるような時代になっても、人は人と争う機構を、自分の精神から取り除くことが出来ずにいた」

「そう――ただ、変化はあった」

「超大型兵器――オブジェクト。本体だけで全長50mを越えるこの新兵器は、登場と共にこれまであった戦争の常識を全て塗り替えてしまった」

「とある島国によって初め提示されたその兵器は、14カ国からなる連合軍の攻撃をうけ、しかしその全てを退けた。最後には太平洋上で核兵器の洗礼を受けるが、その攻撃にも耐え、半身をアイスのように溶かしながら、残った兵装だけで連合艦隊を殲滅した」

「以来、オブジェクトは戦争の代名詞になった」

「21世紀前半の国際連合の崩壊以来、それまで存在したあらゆる国家が破綻、あるいは変貌し、大きく4つの連合体に色分けされるようになった世界。各国による地球の支配権の奪い合いは、 オブジェクト同士の『クリーンな戦争』で決まるようになった」

そんなオブジェクトの設計士を目指す学生クウェンサーと腐れ縁の相棒の兵士ヘイヴィアは、戦場で自軍のオブジェクトのパイロットである少女ミリンダに出会う。ある戦いで彼女の乗るオブジェクトが敵のオブジェクトに破壊された時、二人は生身でオブジェクトと戦うことになるのだった……

 

公式WebサイトのIntroductionから抜粋しました。

  

 

3話「ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦Ⅲ」

設計士を学んでいる派遣学生である主人公クウェンサー=バーボタージュたちのいる「正統王国」のアラスカ前線基地に、「信心組織」のオブジェクトが襲いかかり、アラスカ前線基地に配備されているオブジェクト「ベイビーマグナム」は呆気無く破壊されました。

ベイビーマグナムに搭乗していたミリンダ=ブランティーニは、脱出後一旦は信心組織の兵たちに捕らえられましたが、クウェンサーと彼のパートナーで分析官ヘイヴィア=ウィンチェルによって救出され、3人で逃げることに成功しました。

3話は、盗聴している正統王国軍を救うために、3人でウォーターストライダーと破壊する話です。アメンボ(ウォーターストライダー)はメンテンナンスのために基地まで帰投しています。信心組織の基地は、内部はレーダーばかりで、戦車は戦闘機の類もなく、無駄な兵員や兵器を削って全ての金と力をオブジェクトに注いでいるのだそう。でも戦車は何台も映ってましたけどね、クウェンサーたちが捕まったときに。

アメンボは、巨体を4本の脚部の小さな接地面積だけで支えているため、負荷が大きくなっているそう。半日に一回、メンテナンスのために基地に戻って脚部のパーツ交換をしているそうです。クウェンサーたちはスペアパーツ、静電気発生用のタービン、を破壊して機能不全を狙うことにしました。それにしても、あんな大きさのものが半日に一回もメンテが必要だなんて……それ、全く使い物にならないんじゃ‥‥…。

敵の基地は警備がザルもザルでして、クウェンサーとヘイヴィアはまんまと潜入に成功。クウェンサーたちは大声で会話をしながら、たくさん配置してある脚部の中から次に使う脚部を見つけ出し、そのタービンにC4爆弾を仕掛け、さらにある細工を施していました。

基地でのメンテナンスが終わったアメンボは再出撃します。しかし、クウェンサーによって仕込まれたC4爆弾が爆発し、さらにそれによってオブジェクト全般に搭載されている機密保護装置が働いて自爆、大破しました。クウェンサーの説明によれば「ほとんどのオブジェクトには大破もせずに行動不能に陥ったとき、敵に鹵獲されるのを防ぐための機密保護装置、システムの自己判断で下位安定型プラズマ砲の特殊ガスを使い、自爆する機能が仕込まれている」のだそうです。ガバガバです。

アメンボことウォーターストライダーの爆発は大爆発でしたが、間近にいたクウェンサーたちは無傷で済んでいます。敵方の兵士も多くが生き残っているようで。彼らは衝撃波すら受けていなかったみたいです。爆心付近は相当な高温になってもいそうですけれど……。

その後、クウェンサーたちは表彰され、クウェンサーは国のデータベースにアクセスする権利を得て設計士の道を突き進めそうですし、ヘイヴィアも爵位の箔付けは十分のため後は退役して田舎に戻り、金持ちライフを満喫するつもりでした……が、国の上層はそうは思っていないようで、ミリンダと共に新たな基地への配属を考えているみたいでした。

とまぁ、アラスカ前線基地でのウォーターストライダー戦は終わりました。オブジェクトの倒し方が分かった今となっては、そもそもオブジェクトを作る意味があるのか、に疑問を抱いています。オブジェクトはオブジェクトでしか破壊できない、ではなく人間の手によって破壊できる、と分かれば各国はオブジェクト破壊工作専門のチームを作っていくことになるでしょう。クウェンサーのような正規兵ではない学生の、その場の思いつきで可能なことに、これまでどの勢力もそれをしてこなかったことが甚だおかしいレベルです。

かつてオブジェクトにはケーブルが使われていないと説明があったと思うのですがアメンボの脚部には普通にケーブルが使われていたことや、基地内警備の不備が過ぎること、基地への潜入時に主人公たちが大声で会話を続ける様子、基地には戦車がないと言っておきながら普通に複数配備されていたこと、巨大オブジェクトの爆発で人が無事だったことと爆発後に基地に仕掛けられたC4を爆発させられたこと(アメンボの大爆発による誘爆の危険性)など、設定がガバガバに見えてしまい、そればかりが気になって素直に物語に入り込むことができませんでした。

本作の感想は今回で終了しようと思っています。3話が丁度良く区切りになっていましたし良い機会かなと。視聴まで止めるかはまだ決めていません。

 

dysdisanime.hateblo.jp