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クーデタを起こしたCGSの三日月・オーガスが乗るバルバトスの登場シーンがカッコ良いです - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』1話「鉄と血と」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年10月4日の放送は第1話「鉄と血と」でした。

 

 

イントロダクション

かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年。

地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

原作は矢立肇さん、富野由悠季さん。監督が長井龍雪さん。シリーズ構成が岡田麿里さん。キャラクターデザインは原案が伊藤悠さん、千葉道徳さん。メカニックデザインが鷲尾直広さん、海老川兼武さん、形部一平さん、寺岡賢司さん、篠原保さん。音楽が横山克さん。こういったスタッフによってオルフェンズは描かれています。

ちなみに『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のオルフェンとは英語の "Orphan" であるなら「孤児」の意味です。

 

 

1話「鉄と血と」

1話の内容は上記イントロダクションに書かれた部分全てです。簡単なキャラクターを説明しますが、公式WebサイトのCharacterページに詳しい情報がありますのでそちらをご覧になった方が良いかと思います。

主人公は三日月・オーガス(みかづき・おーがす、CV河西健吾)です。火星の民間軍事会社クリュセ・ガード・セキュリティ (CGS) に所属している少年です。モビルワーカーなど機動兵器の操縦が得意。オルガ・イツカ(CV細谷佳正)、CGSの少年たちのリーダー。特に三日月とは幼馴染みで、今回クーデタを起こします。

本作のヒロインはおそらくクーデリア・藍那・バーンスタイン(くーでりあ・あいな・ばーんすたいん、CV寺崎裕香)です。火星の独立運動をしている人物で、アーブラウ領クリュセ独立自治政府首相官邸内にいましたから、首相の娘さんのようです。藍那がCGSに警護の依頼をした理由は、クリュセと地球の調停役として地球に向かうために自身を身辺警護してもらう、ということでしょう。政治に利用されている感。もう一人、ヒロイン候補っぽい人物がアトラ・ミクスタ(CV金元寿子)です。クリュセ市内の雑貨屋で働く少女。三日月に恋しているらしい。

三日月たちのライバルになりそうな人物が、マクギリス・ファリド(CV櫻井孝宏)です。ギャラルホルンの特務三佐。監査のため火星本部へと訪れるところです。他にもオルガたちの参謀役であるビスケット・グリフォン(CV花江夏樹)、オルガにライバル心を燃やすユージン・セブンスターク(CV梅原裕一郎)などたくさんの人物が登場しましたが、とりあえずこの5+2人は抑えておくと良いかもしれません。

 

今回、ガンダム・バルバトスが起動していました。公式サイトのMobile Suitページには、300年前の「厄祭戦」に用いられたガンダムフレームの一機とあります。300年も昔の機体ですから装甲が劣化していて本来の力ではないそう。他のサイトを見たところ、敵からパーツなどを奪っては換装して強化していくガンダムになるらしいですよ。

ギャラルホルン側にもザク的な汎用モビルスーツと思われる機体が出現していました。グレイズという名前です。ザクのようなオリーブ色をしています。

 

1話を観ての感想としては、掴みがとてもよかったです。特にバルバトスの登場シーンは観ていてワクワクしました。ここまで2015年秋アニメ見てきて一番盛り上がりを感じました。物語で気になることは、この鉄血のオルフェンズの時系列というか過去作との関連です。『機動戦士ガンダム』や『ガンダム Gのレコンギスタ』と関係しているのか。それとも全く繋がりのない独立した物語なのか、というところですね。300年前の厄祭戦が何か過去作と繋がるエピソードになりそうなならなそうな。

もう一点気になるのは、公式サイトもそうですけど三日月とオルガの絆が強そうに描かれすぎていることです。袂を分かつ日が来るフラグになっている気がします。マクギリスが三日月のライバル的なことを上に書いていますけど、そう見せておいて本当のライバルは身内にいるみたいな。なくはなさそうです。あるいはオルガが死んでしまうか。

鉄血を観ていて、どことなく『装甲騎兵ボトムズ』や『太陽の牙ダグラム』、『戦闘メカ ザブングル』のあの時代感を感じました。1980年代な時代感を。