レッドブルF1のチーム代表「クリスチャン・ホーナー」は、今季型マシン「RB20」の問題は何が問題だったかを説明している、と海外メディアが伝えています。
目次
レッドブルの危機
レッドブルF1は22戦中21勝した昨季に続き、今季も序盤は他を圧倒する強さを見せていました
ところが、最近6戦では1勝も挙げられず、コンストラクターズ選手権の首位を失う可能性が極めて高い状況にあります。
モンツァではレッドブルにとって今季最悪の結果となり、「マックス・フェルスタッペン」は優勝したフェラーリの「シャルル・ルクレール」から38秒遅れの6位、「セルジオ・ペレス」は8位でした。
コンストラクターズチャンピオンシップにおいて、2位マクラーレンとの差はさらに縮まり、レッドブルの優位はわずか8ポイントになっており、次戦アゼルバイジャンGPで首位の座を明け渡す可能性が高まっています。
ホーナーがレッドブルの問題の原因を指摘
レッドブルは最近今季型マシン「RB20」のバランスに苦しんでいます。
問題はどのようにして生じたのか、そしてレッドブルはどのように解決策を見つけたのか。
それをレッドブルのチーム代表である「クリスチャン・ホーナー」がRacingNews365などに説明しています。
アップデートによりクルマへのプレッシャーが高まる一方で、バランスも取れます。シーズン初めにはクルマのバランスが良くなったと思う。ダウンフォースと圧力をさらに追加すると、ツールで見たものと一致しなくなりました。もっと多くのチームがそれに苦しんでいると思います。
それには様々な側面が含まれている。アップデートによってマシンへのプレッシャーが増す一方で、バランスも取れている。シーズン初めにはマシンバランスがより良くなったと思う。ダウンフォースとプレッシャーをさらに加えると、ツールで見たものとは一致しなくなった。もっと多くのチームがそれに苦しんでいると思う。
レギュレーションの限界を押し広げ始めている今、サーキットとシミュレーションの間の相関関係が減少していることに気づいた。これは主に風洞とコンピューターシミュレーションに関係している。我々は問題を理解し、解決するために懸命に取り組んでいる。
このサーキット(バクー)には低速コーナーと90度ターンがたくさんある。それは我々のマシンのアキレス腱ではない。したがって、行われた変更や発見の中にはこのサーキットには適さないものもある。それらはオースティン(アメリカGP)や他のパーマネントサーキットにより当てはまる。だが、それらから幾つかの貴重な教訓が得られるだろう。一部のテストはこのサーキットには確かに役に立たないだろうが、よりスムースなサーキットに大きな影響を与えることが期待できる。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
記事作成現在、バクーでのアゼルバイジャンGPの初日が終わったところです。
まだ何とも言えないところですけど、FP2で「セルジオ・ペレス」が2番手タイムを出していました。
ペレスは今季も、ここ数年と同じくヨーロッパラウンドで低迷していました。
その彼がフリー走行と言えども、チームメイト「マックス・フェルスタッペン」を上回り、そして1位と僅差の2位につけた。
これは何を意味するのか、彼の得意とされるストリートだからか、ヨーロッパラウンドを終えたからか、持ち込んだアップデートが上手く行ったのか、はたまたそれらの複数か全てか、全く別の理由か。
私のような素人には何が理由かはわかりませんけど、ペレスの調子が急に戻ったなどという根拠の曖昧なものよりは、アップデートが機能したと捉えるのが自然とは感じます。
今回持ち込んだアプデは「フロアボティ」と言われます。
少なくともデュフューザーはマクラーレンにそっくりな形状らしいですけど、これが復活(というには早計すぎますが)の一助になっている可能性はとても高いとは感じます。
先ほども書いたとおりまだ初日が終わったところですので、少なくとも予選を見てみないと彼らの本当の立ち位置はわからないですね。
ただ、単なるパ◯りで速くなったのだとすると、テクニカルディレクター「ピエール・ワシェ」と空力責任者の「エンリコ・バルボ」の実力とは言いがたく、ニューウェイ離脱の問題が払拭されたとも到底言えないですね。
ただ、F1はパ◯り◯クられの世界ですから、そんなものと言えばそうですが。
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おわりに
ということで、クリスチャン・ホーナーがレッドブル「RB20」の問題の原因を指摘との報道の感想を書いた記事でした。