ディスディスブログ

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三日月にとってマクギリスはチョコレートの人でした。初の宇宙空間での戦闘回です - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』5話「赤い空の向こう」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年11月1日の放送は第5話「赤い空の向こう」でした。

 

 

イントロダクション

かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年。

地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

 

 

5話「赤い空の向こう」

「クリュセ・ガード・セキュリティ (CGS) 」から「鉄華団(てっかだん)」へと名称を変更した、主人公の三日月・オーガスたちは、火星独立のためにアーブラウ政府と独自に交渉するために地球を目指しているクーデリア・藍那・バーンスタインから、それまでの護衛を依頼されました。

鉄華団の参謀、ビスケット・グリフォンの計画によると、まずは火星の静止軌道ステーションまで上がって、案内役の船を待ち、その後は静止軌道上で鉄華団の船に乗り換え、地球に向かうようです。鉄華団も地球へは初めてで、クーデリアはギャラルホルンに狙われているため、正式な航路を進むことはできず裏ルートを取る必要があり、そのために案内役が要ります。

その案内役が「オルクス商会」で、オルクス商会との交渉には鉄華団の数少ない大人、トド・ミルコネンが担当しましたが、何か企んでいる様子でした。オルクス商会とは上手く交渉が進んだ……かと思いきや、オルクスはギャラルホルン火星支部長のコーラル・コンラッドに鉄華団とクーデリアの情報を売ってしまいます。

コーラルたちギャラルホルン火星支部が三日月たちの輸送船に襲いかかります。コーラルはクーデリアを確保するつもりはなく、「監査官自らが参加している作戦中の事故なら、いくらでも言い訳が立つ。それよりもノブリスとの契約だ」と言っていました。数す気満々です。ノブリスとは火星の貴族階級のことでしょう。

前々回でしたか、三日月に敗れたクランク・ゼントの部下アイン・ダルトンは上官の弔い合戦でしたが、輸送船に積まれた三日月のガンダム・バルバトスの相手にはならないようで、コーラルまでも敗れています。コーラルはバルバトスのメイスに潰れてしまったでしょうか。

その後、輸送船は強襲装甲艦「イサリビ」に回収され、一方のギャラルホルンは監査局から火星支部へと派遣されている特務三佐マクギリス・ファリドと同ガエリオ・ボードウィンが、シュヴァルベ・グレイズという専用のモビルスーツに乗って戦いに参加してきました。マクギリス機が青色の機体で機動力を上げていて、ガエリオは紫色の機体でランスを持っているのが特長のようです。通常のグレイズは緑色。

出撃前に、マクギリスはバルバトスに関するデータ照合をしており、厄祭戦(やくさいせん)時のガンダムフレームを使用したガンダム・バルバトスであることを理解しています。マクギリスは優秀な男のようです。

「その名を冠する機体は、幾度となく歴史の節目に姿を現し、人類史に多大な影響を与えてきた。火星の独立を謳うクーデリア・藍那・バーンスタインがそれを従えているのだ」

マクギリスはこのように表現しています。やはり『鉄血のオルフェンズ』の世界は、『機動戦士ガンダム』などの宇宙世紀との関連があるようです。Gのレコンギスタや∀ガンダムとの時系列はどうなのでしょう。

「姿勢制御プログラム特有の回避パターンは出ない。まるで生身の(人間の)ような重心制御が回避動作を最小限に止めている。空間認識能力の拡大を謳ったものだったか、阿頼耶識システムとは」

とも言っていて、バルバトスを分析するとともにマクギリスの有能感が表されています。シュヴァルベ・グレイズに乗るマクギリスはかなり強そうで、モビルスーツの操縦技術はもちろんのこと、分析能力にも長けていて、冷静に状況や敵を分析しながら戦っています。思考中に垂らした前髪を、右手の人差指と親指でつまんで撚るのが癖みたいですね。ちょっとあれです。

三日月とガエリオが戦闘中に会話をして、お互いがお互いを認識できたようです。三日月はガエリオを「チョコレートの隣の人」、マクギリスを「チョコレートの人」と覚えていました。前回4話でマクギリスはビスケットの双子に妹クッキーとクラッカにチョコレートをあげています。

鉄華団のうち、イサリビに関することを任されていたヒューマンデブリの少年たちのリーダー格である昭弘・アルトランドは、以前の戦闘で接収したクレイズに乗って三日月を援護していました。彼にも阿頼耶識システムが使われていて、三日月に次ぐ操縦技術を持つキャラクターだそうです(公式Webサイト情報)。ただ今回、昭弘は阿頼耶識システムを使ってはいなかった様子。

今回のバトルは、数に劣る三日月たちの劣勢でしたが、バルバトスがイサリビに回収される形で終わりました。マクギリスたちも深追いはしないようです。イサリビとオルクス商会とも戦闘になっていましたが、こちらは毎度毎度、鉄華団リーダーのオルガ・イツカに噛みつくユージン・セブンスタークの活躍によって退けることに成功したようです。そのごどうやったかは不明ですが、モビルワーカーに乗ったユージンも無事救出できています。今回はある意味ユージンが主役でしたね。

バルバトスは今回、肩装甲が青いものに変わっていました。やはり接収したパーツをどんどん換装させていっているようです。毎回換装した説明はないので注意して見ていないと見逃すかもしれないですね。ただ、バルバトスはシュヴァルベ・クレイズに苦戦しているようで、今後より強いモビルスーツが出てきたときにどう対処するのか、という不安は残されます。このまま継ぎ接ぎでやっていけるのかと。

それと、やはりこの物語ではビーム兵器は使われないようです。モビルスーツの装甲「モノラミネートアーマー」が厚いため、距離を置くと実弾ではダメージを与えられないみたいで、そのために近接武器が使われている、ということらしいです。バルバトスもシュヴァルベ・クレイズも、イサリビなどの航宙艦も実弾を使っていました。宇宙空間だとビーム兵器でないとちょっと見づらかったです。

マクギリスたちに苦戦した理由は、数の問題だけでなく、三日月にとっては初めての宇宙空間での戦闘だったと思いますので、その辺も関係あるのでしょう。三日月は初めてとは思えないほどスムースにモビルスーツを操縦しているように見えましたが。そういえば、『鉄血のオルフェンズ』の世界にニュータイプは存在するのでしょうか?

しかし……鉄華団はこれからどうやって地球へ行くのでしょうか。案内役オルクス商会とは決裂したわけですし……。そうそう、トドはもちろん捕まってギャラルホルンへと捨てられていました。オルガはトドの裏切りも頭に入れていたんですね。 イサリビも静止軌道上に停めてはおかなかったのもそういうことみたいです。

 

 

グレイズ改? そういえばいたような……見落としているようなので見返してみます。昭弘が乗っていたグレイズでしょうか。

書き忘れていましたが、クリュセの雑貨屋で働いていたアトラ・ミクスタが鉄華団に加入しています。料理担当? アトラは三日月に惚れていますから、クーデリアとの三角関係ですか。

 

追記

アインはジェリド・メサ的な出世街道を歩むのでしょうか。そんな予感がします。

 

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