平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、2018年3月20日火曜日放送の「スゴ技Q」では、「春が来た!スニーカーを履きこなそう」として「スニーカー」が特集されていました。
目次
- スゴ技Q「春が来た!スニーカーを履きこなそう」
- スニーカーの正しい履き方
- 足の3つのアーチ
- 足のアーチが作りやすいスニーカーがある
- 足のアーチを保つ靴下とサポーターもある
- 靴紐を毎回結び直す
- おわりに
スゴ技Q「春が来た!スニーカーを履きこなそう」
2018年3月20日火曜日放送のNHK『あさイチ』は「スゴ技Q」でした。
司会担当は「副島淳(そえじま・じゅん)」さんです。
今回は「春が来た!スニーカーを履きこなそう」ということで、「スニーカー」のスゴ技が紹介されていました。
今日は寒いですけど、3月も終わりが見えてきて、桜も咲き始めて来ました。春です。
暖かくなると着る洋服も軽装になり、靴もブーツからスニーカーなどに変わってきます(私は真冬もスニーカーですが)。
しかも「ここ数年、機能性とファッション性を兼ね備えたスニーカーが世代を問わず大人気!」だそう。
そんな中で、年齢を重ねると共にスニーカーが似合わなくなった、オシャレに見えなくなったと感じる方が多くいらっしゃるようです。
他にも、スニーカーは履くとすぐに汚れてしまうとか、また特に女性の場合は「外反母趾(がいはんぼし)」などによってスニーカーを履いても足が痛くなるとか、お悩み事もたくさんあるみたいです。
そんな皆さんのスニーカーに関するお悩みを解決するスゴ技の数々が紹介されていました。
スニーカーの正しい履き方
今回のスゴ技Qで個人的に気になったのは、「痛みや疲れを防ぐスニーカーの正しい履き方」です。
先ほど書いたような外反母趾や、「扁平足(へんぺいそく)」の方が、歩くと芦屋腰が痛くならないようにする、または治す、予防するためにも大変重要なようです。
足のトラブルに悩んでいる方は特に、「靴紐で足の甲の部分をしっかりと結ぶこと」、これが重要です。
靴紐できつめに結ぶことによって、外に開きがちな足の指の骨「中足骨」が内側に絞られて指が真っ直ぐに伸び、靴に当たりにくくなるとのこと。
具体的な方法は以下。
- スニーカーを履いて、つま先を上げます。
- 踵(かかと)で地面を軽く叩いてスニーカーと踵を固定させます。
- つま先を上げたまま「足の甲」部分の紐をしっかりと結びます。
この手順でスニーカーを履きましょう。
ポイントはつま先を上げたまま紐を結ぶことで、紐を結ぶ時に足を床に全て付けてしまうと、足が広がり指の関節も外に広がってしまいます。
もう一つは、つま先の方の紐は少し余裕をもたせると良いみたいです。
つま先は緩めにした方が足の5本の指に力が均等にかかるようになるとのこと。
足の3つのアーチ
足には「3つのアーチ」というものがあります。
1つは土踏まずの「内側のアーチ」、1つは土踏まずとは反対に小指側の「外側のアーチ」、そして足を真正面から見たときの「足の裏のアーチ」のことです。
靴紐をしっかりを結ぶとこの足の3つのアーチが保たれます。
3つのアーチが保たれると、歩いているときの足への衝撃が上手く吸収されるので、足を衝撃から守ることができます。
アーチが崩れるとどうなるか?
崩れていると単純に足が疲れやすくなりますし、そこから波及して膝や腰に痛みが感じられることにもつながっていきます。
足を保護するため、足のトラブルを解消させるためには、なるべく靴紐がついている靴を購入することが良いです。
足のアーチが作りやすいスニーカーがある
今は「足のアーチが作りやすいスニーカー」なるものも売られているそうで、スタジオでも紹介されていました。
NHKなのでメーカーや商品名は明らかにされていませんでした。
が、映像を観る限り、『Adidas(アディダス)』社の「ウルトラ・ブースト (Ultra Boost) 」ある商品のようです。
ウルトラ・ブーストは土踏まずの部分が盛り上がっていて、靴そのものが足を支える構造になっています。
履くだけでもアーチはある程度は保たれると。
足のアーチを保つ靴下とサポーターもある
足のアーチを保つための靴下やサポーターも一般に発売されています。
靴下は足の甲部分の生地が少しきつくなっていて、履くことで甲が締め付けられてアーチが保たれるみたいです。
サポーターもあって、そのまま生足に履くか、靴下の上から履くかすることによって、足のアーチが保たれるようになります。
サポーターはできれば綿テープなどで調節できるタイプが良いとのことでした。
サポーターを付け方は普通に足の甲に巻けば良いのですが、そのときは靴紐を結ぶときと同じように、足の出っ張っている部分、要するに横に一番出ているところにはかからないように付けることがコツです。
靴紐を毎回結び直す
皆さんはスニーカーの紐を結んだままにしていませんか?
私は結んだままです。
紐を結んだままで履ける状態では、紐の良いところを全く利用していないんですって。
緩い状態は先ほど書いたアーチが崩れやすくなりますから、足や体のトラブルのためにも良くないです。
購入してから初めて紐を結んだときのままの状態になっていませんか?
私は初めて結んだままの状態の靴が幾つかあります。
足は朝や昼、夕方・夜でも大きさが異なってきますから、そのときそのときで自分の体調に合った状態で「毎回しっかりと靴紐を結ぶ」ことが大切です。
おわりに
キャンバスなどの生地を使ったスニーカーの洗い方というか脱水の方法は、40℃ほどのお湯に粉末洗剤を入れるなどして洗った後に、洗濯機の脱水を使って水分と一緒に汚れを飛ばすということが紹介されていました。
洗濯機によって、スニーカーを使って良いもの使っては駄目なものがあるそうなので、家の洗濯機の説明書をよく読んでから使ってください。
レザースニーカーはもちろん駄目ですね。
洗濯機で脱水した方が良いのですね……これは知らなかったです。
そのまま乾かしてしまうと、生地に入り込んでいた汚れが浮き出て、黄ばんだり茶色くなったりするみたいです。
いや、これは私は何度も経験しています。黄ばみ。
すっごい履き込んだスニーカーを雨に濡らした後に、自然乾燥で乾いたそのスニーカーを見たら……!!という事案が。
今回のスニーカーの正しい履き方は勉強になりました。
靴の選び方や紐の結び方ならわかるのですが、履き方に正しいも間違いもないと思っていたので。
スタジオではバッシュ(バスケットシューズ)の履き口を折っていたか折らなかったかで結構盛り上がっていましたね。
「有働由美子(うどう・ゆみこ)」アナウンサーは(学生時代に?)折っていたそうです。
副島さんは折ったことがないし、折って履いているところを見たことがないみたいで、「え〜、折る?」みたいな反応でした。
確かに、有働さん世代の方々が若い頃、年代で言うと1980年代はコンバース・オールスターのハイカットみたいなスニーカーを折っていた人はいましたね。
そういうジェネレーションギャップが見ていて面白かったです。