ウィリアムズの代表「ジェームス・ボウルズ」は、メルセデスジュニアの「アンドレア・キミ・アントネッリ」がウィリアムズで早期デビューする可能性を排除していない、と海外メディアが伝えています。
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カルロス・サインツのウィリアムズ移籍
2024年7月30日、2024年7月29日だったかもしれませんが、フェラーリ所属のスペイン人「カルロス・サインツ」がウィリアムズF1との複数年契約をしました。
その件は以前当ブログで記事にしています。
アントネッリの再考
サインツが加入することが決まったウィリアムズ、チームが短期的にサポートできる若い才能はたくさんいます。
サマーブレイクが終わったら、現在所属するアメリカ人「ローガン・サージェント」は荷物をまとめなければいけないのでしょうか。
チーム代表である「ジェームス・ボウルズ」は次のように答えたと言います。
FOMULE1.NLが伝えています。
サージェントはこのチームでの地位を獲得しなければならないが、それは誰にでも当てはまることだ。
私は彼がウィリアムズに永久的な地位を持っているとは絶対に言いたくない。アレックスや私と同じように、彼は本当にそれを獲得しなければならない。
と。
続けて、若きイタリアの才能「キミ・アントネッリ」についても。
トト(ヴォルフ)が我々に(アントネッリを)押し付けているわけではない。
正直に言えば、私はローガンに成功のチャンスを与えたいと思っている。だが、彼がこのままで(チームに)いられるとは言えない。
もし我々がマシンを速くするなら、そしてこれからも速くするのであれば、私にはチャンピオンシップで可能な限り上位でフィニッシュさせる責任がある。
その瞬間にサージェントが救出できれば、それは素晴らしいことだ。
もし彼がそうしないなら、私は自らの選択肢を再考しなければならないだろう。
彼(アントネッリ)がしたことは本当に印象的だった。
彼は、我々のドライバーである(フランコ)コラピントをインから追い抜くことに成功した。雨の中でのそれは勇敢であるだけでなく、膨大なスキルを必要とする。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
ボウルズが1回のインタビューで発言したものかが少々怪しいです。
過去の複数のコメントをつなぎ合わせている感覚が、訳をしていてありました。
あくまでも感覚で実際にそうかは定かではありませんが。
ですが、サージェントがいまだノーポイントであること、(未確認ですが)アルボンに対して勝てていないことは事実でしょうから、サマーブレイクでさよならをされても仕方ないかもしれません。
それでも一時期よりはマシンを壊さなくなってはいますし、アルボンがマシンを壊したときは彼がマシンを譲らせるという屈辱を味わわせてもいるのですから、今季いっぱい使ってあげて欲しい気もします。
チームへの分配金を思うと、そんな悠長なことも言っていられないでしょうか。
でも、アントネッリがサージェントより優れているかわかりませんし、優れていたとしてもチームにポイントをもたらすかは別問題ですから、個人的にはサージェントのままでいいんじゃないかなと。
ウィリアムズ的には、アルピーヌよりうちの方が協力的ですよ、とメルセデスにアピールする意味があるのかもしれませんけど。
個人的には、人事よりもマシンが昨季より戦闘力を失っていることの方が問題に思います。
マシンパフォーマンスを改善しなければ、アルボンがいかにトップクラスの速さを持っているとしても(疑わしいですが)、VCARBやハースには勝てないでしょう。
F1はいつ、どのマシンに乗っているかの方が、誰が乗っているかよりずっと重要ですからね。
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おわりに
ということで、ジェームス・ボウルズがキミ・アントネッリの起用を再考する可能性があるとの報道の感想を書いた記事でした。