レッドブルF1の顧問「ヘルムート・マルコ」が、レッドブル「RB20」の難しさを海外メディアに語っているようです。
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ヘルムート・マルコがRB20の難しさを語る
レッドブルF1の顧問である「ヘルムート・マルコ」は、オーストリア紙OE24とのインタビューに応じ、レッドブルの今期型「RB20」の難しさを語っています。
レッドブルは今季9戦中6勝し、ドライバーズランキングではフェルスタッペンが56ポイント、コンストラクターズランキングではライバルに対して49ポイントの差をつけて首位に立っています。
勝ててはいるものの、圧倒的な強さをもってチャンピオンを防衛した昨季と比べると、ライバルとの差は確実に近づいていると言えるでしょう。
勝てているものの弱点がある
マルコはレッドブルの2024年型「RB20」が弱点を抱えていることを認める発言をしています。
マシンとシミュレータのどちらにも問題があると。
我々のマシンとシミュレーターにはいくつかの弱点があり、それを修正するために懸命に取り組んでいるため、勝つのは簡単ではない。
すべてのレースで勝つわけではないが、他のレースが安定しないのは私たちにとって良いことだ。
(シミュレータが)縁石を正しくシミュレートしていない。
技術的に高度な構造について話しているのだが、正しく設定されていないか、データが正しく解釈されていないようだ。
これからの3戦で各チームのマシンの強さがわかってくるだろう。
昨年、メルセデスはバルセロナで強かったが、その後はそうではなくなったように。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
RB20の弱点に関してはこれまでも様々なメディアで報じられていて、今回のインタビューでそこから新しい情報が加えられなかった印象を持ちました。
チームが持っている自分たちのマシンへの懸案と、メディアの報道がほぼ一致していることを確認できたというくらいで。
レッドブルは今季、勝ててはいるものの苦戦をしています。
ただ彼らはシーズン中の開発に長けている印象があり、今、他チームに迫られていても、後半や終盤には再び引き離していることも十分あり得ます。
ここからの3連戦はストリートサーキットではありませんので、モンテカルロやモントリオールよりRB20は安定した速さを見せるでしょうし。
しかし、強かった昨年でさえセルジオ・ペレスはドライバーランキング2位の堅持に必タヒでしたが、今季9戦を終えた段階で既に5位に落ちています。
今季はライバルが差が縮めていますから、今後のアプデでライバルよりよほど速くなれないかぎり、ドライバーズタイトルはさておき、コンストラクターズタイトル防衛は厳しくなりそうです。
特別レッドブルのファンではない私にとっては、今季の方がずっと面白いですが。
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おわりに
ということで、レッドブルのヘルムート・マルコがRB20の弱点について正直に語っている報道の感想を書いた記事でした。