フェラーリF1は先日、元メルセデスの「ロイック・セラ」の、シャーシ部門のテクニカルディレクター就任を発表しました。
フェラーリは失敗したものの、さらにレッドブルのエンジニア「ジャンピエロ・ランビアーゼ」にもオファーしていた、と海外メディアが伝えています。
目次
フェラーリがロイック・セラのTD就任を発表
フェラーリF1は2024年9月5日、元メルセデスのフランス人エンジニア「ロイック・セラ」」を、シャーシ部門のテクニカルディレクターに委任したことを発表しました。
このことは以前、当ブログで記事にしています。
ランビアーゼも?
フェラーリのチーム代表である「フレデリック・バスール」は夏の間に、レッドブルでレースエンジニア責任者とマックス・フェルスタッペンのレースエンジニアの兼任を務める「ジャンピエロ・ランビアーゼ」にオファーを提示するだろう、とCorriere dello Sportが報じたようです。
バスールのアイデアは、2025年からランビアーゼと「ルイス・ハミルトン」のペアを結成することでした。
しかしランビアーゼは拒否しただろう、とも伝えています。
そして、今後はどんな犠牲を払ってでもチームのキーマンをチームに残しておくという確固たる意図を何度も強調してきた「ヘルムート・マルコ」の最近の発言からも、それを読み取ることができそうです。
フェラーリにおいてハミルトンのレースエンジニアを担当する人物は、「カルロス・サインツ」から業務を引き継ぐ「リカルド・アダミ」になります。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
ランビアーゼは2005年にジョーダンでF1でのキャリアをスタート、チームのアイデンティティが何度か変わってもそこに留まりました。
ミッドランド、スパイカー、そして最終的にはフォース・インディアで働き、そこで「ジャンカルロ・フィジケラ」のパフォーマンス・エンジニアになりました。
2010年には「ヴィタントニオ・リウッツィ」のレースエンジニアに就任、その後「ポール・ディ・レスタ」のレースエンジニアに就任しました。
2015年からレッドブルで現在の役割に就き、その後「ダニール・クビアト」の担当をし、クビアトから「マックス・フェルスタッペン」にドライバーが替わってからもその地位を維持、2022年にレースエンジニアリング責任者に昇進、引退した「ギョーム・ロックラン」の職務を引き継いでいます。
以前当ブログで紹介したランビアーゼのF1での経歴テキストをそのまま持ってきました。
ランビアーゼは近々内部昇格をして、レッドブルを離れてアウディのチーム代表になると言われている「ジョナサン・ウィートリー」の替わりを務める、という情報もありました。
それが既に決まっているのかもしれないですね、今回の報道が正しいものであれば、オファーがあったときには。
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おわりに
ということで、フェラーリがジャンピエロ・ランビアーゼにオファーをしたけど拒否されたとの報道の感想を書いた記事でした。