2024年9月1日に第16戦「イタリアGP」決勝で2-3フィニッシュを果たし、首位レッドブルに肉薄したマクラーレンF1。
チームのCEO「ザク・ブラウン」は、レッドブルはエイドリアン・ニューウェイの影響力が失われていると示唆した、と海外メディアが伝えています。
目次
第16戦イタリアGP
2024年8月30日金曜日からF1は第16戦イタリアGPが開催されました。
開催地はイタリアはモンツァにある「モンツァ・サーキット」。
マクラーレンF1はイタリアGPを終え、コンストラクターズチャンピオンシップで首位レッドブルにわずか8ポイント差に迫っています。
レッドブルは、純粋なパフォーマンス面では、マックス・フェルスタッペンが5位に終わった昨年のシンガポール以来、最悪の結果を残しています。
レッドブルは、昨年「ロブ・マーシャル」がマクラーレンに加入したことで、多くの主要な人員を失っています。
「エイドリアン・ニューウェイ」の離脱は今季序盤のマイアミGP前に発表されていて、また「ジョナサン・ウィートリー」は2024年末にチームを離れ、アウディのチーム代表に就任する予定になっています。
ニューウェイがいれば
マクラーレンのCEOである「ザク・ブラウン」はこれまでも、レッドブルの主要スタッフが退社を希望しており、多くの「履歴書が出回っている」と発言をしていました。
今回モンツァでのレース後にも彼はSky Sportsに、レッドブルについての見解を述べています。
結局のところ、そこで何が起こっているかはわからない。
エイドリアン・ニューウェイが今、会議室のテーブルにいて、マシンの改良方法を検討してくれれば、きっといいだろう。ジョナサン・ウィートリーはまだそこにいるが、彼は去っていく。ロブ・マーシャルが我々に加わった。
レッドブルには、かつて最もベテランだった3人の人材がいた。3人とも多大な貢献者だ。損失にならないはずがない。
ピットストップは皆悪いものだが、最近よりも少し不安定になっているようだ。
彼(ニューウェイ)はいつも私の電話に返答してくれる。我々は良い友人だが、前にも言ったように、私は自分のレースチームにとても満足している。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
結果を出せていない現状、ホーナーたちは言い返せないでしょうね。
無視するか、反論するにしても「モンツァで優勝せず我々を待っていてくれてありがとう」くらいじゃないでしょうか。
ニューウェイが去るほどには表に出にくくても、マーシャルもウィートリーも去ってしまったことは大きいのでしょうね。
レッドブルが、より強いメルセデスなどライバルチームに勝てずにいることはあっても、シーズン中に圧倒的に勝てていた状況から一気に勝てなくなる状況へ転落するところは、私は見た覚えがありません。
私が覚えてないだけで過去にそういうケースはあったかもしれません。そのときは申し訳ありません。
ピエール・ワシェやエンリコ・バルボにRB20を再び優勝できるまでに改善させられるとは思えず、来季型も期待薄、であればフェルスタッペンはチームを出ていくことを考えるでしょう。
チームスタッフの離脱もこれからさらに進む可能性があります。
そして2026年にはPUがホンダから、未知数のRBPT&フォードに替わります。
そんなレッドブル・フォード後に移籍したいと考える「トップドライバー」がいるでしょうか。
等々考えていくと、この低迷は今季だけで終わらない気配が色濃くなっているようです。
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おわりに
ということで、ザク・ブラウンがレッドブルはニューウェイの影響力が失われていることを示唆する発言をしたとの報道の感想を書いた記事でした。