F1第16戦「イタリアGP」予選で苦戦したレッドブル。
チーム代表「クリスチャン・ホーナー」は今季型「RB20」に根本的な問題があることを示唆した、と海外メディアが伝えています。
目次
第16戦イタリアGP
2024年8月30日金曜日からF1は第16戦イタリアGPが開催されます。
開催地はイタリアはモンツァにある「モンツァ・サーキット」。
記事作成時点で予選が終了しています。
結果と感想は以前記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
RB20に根本的な問題
イタリアGP予選を終え、レッドブルF1のチーム代表である「クリスチャン・ホーナー」は、予選を7位と8位で終えたRB20のコース上のパフォーマンスに「根本的な何か」が影響していることを、Sky Sportsに話しています。
非常に難しいことだ。磨耗したタイヤで1分19秒6を記録したのに、新しいタイヤでは1分20秒より速く走れなかったのは理解できない。バランスが取れていないんだ。
Q2では、それほど悪くはなかったし、マックスが話していたハンドリング特性もまだ良かった。だがQ3では、他の全員が新しいタイヤで改善できているのに、僕たちは遠く離れていたと何かがおかしかったから、すぐに理解する必要がある。
我々はすべてを検討している。先週末、古い(※フロア)仕様を実行して、問題が少しでも解決されているかどうかを確認した。
実際には、今年初めの初期仕様ではまだ同じハンドリング特性と問題を抱えていたんだ。チームにとっては膨大なデータだったが、理解するには多くの課題があった。
早急に対処しなければならない。マクラーレンがここ数レースで大きく進歩したことは明らかだ。我々はここでもフェラーリとメルセデスに遅れをとっている。やるべきことは山積みだ。レースは明日だが7位と8位からのスタートでは明らかに厳しいだろう。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
根本的な問題とは、ホーナーのコメント内「初期仕様ではまだ同じハンドリング特性と問題を抱えていた」部分を指していると思われます。
確か以前、RB20に幾つもの問題を感じたエイドリアン・ニューウェイが指摘をしたようですけど、ピエール・ワシェたちがそれを無視して造ったという情報があった記憶です。
RB20はサイドポッドのインレットやエンジンカバー周りが特徴的ですけど、特にインレットは真似をしたチームが全て失敗している訳ではないので、どこか1箇所というよりそれを含めた色々で少しずつバランスを崩していて、トータルでああいうパフォーマンスになっているのでしょう。
攻めすぎたのかもしれませんね。
心配なのは来季のVCARBですよ。
RB20からの流用が多くなるはずですからね。
傑作のRB19をベースにしてもVCARB01で苦戦しているのですから、RB20をベースにするであろうVCARB02が成功するとは到底思えず、今から心配です。
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おわりに
ということで、クリスチャン・ホーナーRB20には根本的な問題があると示唆したとの報道の感想を書いた記事でした。