F1の2024年シーズン、2024年8月30日から第16戦「イタリアGP」が開催されています。
31日土曜日はFP3(フリープラクティス)と予選が行われました。
「角田裕毅」を擁するビザキャッシュアップRBがセッション後、公式サイトにコメントしています。
目次
第16戦イタリアGP
2024年8月30日金曜日からF1は第16戦イタリアGPが開催されます。
開催地はイタリアはモンツァにある「モンツァ・サーキット」。
FP3&予選
2024年8月31日はイタリアGPのFP3と予選が行われました。
結果と感想は以前記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
VCARBのコメント
イタリアGP2日目を終え、「ビザキャッシュアップRB (VCARB) 」がセッションへのコメントを公式サイトに載せています。
角田裕毅
角田裕毅はFP3が13位、予選が16位(Q1敗退)でした。
今日はタフだった。昨日はペースからかなり離れてスタートし、その後セッションごとにミッドフィールドとの差を縮めることができたけど、残念ながら明らかに十分ではなかった。
フラストレーションがたまっているし、不明な点もあるし、週末を通して運転しやすいマシンではないから、何が起こっているのか理解する必要がある。
予選で出したラップにはかなり満足しているけど、今週末は全体的にペース不足を感じていて、まだ何かが足りないと思う。マシンごとに差があるから、学ぶべきことはたくさんあるはず。
明日はベストを尽くすよ。
とのこと。
ダニエル・リカルド
ダニエル・リカルドはFP3が12位、予選が12位(Q2敗退)でした。
今日のラップにはかなり満足しているし、やり残したこともなかった。今朝の時点でQ3進出は難しいだろうとわかっていたけど、最終的にかなり近づくことができてよかった。
最終的にはこのラップに満足していて、できることはやり尽くしたと感じているよ。残念ながら十分ではなかったけど、フィールドは非常に接近している。
現実的にはP8からP20までマシンが混在していて、ポイント争いは明日も続く。まだ誰もハードタイヤを使っていないから、レースではわからない。十分に接近しているから、ペースがあればここではオーバーテイクできる。明日は順位を上げるのが楽しみだよ。
とのこと。
クラウディオ・バレストリ
車両性能担当チーフエンジニア「クラウディオ・バレストリ」。
昨日は、特に幾つかの新パーツを装着したユウキのマシンのパフォーマンスに完全に満足できなかった。
この挑戦的なトラックでマシンの性能を最大限に引き出すために、ダウンフォースレベルを少し調整し、一晩かけてガレージの両側で幾つかの変更を加えた。
今朝のFP3では、ソフトタイヤを履いて低燃料負荷で両車をテストし、適用された変更からいくつかのポジティブな点を見つけた。
残念ながら、我々には速さが足りず、ユウキはQ1で敗退し、ダニエルはQ3まであとわずか数百分の1秒差だった。
今はレースに集中し、ポイント獲得を目指していきたい。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
アップデートをした角田のマシンが、アップデートをしていない(アップデートが小さい)リカルドのマシンを上回れない。
これは異常です。
シミュレーターのデータ上、旧バージョンを上回っているから新バージョンを実装しようとなっているはずです。
でも実際に走らせると旧バージョンより遅いのですから、異常でしょう。
事前のシミュレーターと実際に走った結果がまるで違う、これは今季ドライバーが言い続けているセリフと記憶しています。
ということは風洞などの施設が上手く機能していない可能性が出てくると思います。あるいは人か。
昨年も一昨年もマシンを失敗し続けているのですから、抜本的な見直しが必要ではないでしょうか。
今年の序盤は調子がよかったですけど、それは今季型のマシンが昨季のレッドブルRB19をベースにしているからと想像されます。
アップデートは自分たちでしているのでしょうから、自前の施設、または自チームのテクニカルスタッフのどちらか、あるいはその両方に問題がある。
そう考えるのがごく自然なことと思いますけどね。
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おわりに
ということで、F1の2024年第16戦イタリアGP予選後のVCARBのコメントを読んだ感想を書いた記事でした。