ウィリアムズF1は、ローガン・サージェントの替わりに「フランコ・コラピント」を起用することを発表しました。
「アイザック・ハジャー」等、コラピントと一緒にF2を戦っていたドライバーたちが、彼が一足先にF1へ「昇格」したことについて、海外メディアにコメントしています。
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ウィリアムズがフランコ・コラピント発表
ウィリアムズF1が、F2を戦うアルゼンチン人「フランコ・コラピント」を、今年の残りレースで起用することを発表しました。
公式X (Twitter) 上などで発表しています。
この件は以前記事にしています。
少し嫉妬している
今季コラピントとともにF2を戦っているメンバーが、GPblogなど海外メディアにコメントを求められ、それに応じているようです。
まずはF2選手権をリードしているレッドブルジュニアのフランス人「アイザック・ハジャー」。
はい、僕もF1に呼ばれてドライブしたいと思っているのは明らかだよ。彼にとってクールなことだと思うし、僕にとっても嬉しいけど、もちろん少し羨ましい気持ちもある。
それが普通だよ。F2のレベルで勝利と表彰台を目指して戦っているのであれば、F1マシンをドライブするレベルと能力があるのは当然だ。ある意味それは普通のことであり、彼がうまくやれば良い評判を得られるのだから、それは僕らにとっても良いことだね。だから僕は彼の幸運を祈っているよ。
次にチャンピオンシップ4位、ザウバー育成の20歳のバルバドス人「ゼイン・マロニー」。
F2のトップにいる全員が素晴らしい仕事をしており、非常に高いレベルで本当にパフォーマンスを発揮していると思う。フランコのようなドライバーがF1でチャンスを得ているのを見ると、それはある面では当然のことだ。
それにF2でこのクラスのトップを走ったり、特定の週末に好成績を収めたりする人間は、明らかに優れたドライバーだよ。だから、僕としては、パフォーマンスを続けて、毎週末そこにいて、できることは全てやるということなんだ。それが僕にできる全てだ。
さらに同3位、元メルセデスジュニアの20歳のエストニア人「ポール・アロン」。
僕たちは皆、勝つため、あるいはF1に到達するためにここにいるんだ。そしてもちろん、チャンスを得ることができた全員を嬉しく思っているけど、同時に全ドライバーが少し嫉妬するだろうね。
そして、チャンピオンシップで彼の前にいるドライバーたちは、おそらく自分たちにはチャンスがあり、彼の後ろのドライバーたちはおそらくチャンスがなかったと感じていると思う。
だけど、そうだな、ドライバーがF2から昇格するのは常に素晴らしいチャンスであり、最終的には人それぞれの旅路は異なる。それは僕の隣りの2人や僕自身に将来チャンスが与えられないという意味でもない。
頭を下げ、最善を尽くせば、結果は後からついてくる。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
それは嫉妬するでしょうね、自分たちの方がチャンピオンシップでは上位なのに、彼がウィリアムズにいたことで、運が味方してくれたのですから。
お金をたくさん用意できたから走ることができたのであれば尚更でしょう。
コラピントだけでなく、来季ハースからのデビューが決まっているオリバー・ベアマンと、来季メルセデスからのレギュラードライバーデビューを噂されるキミ・アントネッリも、ハジャーとアロン、マロニーにすれば自分たちより下位のドライバーですからね。
今現在の実力以上に、どこにいるか、誰に気に入られたか、出自、容姿(特に顔)の方が大事じゃないかと思ってしまうかもしれません。
そう思えても仕方がないくらい、F2のカテゴリ自体が有意義に機能していない感じがします。
いわばエリートコースからあぶれた人の居場所を提供するカテゴリという感じですね。
あるいはエリートコースの人がF1へ行く準備をする場所。
まぁ私の認識が甘かっただけで、国際F3000の時代(それ以前?)からそうだったのでしょうけど。
それならそれで、F2とF1ではマシン性能や規模があまりにかけ離れていますから、F1.5でも作ればいいのにと思いますが。
スーパーフォーミュラがそれを担えばいいのでしょうけど、こちらはこちらでという。
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おわりに
ということで、コラピントのウィリアムズデビューに対しアイザック・ハジャー等F2上位陣が少し嫉妬していると発言した報道の感想を書いた記事でした。