F1第15戦「オランダGP」でマクラーレンに完敗したレッドブル。
チーム代表「クリスチャン・ホーナー」は、オランダGPで異なるマシンの構成を採用したことで、チームがマシンに関する「貴重な情報」を得ることができたと明かした、と海外メディアが伝えています。
目次
第15戦オランダGP
2024年8月23日金曜日から、F1第15戦オランダGPが開催されました。
開催地はオランダはホラント州ザントフォールトにある「ザントフォールト・サーキット」。
結果と感想は以前記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
異なるフロアを使用
オランダGP決勝を終え、レッドブルF1のチーム代表である「クリスチャン・ホーナー」は、コンストラクターズチャンピオンシップでのマクラーレンとのポイント差が30ポイントまで縮まったことから、マクラーレンがベンチマークチームになったことを認める発言をした、とmotorsportweekが報じています。
今週末、我々は異なる仕様のマシンを走らせたが、それによって実際に非常に多くの貴重なデータを得られたと思う。ドライバーたちのフィードバックも、異なるセットアップから彼らが感じていることに関して、非常にポジティブなものだったと思う。
これでエンジニアリンググループに真の方向性が示されることを期待しているよ。
同サイトによると、マックス・フェルスタッペンのマシンには、今季序盤に多くの勝利を収めたフロアが装備され、セルジオ・ペレスにはアップデート版を装着されていたようです。
チェコ(ペレス)のレースパフォーマンスとレースパッケージが2人の中で勝っていたのは明らかだと思う。
しかし、明らかな72周分のデータがあり、2種類の異なるコンパウンドのタイヤに関するデータもたくさんあるから、その情報を比較することができる。
(雨で走行距離が少なかったことがチームの苦戦の一因になったか?)そのせいで我々はいくつかのリスクを負わざるを得なかった。後から考えれば、おそらく、あれほどのダウンフォースを積んでレースに臨む必要はなかっただろう。もう少しロングランの知識があったはずだ。しかし、それは誰にとっても同じことだ。
それでも我々は週末に非常に有益な情報を得ることができた。エンジニアが精査すべき144周分のデータがあると思う。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
私はてっきり、ペレスが開幕当初のバージョンで、フェルスタッペンが最新バージョンを搭載するものとばかり思っていました。
サマーブレイクでは、彼はペレスの復調のためにはRB20のダウングレードをも辞さない的な発言をしていたからです。
実際には逆だったのですね。
彼らの中で序盤戦のバージョンより最新バージョンの方が優れていることがわかったようです。
それがわかっただけでも、マシンやチームに対して不満を露わにしていたフェルスタッペンをなだめるためにも、有益なことなのでしょう。
しかし、このことでペレスは最新バージョンのマシンでも旧バージョンのフェルスタッペンに勝てないこともわかってしまいました。
この事実をホーナーたちはどうするのでしょうね。
あとは最新バージョンに乗ったフェルスタッペンが、ノリスに対してどのくらいのタイム差で走れるのか、これを知りたいところでしょうか。
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おわりに
ということで、オランダGPをフェルスタッペンとペレスで異なる仕様のフロアを試したとの報道の感想を書いた記事でした。