F1の2024年シーズン、2024年8月23日から第15戦「オランダGP」が開催されています。
24日土曜日はFP3(フリープラクティス)と予選が行われます。
この記事では2日目公式予選を扱います。
結果と感想を書いています。
目次
2024年F1ラインナップ
2024年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。
以下、敬称略で失礼します。
- チーム (PU) :ドライバー1、ドライバー2
- レッドブル(ホンダRBPT):マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
- メルセデス(メルセデス):ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン
- フェラーリ(フェラーリ):シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
- マクラーレン(メルセデス):ランド・ノリス、オスカー ピアストリ
- アストンマーチン(メルセデス):フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール
- アルピーヌ(ルノー):ピエール・ガスリー、エステバン・オコン
- ウイリアムズ(メルセデス):アレクサンダー・アルボン 、ローガン サージェント
- キックザウバー(フェラーリ):バルテリ・ボッタス、周冠宇
- ビザ・キャッシュアップ・RB(ホンダRBPT):ダニエル・リカルド、角田裕毅
- ハース(フェラーリ):ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン
色を変えたドライバーが新加入です。
オレンジが他のチームからの移籍、青がアンダーカテゴリーからのステップアップ、紫がF1復帰組。
2024年シーズンのドライバーラインナップは2023年から変わりないようです。
ステークF1チーム・キック・ザウバー(キックザウバー)とビザ・キャッシュアップ・RBは、2023年までそれぞれアルファロメオとアルファタウリのチーム名で参加していました。
第15戦オランダGP
2024年8月23日金曜日からF1はサマーブレイクが明け、第15戦オランダGPが開催されます。
開催地はオランダはホラント州ザントフォールトにある「ザントフォールト・サーキット」。
アップデート
アップデート情報です。
- レッドブル:コーク/エンジンカバー、ヘイロー、ミラーステイ
- マクラーレン:フロントコーナー、フロントサスペンション、フロアエッジ、リアコーナー、リアウィング、ビームウィング
- アルピーヌ:フロントサスペンション、リアコーナー
- ウィリアムズ:フロアボディ、ディフューザー、サイドポッドインレット、コーク/エンジンカバー、セントラルエアインテーク
- ビザキャッシュアップRB:リアコーナー
- ハース:フロントウィング、ノーズ、フロントサスペンション、フロントコーナー
上記のとおり。
見落としがあるかもしれません。
タイヤコンパウンド
使用されるタイヤコンパウンドについて。
Formula 1 is back in action this week in Zandvoort, a track that presents one of the most complicated challenges of the season. Here is our preview 👇#F1 #DutchGP pic.twitter.com/3LXOfaToTF
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) 2024年8月19日
今回使用されるタイヤコンパウンドは上記のとおり。
C1〜C3とのこと。
C1がハード、C2がミディアム、C3がソフトタイヤ。
FP3&予選
8月24日はオランダGPのFP3と予選が行われます。
予選の結果です。
Q1 CLASSIFICATION
— Formula 1 (@F1) 2024年8月24日
Checo in charge #F1 #DutchGP pic.twitter.com/tomGAmuQka
Q1。
Q2 CLASSIFICATION
— Formula 1 (@F1) 2024年8月24日
The details from a dramatic second act of qualifying 👀#F1 #DutchGP pic.twitter.com/dKuPqIdj5d
Q2。
QUALIFYING CLASSIFICATION
— Formula 1 (@F1) 2024年8月24日
Superb from Lando Norris 💪#F1 #DutchGP pic.twitter.com/rTTORnbNd3
Q3。
F1の公式Xアカウント (@F1) のポストのとおり。
⚠️ Alex Albon has been disqualified from qualifying
— Formula 1 (@F1) 2024年8月24日
The Williams driver will start the #DutchGP from the rear of the field after his floor breached technical regulations#F1 https://t.co/nvzlE39XUy
しかし予選後、8番手だったウィリアムズの「アレックス・アルボン」のマシンに規定違反が見つかり失格、最後尾スタートとなりました。
フロアが規定より大きかったということでしょうか。
9位以下の順位が1つずつ繰り上がります。
⚠️ Lewis Hamilton has received a three-place grid drop for Sunday's race
— Formula 1 (@F1) 2024年8月24日
More info ⬇️#F1 #DutchGP https://t.co/43SoTVGxHy
Checo encounters a slow-moving Lewis and is not best pleased! 😤
— Formula 1 (@F1) 2024年8月24日
Watch all the key action from a tense qualifying 👇#F1 #DutchGP
また、予選12位だったメルセデスの「ルイス・ハミルトン」が、予選中にレッドブルの「セルジオ・ペレス」を妨害したためでしょうか、3グリッド降格処分がくだされました。
ハミルトンは12位から15位へグリッドダウン、しかしアルボンの失格があるので14位のはず。
13位のVCARB「角田裕毅」と、14位のハース「ニコ・ヒュルケンベルグ」、15位の同「ケビン・マグヌッセン」がそれぞれ1グリッド繰り上がり、アルボンの失格があるので11位角田、12位ヒュルケン、13位マグのはずです。
間違えていたら申し訳ありません。
感想
2024年F1第15戦オランダGP2日目予選の感想です。
ポールポジション
ポールポジションはマクラーレンの「ランド・ノリス」です。
LANDO NORRIS STORMS TO POLE AT ZANDVOORT!!! 🤩
— Formula 1 (@F1) 2024年8月24日
Max Verstappen joins the McLaren driver on the front row, Oscar Piastri will start third on the grid#F1 #DutchGP pic.twitter.com/whYw4Q6PAa
速かったですね。
2位のレッドブル「マックス・フェルスタッペン」に対して0.356秒差ですか、これは大きな差です。
チームメイトの「オスカー・ピアストリ」も3位に入っています。
もうどこでも速いですね、マクラーレンは。
レースでは2台で戦えるマクラーレンが圧倒的有利にあるでしょう。
コンストラクターズチャンピオンシップで、レッドブルを逆転するのもそう遠くないタイミングで訪れそう。
レッドブル
そのレッドブル。
A front row start for Max in his home race tomorrow 👏
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) 2024年8月24日
Both Bulls fighting from strong positions 💪
Result 🏁 NOR, Max, PIA, RUS, Checo, LEC, ALO, ALB, STR, GAS pic.twitter.com/10hhQfq9RI
先ほど書いたように、フェルスタッペンが2番手でした。
地元ということもあるでしょうけど、やっぱりまとめてきますね、さすが王者。
チームメイトのペレスは5番手、彼としては十分な位置にいると言っていいでしょう。
ただベルギーではフロントロウからスタートしたにもかかわらず、何もできずにずるずると後退していきましたから、まだ安心はできないですけど。
VCARB
ビザキャッシュアップRB。
Fighting from P13 and P16 tomorrow 👊 #DutchGP pic.twitter.com/ajFAzhFwqX
— Visa Cash App RB F1 Team (@visacashapprb) 2024年8月24日
角田は13位、「ダニエル・リカルド」は16位。
上述したアルボンとハミルトンのペナがあるので、角田11位、リカルド15位スタートになると思われます。
角田はFP2で7位と好調だったのに、予選では速く走れませんでしたね。
おそらく2日目の雨で初日に乗ったラバーが落ちてしまったこと、初日は強風もありましたし、目まぐるしく変わるコースコンディションにチームが対応しきれなかったのだと、私は思っています。
特にラバーが落ちたことが大きかったのでしょうね。
トラックエボリューション(タイヤのラバーが乗ることで路面コンディションの改善)が激しかったことで、アタックするタイミングの難しさもありました。
リカルドのQ1のタイムと角田のQ2のタイムがほぼ1秒違いますから、トラックエボリューションがいかに激しかったかがわかります。
そんなチーム力が問われる予選で、それに負けたVCARBはチーム力が足りていない、それが露呈したかなという印象です。
そんな中でも角田は13位とよくやった方ではないでしょうか。
リカルドはQ1敗退ですからね。
Q1のタイムで比較すると両者は0.340秒差ありました。
この2人はどこでも概ね0.3秒くらいのタイム差がある印象ですので、これが両者の力の差でしょうし、マシンの実力も引き出せていたのでしょう。
関連してリカルドに元気がないことが気になります。
サマーブレイク前は結構勢いを盛り返しているかな、と見えていたのですがどうしたのか。
来季のシートに関して、レッドブルから既に話が行っているのかも?
ダニー、残念だけどと。
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おわりに
ということで、F1の2024年第15戦オランダGP公式予選の感想を書いた記事でした。