アルピーヌがジャック・ドゥーハンを選んだことで、「ミック・シューマッハ」のF1への扉は閉ざされたか、と海外メディアが報じています。
目次
アルピーヌがドゥーハン起用を発表
アルピーヌF1が「ジャック・ドゥーハン」の来季の正規ドライバーを発表しました。
公式X (Twitter) 上などで発表しています。
この件は以前記事にしています。
ミックのF1復帰の扉は閉ざされたか?
ドゥーハンのレギュラーシート獲得は、ドイツ人「ミック・シューマッハ」がそのシートを逃したことを意味し、F1での希望が終わったかもしれない、とCrash.netが伝えています。
ミックは言わずもがなミハエル・シューマッハの息子です。
ハースで2年間F1に参戦していましたが、当時のチームボスである「ギュンター・シュタイナー」にクラッシュの多さを非難され解雇されました。
それらフルタイムのF1参戦をせずに2年目を迎えています。
今年WECでアルピーヌから参戦しているミック、この新しい関係が彼のF1復帰を早める可能性がありました。
実際にアルピーヌは以前、2025年のシート候補を探す計画する中で、彼を注意深く観察する意向を明らかにしていて、複数の選択肢のうちの1つでした。
しかし今回の決定により、彼のF1への復帰の野望は大きく後退しました。
残るシートは3つ
現時点で残っているシートは3チームに1つずつ、計3つのみです。
空いているシートは、「キミ・アントネッリ」が乗る可能性が高いメルセデスと、「リアム・ローソン」の脅威にもかかわらずベテランの「ダニエル・リカルド」がまだそのシート保持を望んでいるVCARBが含まれます。
おそらくシューマッハは、来年ザウバーとして運営されるアウディの関心を高めることができるでしょう。
アウディは、新プロジェクトのドライバーとして「ニコ・ヒュルケンベルグ」と契約しています。
ヒュルケンベルグのチームメイトを探している中、シューマッハ家がまだ持っている威厳が、彼にF1に復帰するもう一つのチャンスを与えるかもしれません。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
まぁ実質ザウバーのみですよね、ミックが狙えるシートは。
となるとライバルは「バルテリ・ボッタス」になるでしょう。
これはなかなか難しい相手と思います。
今季の周との力関係を見ても、衰えが来ているとしても、ボッタスがミックに負けることはないでしょう。
ミックがボッタスに対して有利な点があるとすれば、まだ25歳という若さですね。
F1レーサーとしてはもはや若くもないですけど。
ただ若さで言ってしまうと、F2で戦っている「ガブリエル・ボルトレト」がアウディの噂に挙がっています。
ボルトレトは現在19歳、ミックよりずっと若く、おそらく速さもミックより持っているでしょう。
「セバスチャン・ベッテル」や「ロバート・シュワルツマン」の噂もありますが、そこまで現実的ではない気がするので、今回比較しないでいいでしょう。
という感じで、ミックには何より自分のアピールポイントがないことが痛いですね。
F1だけがレースではないので、WECなりフォーミュラEなりに本格的に転身するいい頃合いと思うのですが。
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おわりに
ということで、ジャック・ドゥーハンのアルピーヌ入りによってミック・シューマッハのF1復帰の道が閉ざされたか、との報道の感想を書いた記事でした。