ルイス・ハミルトンの現レースエンジニアである「ピート・ボニントン」が2025年シーズンを前に昇進したため、彼の将来はメルセデスにある、と海外メディアが報じています。
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ルイス・ハミルトン
メルセデスF1所属のイギリス人「ルイス・ハミルトン」は2024年シーズン終了後にメルセデスを離れ、フェラーリに移籍することが決まっています。
F1史上最も成功したドライバーがチームのパートナーシップに終止符を打つことになりました。
ボニントンが昇格し残留へ
このたび、PlanetF1などがボニントンがメルセデスのレースエンジニアリングの責任者という新たな役職に昇進した、と報じました。
ハミルトンのフェラーリ移籍に伴い大きな問題となっていたのは、ハミルトンのレースエンジニアである「ボノ」こと「ピート・ボニントン」が彼に続いてスクーデリアに移籍するかどうかでした。
しかし、ボニントンがメルセデスに自らの将来を託したため、長年のレースエンジニアはハミルトンに加わらないことになりました。
ボニントンは過去12年間ハミルトンのレースエンジニアを務め、ドライバーズチャンピオンシップを6回、コンストラクターズタイトルを7回獲得するなど活躍しています。
昇進は即時発効です。
しかし、彼は新たな役割に移行しながら、2024年のF1シーズンの残り期間、引き続きハミルトンとの作業を続けることになります。
そして来年2025年も、ボニントンはレースエンジニアリングの責任者としての役割に加え、メルセデスのドライバーの一人のエンジニアとして引き続き務めます。
チームは彼の経験を生かしたいと考えています。
ボニントンとメルセデスの歴史は、ホンダ時代の2006年にまで遡ります。当初はアンドリュー・ショブリンの代役として働き、その後チームがブラウンGPに移行し、メルセデスに買収される前は、ガレージのジェンソン・バトン側で働いていました。
2012年以降、マクラーレンから移籍してきたハミルトンのマシンを担当するまでは、ミハエル・シューマッハと仕事をしていました。
ボニントンがメルセデスに残ることは決して疑いようがなかった、とも同サイトは報じています。
それは、ボノとチームの関係は20年近く前に遡るだけでなく、ハミルトンは契約に「引き抜き防止」条項を設けており、新しいチームでの役割について直接の同僚にアプローチすることを禁じていることで知られているからだ、とあります。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
記事作成現在、メルセデスF1のXを見るかぎりまだそういう発表はないみたいですが、内々に済ませるのかもしれません。
これは事実なら大きな人事発表にありそうです。
ボニントンは、レッドブルのランビアーゼと並ぶほど現代のを代表するレースエンジニアの一人という認識が私の中にもあります。
この流出阻止はメルセデスにとっては朗報、フェラーリ&ハミルトンにとっては痛手となりそうですね。
ただ、引き抜き防止がハミルトンとの契約に含まれていたのなら、規定事項だったのでしょうけど。
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おわりに
ということで、ピート・ボニントンが昇進したためメルセデス残留との報道の感想を書いた記事でした。