F1第15戦オランダGPでサマーブレイクが明けます。
レッドブルの顧問ヘルムート・マルコが、オランダGPの開催地ザントフォールトでレッドブルに大きな解決策が見つかるとは思わない、と海外メディアで語っているようです
目次
レッドブルF1
2023年、レッドブルF1は史上最も圧倒的なシーズンを送り、1レースを除く全レースで優勝し、マックス・フェルスタッペンが3年連続でF1ワールドチャンピオンを獲得したことで、2024年のF1でその地位を固めると期待されていました。
2024年、レッドブルは3回のワンツーフィニッシュを含む、開幕5戦で4勝を挙げてシーズンをスタートさせたにもかかわらず、ここ数カ月は序盤に比べるとつまずいています。
フェルスタッペンは過去9戦でわずか3勝に留まっていて、最後の勝利は6月23日のスペインGPです。
サマーブレイクまでに、彼はドライバーズランキングでランド・ノリスに対して78ポイントのリードを保ち続けています。
コンストラクターズチャンピオンシップでは、レッドブルはマクラーレンに対して42ポイントのリードを保っています。
第15戦オランダGP
2024年8月23日からF1はサマーブレイクが明け、第15戦オランダGPが開催されます。
開催地はオランダはホラント州ザントフォールトにある「ザントフォールト・サーキット」。
大きな解決策が見つかるとは思わない
レッドブルのアドバイザーである「ヘルムート・マルコ」は、ザントフォールトで大きな解決策が見つかるとは思わない、とSpeedWeek誌に語ったようです。
サマーブレイク中は2週間何も起こらないからマシンの作業は不可能だ。
問題を解決し、どこに問題があるのかを突き止めなければならない。現在の状況を開幕3レースと比較すると、マシンのバランスが取れていないからだ。
しかし、これがどのくらい早く起こるかを予測するのは難しい。ザントフォールトで大きな解決策が生まれるとは思わない。
我々は集中的にブレインストーミングを行ってきて、様々なアイデアも持っている。だが何をどのように実装するかはまだ言えない。
一つはっきりしているのは、ザントフォールトでの予選が決定的になるということ。なぜなら追い越しがほとんど不可能だからだ。
そしてマックス(フェルスタッペン)は最近そこでは好調だから、予選を成功させる可能性は十分にある。
オーストリアでもスパでも我々は最速だった。ハンガリーではほんの数百分の1秒足りなかっただけだから、我々はすでに高いレベルで不満を言っている。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
オランダでの注目点は、フェルスタッペンが久しぶりに勝利を収めることができるか以上に、セルジオ・ペレスが調子を取り戻せるかどうかでしょう。
好成績を収めることができれば首がつながる可能性が高くなり、仮にまたQ1敗退を「やらかす」と決勝でも結果を残せない可能性が高まります。
コンストラクターズチャンピオンシップ防衛の危機が迫っているため、他のサーキットより決勝での巻き返しが厳しいザントフォールトでのやらかしは致命傷になりかねません。
それは「解雇」の文字を手元にぐっと引き寄せることにもなります。
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おわりに
ということで、ヘルムート・マルコがオランダGPで大きな問題解決策が見つかるとは思わないと発言したとの報道の感想を書いた記事でした。