レッドブルF1が不調の「セルジオ・ペレス」の代わりを必要とした場合、ダニエル・リカルドがその「プランB」になると言われている、と海外メディアが報じています。
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セルジオ・ペレスの残留
第14戦ベルギーGP後の2024年7月29日、レッドブルF1の代表である「クリスチャン・ホーナー」とレッドブルの顧問である「ヘルムート・マルコ」を交えた重要な会議が行われました。
大きな議題の一つは不振を極めている所属のメキシコ人「セルジオ・ペレス」を、サマーブレイクを機に解雇するか、残留させるかだったと思われます。
話し合いの結果、ペレスは2024年末までチームに残留することに決まった、と海外の複数のメディアが伝えています。
リカルドがプランB
ペレスが、雇用主から追加の時間とサポートを受けた後でも、彼らが要求するポイントを獲得できない場合はどうなるか。
それはVCARB所属のオーストラリア人「ダニエル・リカルド」かリザーブドライバーであるニュージーランド人「リアム・ローソン」が選択肢となり、リカルドが選ばれる可能性が高いとF1.comのローレンス・バレットは述べています。
ローソンの期限
ローソンは昨年、アルファタウリで負傷したリカルドの代役としてF1デビューを果たし(バレットが言うには)活躍しました。
結果、今年の彼のレースシートを維持すべきとの意見が出たが、レッドブルはそれを却下しました。
しかし、レッドブルはローソンにフルタイムのレースシートを与える期限を設けており、期限を守れなければ、彼を永久に失うリスクを負うことになります。
(注:2024年9月までにローソンに2025シーズンのレギュラーシートが与えられなければ彼はレッドブルグループからフリーになる、とされています)
この期限はおそらく守ることができないでしょう。
しかし、レッドブルは彼を失いたくなく、引き留めのために、彼らはペレスにさらなるプレッシャーをかけることになります。
もし彼がリカルドに代わることになった場合、ローソンはVCARBのシートを得られるでしょう。
ローソンはそれだけに留まらず、未だ将来が不透明なリカルドにもプレッシャーを与えています。
リカルドは2025年の契約をまだ結んでいませんし、彼のチームメイトである日本人「角田裕毅」は契約に縛られています。
もし今季後半にリカルドの調子が落ちれば、ローソンが来シーズンの彼の代わりの候補になるでしょう。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
ローソンがリカルドの替わりになるという意見は、よくわからないです。
本当に、9月までに来季のレギュラーシートを決めていなければグループを離れられる契約になっているのなら、リカルドの今後のパフォーマンスの良し悪しなんて関係ないのでは、と思えるからです。
9月というとサマーブレイク明けて間もなくのタイミングですから、ペレスやリカルドのパフォーマンスを見て判断する時間的余裕があるとは思えないです。
わずか数戦のパフォーマンスでそれを決めるなら、今直ちに決めても大差ないでしょうと。
そもそもローソンにそんな実力があるとは思えないのですよね。
F2でさえろくに結果を残せなかったローソンにチャンスを与えるくらいなら、F2で結果を残しているアイザック・ハジャーを昇格させた方が、ずっと健全なチーム運営ではないのかと。
リザーブとしてチームのために貢献したご褒美昇格なんて、基本はなくていいと思っています。
それが通用するのは、下位カテゴリで結果を残したけど、タイミングが悪くF1シートが埋まっているから仕方なくリザーブをしているドライバーの場合に限ると私には思えます。
それに記者のバレットは、角田が契約に縛られているから昇格はない的なことを言っているようですけど、これも意味がわかりません。
ではフェルスタッペンやガスリー、アルボンが昇格したことは何だったの、となるからです。
彼らは昇格できたけど、角田には昇格できない特殊な契約になっているのでしょうか。
そんな話聞いたことがありませんけどねぇ。
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おわりに
ということで、レッドブルがセルジオ・ペレスを解雇した場合ダニエル・リカルドが「承認される」だろうとの報道の感想を書いた記事でした。