レッドブルジュニアの「アイザック・ハジャー」は現在F2チャンピオンシップをリードしています。
現在の自らの成長曲線に満足していますが、F1をもっと身近なものにするためにはもっと努力する必要があるとも述べている、と海外メディアが伝えています。
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アイザック・ハジャー
アイザック・ハジャーは現在、F2の『カンポス・レーシング』に所属しており、今季4勝を挙げてチャンピオンシップで首位に立っています。
現在19歳のアルジェリア系フランス人であるハジャーは、2年目のF2に挑戦中で、「ルーキー起用義務」として既にVCARBとレッドブルのフリー走行セッションに数回参加しています。
ハジャー、これまでを語る
ハジャーが今季F2チャンピオンシップで首位に立つまでの道のりには、課題がなかったわけではないようです。
経済的に恵まれてはいなかった、彼は当初、世界で自分の道を見つけるのが困難だったと語ります。
Red Bull Bulletinより。
カートに関してはそれほどいい思い出はないんだ。
僕はカート時代に適切なコンディションだったことがない。父は長い間メカニックの責任者だったけど、他のドライバーはプライベートチームを持っていた。
カレンダー全体を完了させることも、最高のバイクを手に入れることもできなかった。
また、自宅学習のためテストを受けている人たちがいる中、レース後に学校に戻らなければならないのももどかしかった。私にはそのルートがなかったんだ。
と。
そして、F1に向けて批判的なコメントもしているようです。
(金銭的に恵まれない環境からトップドライバーになったルイス・ハミルトンについて)彼はルールを証明する例外だ。
グリッドが正しく組み立てられていない。多くのドライバーは、全てがとても高価なために、自分の可能性を最大限に引き出すことができていない。
もしF1がサッカーと同じくらいアクセスしやすいものだったら、スターティンググリッドは今とは違ったものになっていただろう。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
裕福な家庭の子の方が、貧乏な家庭の子よりF1には行きやすいのは確かにそうなのだと思います。
カートレースを始めるところから相当に高いハードルがありますからね。
かつて『おれのサーキット』という少年漫画があり、これは四輪ではなくオートバイレース(ポケバイ)の物語なのですが、やはりお金のことがずっとライダーとしての主人公の生活・人生に影響していました。
何十年も前から今までずっと、一般人がレースを始めるハードルは高いのですよね。
『カペタ』はどうでしたっけ、当時、途中まで単行本を買っていたのですが、もはや内容をほぼ忘れてしまっています。
そんな中で、ハジャーはF1が手に届くところまで来ている、その時点で既に勝利者です。
ですが、ここで満足するようなドライバーではないでしょうし、満足しているようではいけないのでしょう。
来季のVCARBのシートを取れるといいですが、リアム・ローソンが直接的なライバルになりそうです。
ローソンはマルコたちレッドブル上層からやけに好かれていますから、実力的にハジャーが勝っていても政治的に勝てるかは、大変でしょうね。
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おわりに
ということで、アイザック・ハジャーが自分のここまでに満足しているものの、F1に改善を求める発言をしているとの報道の感想を書いた記事でした。